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「アロマテラピーで未病と向き合う」「アロマテラピーで健康づくり」「医療・介護とアロマテラピー」などの
講座やワークショップを行なっています

最近、話題になっているらしいですね。
「酢しょうが」
早速作ってみてしまいました。


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作り方は至ってシンプル。
●しょうがのみじん切り 100g
●黒酢 100cc
●ハチミツ 大さじ1


1日漬けこむだけ。
ちなみにしょうがは皮ごと使います。


1日大さじ1杯分を食べると
血圧を下げる
新陳代謝をアップ・ダイエット
冷え性、低体温の改善
免疫力アップ
などの効果があるのだとか。


ドレッシングにしたり
炊き込みごはんにしたり
ありとあらゆるおかずにトッピングして
とても使いやすそうです。


実は、夏になると
似たようなものを作っていました。
しょうがを薄くスライスして
甘酢+しょうゆ風味に漬けます。


運動した後や疲れた時に食べるのですが
汗をかいてうしなわれた
塩分の補給にもなり
クエン酸としょうがの力で
疲労の回復が早いような気がします。



しょうがの健康効果の正体は
「ジンゲロール」という成分。
免疫力を高めたり
疲労回復などの効果が知られています。


ジンゲロールといえば、そう
精油の「ジンジャー」も同じですね。


ジンジャー精油は
香りが強く、ブレンドが難しいのと
皮膚や粘膜への刺激が強いので
個人的には使いにくい精油のひとつ。


オレンジスイートなどの柑橘系の
精油がブレンドしやすいでしょうか。
足浴とか、下肢や腰部など
部分的なトリートメントが
使いやすいような気がします。


いずれにしても香りが強いため
分量は少なめになります。
となると、効率的なのは
やはり「経口摂取」ですよね。


さらに「ジンゲロール」は
熱が加わると「ショウガオール」という
成分にかわり、こちらの方に
新陳代謝を促進したり
加温効果があるのだそう。
熱が加わると壊れてしまう
栄養成分が多い中で
実にありがたいものです。


こうやって考えると
アロマセラピーって
生活に根付いているんだなと感じます。
同時にそろそろ
ハーブとか薬膳とか
「口に入るもの」についても
勉強してみたいと感じる今日このごろです。


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「腰痛のセルフケア」について
前回の記事から続けてお読みください。


腰痛のセルフケア  1


足浴~セルフトリートメントに続いて
いよいよ腰部のストレッチです。


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ここで「腰痛」について少しお話しします。
腰痛の大半(8割ともいわれます)は
明らかな腰の疾患がなく
原因不明であるとされています。
「特発性腰痛」とか
「筋膜性腰痛」ともいいます。


ちなみにここで補足すると
前回の記事で取り上げた
安静時の痛みを伴う腰痛は
筋肉や関節、靭帯などの
急性の炎症を示唆する症状。
足首の捻挫をイメージすると
分かりやすいでしょうか。


お風呂で温めたり、無理に動かしたり
ましてや運動はしませんよね?
冷やして、安静が正解です。


特発性腰痛の痛みを緩和したり
腰痛の「予防」として注目されているのが
「腸腰筋」です。
腸腰筋は3つの筋肉の総称で
脊柱に付着している「大腰筋」「小腰筋」
骨盤に付着している「腸骨筋」
からなっています。


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「インナーマッスル」とか
「抗重力筋」という言葉を
聞いたことがあるかと思います。


身体の深部(inner)にあって
重力に抗して姿勢を保つ
ための筋肉という意味です。


腸腰筋は腰部の
インナーマッスルの代表選手。
骨盤と脊骨の位置をコントロールし
姿勢を保つための重要な筋肉です。


腸腰筋の働きはもうひとつ。
股関節を曲げたり
骨盤の傾きを調整します。


つまり、
立ち仕事をしていたり
前かがみの作業をしたり
ずっと椅子に座っていたり…
(かがみや座位で股関節は曲がっています)
その間じゅう腸腰筋は
ずっと働きっぱなしなのです。


やがて筋肉がガチガチに硬くなって
筋内の血流が阻害されると
「痛み」を発するといわれています。


足浴で下半身を温めることも
オイルトリートメントで
血流を促進することも
結果的に筋内の血流を促して
痛みを和らげることにつながり
続けて行うストレッチの
効果をさらに高めてくれます。


そこに精油の成分がプラスされたら
こちらでも相乗効果が得られますね。
身体を温める効果
リラクゼーション
痛みを和らげる効果など
精油の選択肢は多いと思います。


さあ、いよいよ「腸腰筋ストレッチ」です。


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ここでは仰向けで行う簡単ストレッチを2つ。


*フローリングなど床の上で行いましょう!


