望むこと(7) | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

今日は母さんが美容院へ行ったので、

買い物してくるだろう。

刺身を買ってくると言っていたかな。

生のものはたまにしか食べられないから

楽しみだ。


昨日は娘が来て

手すりや風呂で使う椅子とか楽に履ける靴とか

カタログや写真で必要性を説明していた。


廊下の手すりはまだ大丈夫だ、と話した。

壁を伝って行けば私も母さんも危なくない。


風呂も手すりはいらないが、

浴槽に入るのに足があがらないと言ったら

椅子があるといい、手すりを付けるといい、と言っていた。

まあまだ大丈夫だ。


靴はサンダルで歩くのは自分でも危険な気がするので、

時々は靴を履いている。

昔から履いている靴だが、履くときがちょっと大変な時もある。


履きやすくて軽い靴があるから、買ってくると娘が言っていた。

母さんにも見てくるから、ということだった。


この次来るときは寿司が食べたい、と言ったら

「また?毎週食べているけど飽きない?」と言われた。

そうだったかな。


でも母さんも私も寿司が好きだから、いいんだ。