望むこと(4) | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

突然、訪問リハビリをやりに来ました、という男性が来た。

娘の話では来週話し合ってから

今後を決めるということじゃなかったか。

急に変わったのか?


まあわざわざ来てくれた人に文句言ってもしょうがない。

部屋のベッドに横になってくれ、というので

その通りにした。


それから1時間近く、身体をこっち向け、あっち向けと言い、

足をあげろ、さげろ、

手を上、横、と運動させる。

動かない身体にアレコレ言われても無理なんだが。


言っても聞かないような人に見えたので、

だまって我慢した。


やっと終わって帰って行ってから

身体は痛いわ、疲れるわで腹が立ってきた。

なんなんだ、あれは。

連絡もしないで急に来て、

高齢な相手に向かって、ハードなことをやらせて、つらくてたまらない。


せっかく来てくれたと思って言わなかったが、

娘が来たらもう来るなと連絡させよう。


自分のことは自分が一番良くわかっている。

自分で考えて廊下を歩いたりしているんだ。

人が出たり入ったりするのはもうごめんだ。

静かに過ごしたいんだ。


なんでこの気持ちが理解できないんだ。