【 始める前にチェック 】
脚を真っ直ぐ伸ばして仰向けに寝ます
●腰と床の間に隙間がありますか?
●膝はまっすぐ伸びていますか?

  
腸腰筋エクササイズ ①
    1.両膝を立てて仰向けに寝ます
       両手は自然に広げて身体を支えます
    2.両膝をゆっくりと右側に倒します
       *腰が極端に浮き上がったり
           両肩が床から離れないように
       *左側の腰が伸ばされることを意識して
    3.そのまま10秒間保ちます
    4.左右交互に各5回程度行います
    
    *膝を倒す方向とは逆の方向に
       顔を向けると更に効果的です!


腸腰筋エクササイズ  ②
    1.脚をのばして仰向けに寝ます
    2.右脚をを曲げて膝を両手で抱え
       胸の方へ引き寄せます
       *この際、ストレッチされているのは 
           左側の腸腰筋です
       *左膝を真っ直ぐ伸ばすことを
          意識しましましょう!
    3.このまま10秒間保ちます
    4.左右交互に各5回程度行います


再び、脚を伸ばして仰向けに寝ます
●腰がべったりと床についていますか?
●身体全体が床に密着しているような感じ
  がありますか?
腸腰筋が緩んでいるサインです!



********************

こちらの記事も併せてぜひ↓↓

●ストレッチのすすめシリーズ  4
  より効果的なストレッチを行うための
   7つのコツ


●セルフケアシリーズ「肩こり」編
   肩こりとアロマセラピー 
 「胸鎖乳突筋のストレッチ」


******************** 
寒かったり、暖かかったり
体調を崩しやすい陽気が続いていますね。


最近…でもないのですが
「腰痛」に悩まされています。
今晩は腰部~下肢のセルフケア
してから眠ろうと思います。


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入浴しながら「ながら足浴」で
足部を温めてきたところです。


腰痛のセルフケアは
足浴からはじめて
セルフトリートメント
ストレッチングを行っています。


セルフケアをするにあたって
まず、大切なのは
自己チェックをすることです。


●痛みの程度
  歩いたりかがんだりしなくても
  痛みがあるかどうか
  (安静時痛といいます)
●何かきっかけはなかったか
  例えば、重いものを持ち上げた
  腰を急激にひねった、など


明らかなきっかけがあり
安静時にも痛みがある時は
何もしないで、ゆっくり休みます。
黙って湿布薬のお世話になります。
これは「急性腰痛」という状態で
安静が一番の治療法です。


次にチェックするのは
●足の冷えやむくみの様子

  
自覚がないところで
ひどくむくんでいたりするので
意識的に触れてみるようにしています。
むくみや冷えがある時は
血流を促進してくれるような
精油をチョイスします。


安静時の痛みはなくて
足の冷えやむくみもさほど気にならない
というような時には
筋肉の緊張を緩めてくれる精油を。


さて、今晩は
左下肢にかなりむくみがあります。
痛みは歩行時にあり
足を伸ばして仰臥位(仰向け)に
なるのが辛い、といったところです。
臀部や大腿の後ろに
「硬さ」を感じています。


ホホバオイルに
セントジョーンズワートオイルを
加えてブレンドオイルにしました。
精油はこんな感じで選びました。
ゼラニウム
サイプレス
ローズマリー


セルフトリートメントは
腰部は左右の手を使って
臀部までくるくると円を描くように。
普段はセルフではあまりやらない
大腿も大腿四頭筋やハムストリングを
両手で包むようにして
上下に手を動かします。
次に行うストレッチングの
効果を高めるのがねらいです。


