いつからだろう(2)a | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

5月ごろから娘は以前より頻繁に来ている。


「介護保険」というものの説明を毎回していく。


医療保険と同じようなものなのか?

それとも生命保険みたいなものなのか?


国が年寄りの面倒を見るための制度?

いつ出来たんだろう。

そういえば新聞やテレビで聞いたことあったような気がする。


書類やパンフレットを見せられたが、

動けなくなった年寄りのためのもので、私には関係ないようだ。


娘は母さんと商店街で待ち合わせをして

買い物を一緒にしたあとに、我が家で昼ごはんを食べてしゃべっていく。


本や雑誌などは娘に頼んで買ってきてもらうことも多くなった。

私は足が悪くなって、外に出るのが難しくなったのだ。

いつからだろうか。

先月くらいからかもしれない。


でも食べることをはじめ、生活するのに何も困ってないので、

老夫婦ふたりでやっていくのが一番。


今までと何も変わっていないし、

まだまだ二人ともちゃんとしている。