人格破壊(25) | ㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

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現役探偵・梅木 栄二(50代)の日々考えている事を事務所に帰った時まとめてみるつもりだったのが・・・。
いつしか勝手に小説化!へタレでド素人な小説読んでやって下さいぃ~。

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現在、貴重なコメント・プチメを下さる皆様にご返事や御礼を出す時間が無く、大変ご迷惑をおかけしております・・・・。時間はかかりますが必ず御礼申し上げたいと思っておりますので・・・もう暫くお待ち下さいガクリ


                   by梅木 栄二



【本編】


「昨夜のベ○ツの男」


【氏名】 S

【年齢】55歳

【職業】会社役員

【家族】妻・子(1人)


その時間・・・私とY君は事務所に居た・・・。


「ところで・・・・なんでおめ~昨日勝手に帰んだよ!!」


「ちゃんとメールしたじゃないっすか!!もう・・・自分昨日は彼女とデートの約束だったんすよ!ちゃんと事前に社長に言ってたじゃないっすか!!なのに・・・それ忘れてんの社長っすよ!!」


「・・・・・だったっけ・・・?」


「・・・ったく・・いつもそんな調子なんすから・・・おかげでこっちはねぇ、昨夜家に戻ったら彼女もう居なくって「馬鹿」って置き手紙してあったんすよ!!!もしも彼女にフラれたら社長のせいっすからね!!怒り


「・・・・そうなの・・・・ゴメンなさい・・・」


「大体・・・自分が奥さんや子供さんから相手にされてないからって・・僕まで巻き込まないで下さいよ・・・」


「あ!!・・・おめぇ・・・言ってはいけない事を!!なんだよおめぇだって結局彼女と会ったところでどうせ・・・」


「・・・どうせ何すか?」


「変態S○Xするダケだろっっっ!!」


「あ~!!社長僕達を馬鹿にしてるっすね!!それも立派な(愛の形なんすよ!!」


「バカヤロウ!!変態に愛の形もへったくれもあるかいっっっ!!」


「ふっ・・・・相手にされない一家の主も寂しいっすねぇ・・・」


「な・・・ななな・・・何ぃ・・・・は?


そんな他愛も無い会話の途中、電話は鳴った。


「OTSでございます!」


「あ・・・梅木さんですか・・・Tです。」


正直・・・「来た!!」と思った・・・。


「Tさん、いつもお世話になります・・・。」


「あのう・・・今日、調査代金をお持ちしようと思って・・・」


「そんなに慌てなくていいですよ・・・ご都合の良い時に・・」


「いえ・・・どうしても状況が聞きたくて・・・」


「・・・・・・・・・」


正直・・・これ以上誤魔化し様が無いと思った・・・。


「しかし・・・今帰省されてるんですか?」


「はい。今日・明日と有給を取ってきました・・・。今後の打ち合わせも今のうちにしておこうと思って・・・」


もはやこれ以上話を先延ばしするのはご依頼者T氏の手前難しいと判断した私は・・・


「分かりました・・・しかし・・・本日も一応私はTさんの件で調査に出ようと思っていたのですが・・」


「はぁ・・・しかし私も時間が限られていまして・・・」


「そうですよね。大変失礼致しました・・・今日は何時頃?」


「家内が帰宅するまでには・・・帰りたいので午後3時頃いいですか・・・?」


「分かりました・・・お待ちしております」


「ただ・・・報告書はまだになりますが宜しいですか?」


「ええ・・・分かってます。」


「わかりました・・・それでは・・・」


私は電話を置いた。


「Tさんすか?」


「あぁ・・・」


「難しいっすねぇ・・・」


「あぁ・・・・まだ全容解明って訳じゃないしな・・・・」


私は時計に目をやった・・・・・・


「はぁ?」


時計の針は午後2時30分を指していた・・・・あせ①


「おい!!午後3時って・・・・あと30分しかないじゃないか!!・・・・おいおい・・心の準備ってぇモノが・・・・」


「じゃ!!ちょっと早めっすケド僕現場に行ってるっす!!」


「あ!!てめ~汚ぇぞ!!俺一人置いていく気かい!!」


「もうこの現場は僕一人で大丈夫っすよ!安心して下さい」


「ふざけんな馬鹿ヤロ~!!」


「お疲れっす!!」


・・・一人残された事務所内に・・・不穏な空気が立ち込めてきた・・


(続く)※いつも短くてスミマセン・・・・