いつからだろう(6)a | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

今日は介護申請のために病院へ行かなくてはいけない日だが・・・


足は痛いし、外に出るのは困難だし、

なにより誰かの助けなんていらない毎日なんだから、

なんでわざわざ・・・


でも娘も病院に問合せしたり、仕事も休んで来てくれるというし。


行くだけ行くか!


自分がちょっと我慢すれば良いんだ。


娘が来た。

「お父さん、体調はどう?足痛い?」と聞いてくるので、

「まあとにかく一度は行かないとならないんだから、

クリニックへ行くか。タクシーで。」と答えた。


娘は安心したように、母さんと一緒に支度し始めた。


保険証がないとか、診察券がないとか、

タクシーは何時に来る、とかやっていたが、

なんとか出発できた。


杖をつけば歩くのも大丈夫そうだ。


久しぶりに外に出た。

車の窓から見る景色も見慣れたものだが、季節が変わっていた。

そういえば、4カ月前には大きな地震があったんだったな。