ストレッチングについては
仰向けに寝たまま
簡単にできる内容です。


●ご自身の腰痛ケアに
●セルフケアを提案するセラピストの方


などにも使える内容だと思いますので
次回ご紹介してみようと思います。



続きはこちらから↓↓
腰痛のセルフケア 2  ~腸腰筋ストレッチ~




2016年3月12日の朝日新聞ニュースです。

(↑クリックで記事が表示されます。)


またまたきましたね。
「笑い」の効能。
今回は脳卒中や心疾患
発症リスクとの関連性を示唆しています。


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以前に書いたこちらの記事も
併せてお読みください。
「笑いと健康感について考える」


それでは、今回のこの記事も
作業療法士的に読み解くとすると


「生活習慣病予防」や「健康づくり」は
「食事」と「運動」しかない!
思い込んでいませんか?ということ。


「運動苦手で~」
「続かなかった時の罪悪感がなぁ…」
「ほんの少しの自分の時間が取れなくて~」
(食事に制限をつけるのはそもそも
   大変な意思が必要なことですよね。)


と…マイナスイメージばかりがつきまとい
どうしても一歩を踏み出せない方や
そもそも目をそむけてしまう方も
いるのではないでしょうか。


いつもいつもカロリーや塩分、糖分を
気にするあまり
心から楽しめない食事
ただただ「継続あるのみ」と
強迫観念にかられて行う運動
こんなに頑張ってるのに
結果が出ないのはなぜ?
お悩みの人も多いかと思います。


しかも、続かないのは
「意思が弱いから」
「意識が低いから」
などと自分を追い込んでしまったり…。
これでは健康どころか
「不健康感」のかたまり
でしかありませんよね。


私は発症直後の脳血管障害の
リハビリに携わっておりました。
確かに、脳卒中を発症した方の多くは
高脂血症や高血圧という
リスクファクターをお持ちです。
これらのリスクを減らすためには
「食事」と「運動」が有効である
ことは間違いありません。


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しかし、これといったリスクのない方が
脳梗塞を発症することが実際にあります。
若い女性だったり、働き盛りの男性の
場合が多い印象があります。
なんでもかんでも「ストレス」
原因を求めて解決するのは
納得がいかないような気もしますが
「職場環境が変わった」とか
「大きな人生の節目にあった」
という話はいくつも聞きました。


どうやら人は食事と運動「だけ」では
健康にはなれないようです。


「健康」や「健康づくり」
という言葉ももっと幅広く、大きく
捉え直す必要があると思うのです。


「最近疲れてない?」
「なんだか顔色が悪いよ」
「たまにはゆっくり眠ってね」
と声をかけてくれたり
自分では分からないような
心身の「異変」に気づいてくれる
人との関係を保つこと


大声で笑える「対象」を見つけること
(一緒に笑い合う相手でもいいし
    可愛いペットやお孫さんの存在とか
    好きな芸能人やTVでもいいですよね!)


趣味に没頭したり
たまには愚痴を言い合ったり
カラオケや旅行
アロマセラピーなど
自分なりのストレス解消法を
見つけること


溢れかえる情報の中から
疾患や障害についての
「正しい知識」を選び取ること


こういうこともすべて
「健康」や「健康づくり」の
重要な要素なのです。


…という風に考えれば
少し気が楽になりませんか?


実はこれ「健康行動理論」という
いかにして健康づくりにつながる
行動を起こしたり、継続させるか
という話につながっていきます。
こちらは次回以降に。











東日本大震災から今日で5年ですね。
あの日、みなさんはどんな1日を
過ごしていましたか。


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当時は急性期病院に勤務しておりました。
いつものように慌ただしく午前中の
外来患者さんへのリハビリを終えて
午後は比較的ゆったりとした時間の中で
入院患者さんのリハビリをしていました。

 
肩を骨折した高齢の女性を
担当していたと記憶しています。
入院中は歩く距離が少なくなりがちなので
平行棒を使って歩いていただいていた時
大きな揺れがやってきました。
渦流浴用の浴槽の湯が
ザバザバと溢れてくるのを横目に
なるべく平静を装い
すぐ椅子に座るよう声掛けをしました。

 
長い揺れがおさまり
「すごかったね」と声をかけると
「何が?」と言うのです!
「あなたがいたずらして
   平行棒を揺らしてたんじゃないの」と!
 

