今日なにごともなく(3) | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

今日は母さんの誕生日だったので、

娘が寿司やらケーキやら買ってきてお祝いした。


この頃は色々なものが美味しく食べられる。

うなぎや寿司や焼き魚、好きなものを食べられるのは幸せだ。


食べる意欲が生きる力になるとつくづく感じる。


母さんも美味しいと言ってたくさん食べていた。

プレゼントにもらったベージュのカーディガンを

早速着て、嬉しそうだ。


看護師が午後から来て薬をチェックして行った。


「入院したくなければ、ちゃんと飲まないとダメですよ。

 隠したりしないでくださいね。」

と言われた。


カレンダーのポケットから抜いて飲んでないのを知っているのかな?


調子が良いので、ついつい薬のことを忘れてしまうこともある。

飲まなくてもこんなに食欲もあり、調子良いのだから

そんなに脅かさなくても。


看護師は言いすぎたと思ったのか

「でも最近顔色良いですね。体調良さそうですね。」と言ってくれる。


さっきお誕生日の乾杯でビール3杯飲んだからかもしれないが・・・