当時勤務していた病院の建物は
「免震構造」といって
一緒に揺れながら衝撃を吸収する
というものらしく
例えば震度5の揺れならば
建物内にいる人はそれ以上の
揺れを体感していたのだと
後から知らされました。

 
その大きな揺れに気がつかない
お年寄りの「体感」。
他にも地震に気がつかない方が多数で
案外静かなリハビリセンターなのでした。
その事実に驚いている間はなく
施設内の安全性を確認しながら
患者さん達を無事に病室へ送り届けました。

 
患者さんを目の前にして
私も気を張っていたのでしょう。
それから急に膝がガクガクと
震えだしたことをよく覚えています。
 

さて、翌日以降というもの
さすがに外来患者さんのリハビリは
開店休業状態でした。
いち早く被災地に入る医師や看護師達の姿を
ニュースで見るたび
「セラピストなんて本当に無力なものだ」と
痛感しました。
被災地の映像を観ながら
「呑気にリハビリしてる場合じゃない」
かもしれないとも思いました。
 

そんな中で始まったのが
あの「計画停電」でした。
病院は自家発電で電力を維持するのですが
それも必要最低限の部署のみ。
リハビリセンターは小さな照明がつく程度で
すべての訓練用機器は使用できません。
病院内でも優先順位が低いものなんだな、と
ここでも改めて無力感を味わいました。

 
私が担当していた患者さんが
お弁当を作って持って来てくれました
どこで聞いてきたのか
職員は入院患者さんの食事の提供に
影響が出ないよう、食堂を使わず
自主的に昼食を持参していたのです。


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お弁当をありがたく頂きながら
「無力だなんてふてくされたって仕方ない」
今できることをしようと思いました。
普段は次から次にやってくる
患者さんの対応に忙殺されて
先延ばしにしていた
事務作業などを黙々とこなしました。

 
そして、停電中は消灯されてしまい
訓練用機器も使用できない状況だったので
外来リハビリは停電していない時間帯のみ
入院患者さんはなるべく病棟で行う
という日々が続きました。

 
私の心の中には、
外来の患者さんを診ながら
「リハビリ通院なんかしてる場合か」
という気持ちが正直、ありました。
恵まれすぎているし
もっと他にすることはないのか、と。

 
計画停電にも少しなれてきた頃
複数の患者さんたちが言いました。
「停電時にこそリハビリがしたい」と。
電気が消えてしまうと
家事もストップしてしまうし
ただ家に閉じこもっていても
いろいろ被災地のこととか考え込んでしまい
何をしたらいいのか分からなくなるから
みんなと一緒にリハビリをしていたい
と言うのでした。

 
患者さんたちもいろいろな想いを抱えながら
でも必死に、つとめて
「普通の生活を守ろう」としていたのです。

 
停電中は会計等の事務作業も
ストップしてしまうため
事務方の反対もあったのですが
患者さんたちの希望に答える形で
薄暗いリハセンターでの
外来リハビリを稼働させました。

 
目の前の患者さんたちの
「いつもの生活、いつもの治療」が
続けられるような環境を提供すること
それが私の職務であり
自分のすべきことをまっとうする限りは
「無力ではない」ということを
患者さんに教えてもらった気がしています。
 

ちなみに、お弁当のお返しに
「装具」(スプリントといいます)を
私の練習、試作品ということで
プレゼントさせていただきました。
親指の筋肉に麻痺があり
コインなどの小さい物が
うまくつまめない方の
ために作る治療用の装具です。
見事に一円玉がつまめるようになりました。


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いつかきちんと治療法のひとつとして
提供できるまでになりたいと
思っていた「装具」でしたが
作製に時間がかかるため、きちんと
取り組めずにいたものでした。


後にこのスプリント作製が
私の仕事の一部となるのでした。


「これまでとは少し違ったかたちの
   患者さんとの関わり方」
これも、大震災から教わったことの
ひとつかもしれません。