OTPLUS*a |作業療法士・アロマセラピストのブログ| -26ページ目
鬱陶しい陽気が続いています。
心が折れそうな時は、夏の旅行の計画を☆
『北海道ガーデン街道』
旭川~十勝までの約250㎞を結ぶ
街道沿いに、それぞれ趣向の異なる
8つのガーデンが点在しています。
(詳しくはこちらから👇)
倉本 聰のドラマの撮影にも使われた
「風のガーデン」と「上野ファーム」
チョコレートでおなじみの六花亭が
運営している「六花の森」などなど。
8つのガーデンの他にも
富良野のラベンダーといえばここ!
「富田ファーム」も街道沿いにあります。
以前、このブログでも書いていますが
オリジナルのラベンダー精油
『おかむらさき』は
精油に親しむきっかけとなった1本。
今でも大好きな香りです。
ちなみにこちらではラベンダー精油の
蒸留過程を見学できるんですよね。
北海道の夏は一面のラベンダー畑が
やはり一番の見どころですが
いろんな種類のハーブも見頃になります。
北海道に初めて訪れたのは20代の頃。
以来、毎年のように行くようになりました。
私は横浜出身なのですが
なんだか生まれ故郷に帰ってきたような
不思議な感覚があります。
ちなみにこのブログで使っている
草木や花の写真の中にも
旭川や富良野で撮ってきたものを
いくつも登場させています。
こちらは「上野ファーム」から1枚。
このブログのモバイル版のトップ画像。
改めて考えてみると、
不思議な親近感には理由があります。
まずはこの本。
前田真三写真集 『夏雲の丘』
この写真集は中学生の頃に手に入れて
以来ずっと大切にしているもの。
美瑛の風景は、予想を裏切らない
まさに写真どおりの
色も、雄大さも、空の高さも。
それと、やはり六花亭。
「十勝六花」が描かれた包装紙が
子供の頃から好きだったようで
お土産にお菓子を頂くと
やぶかないようにそっと包みを開いて
包装紙を大事にとって置いたことを
よく覚えています。
ちなみに今回、密かに狙っているのが
これ(笑)
梅雨はまだまだ続きそうです。
鬱陶しい陽気の日には
気分まで湿っぽくならないよう
なるべく楽しい事を考えて
乗り切るのもひとつの方法ですね。
作業療法士・アロマセラピストsueです。
いつもお読み頂きありがとうございます。
突然ですが、このブログの検索ワードを
改めて見てみますと
『アロマ』よりも『作業療法』の方が
どうやら多いようです。
読者になって下さっているのは
アロマやハーブに関わっておられる方が
大多数を占めています。
アロマやハーブを通じて
作業療法(リハビリテーション)を
知って頂くきっかけになっているのなら
こんなにありがたいことはありません。
自然療法と医療・介護を「つなぐ」こと
これは自分の役割なのではないかと
勝手に思っているからです。
「ハンド」という検索ワードも多いことが
非常に嬉しかったりしています。
ところで、ハンドケアやハンドセラピーなど
「ハンド」に関する施術をあらわす
名称や資格はたくさんありますね。
手の外傷や疾患に対する作業療法は
『ハンドセラピィ』といいます。
(セラピィ、と表記します)
養成校の学生の頃、1年生の秋には
「臨床に出たらハンドをやりたい」と
早くもこころに決めていました。
30名ほどのクラスで1人いるかいないかの
実はマニアックな領域です。
脳血管障害とか精神科作業療法の方が
人気が高いですし、ニーズもあります。
そのきっかけとなったのは
1年生の夏に受けたとある講義。
現職の作業療法士向けの講座でした。
手の機能解剖といって
骨や筋肉、神経、皮膚や爪などの話。
手という小さなスペースの中の
34個の筋肉と54個の骨
無数にはりめぐらされた神経や血管
微細で精巧な動き…
神秘的で魅力的なものに思えました。
そして外傷や疾患学。
先生が担当した患者さんの
膨大な数の写真や画像を見ながらの
ケーススタディはすべてが経験談なので
生き生きとした情報ばかり。
ケースに対する思い入れや
セラピストとケースの関係性までもが
伝わってくるものでした。
疾患に対する知識も
セラピィに関する知識もないに等しく
解剖学の勉強も始まったばかりの学生には
難しすぎる内容のはずなのに
「すごい!面白い!」と思わせる
説得力と圧倒的なパワーがありました。
そしてヒトの「手」に対する
オタク的な愛情と
「畏怖」ともいうべきリスペクト。
その当時の思いのまま
ハンドの作業療法士になりました。
臨床で仕事をするようになってからも
この講義をよく思い出すのです。
患者さん達はなぜ
映像に残すことや教材となることも
こころよく許可して下さるのでしょうか。
自分だったら…と思うと
私自身はなかなか患者さんには
切り出しにくいのも事実です。
外傷があったり、腫れがひどかったり
生々しい手術創、グロテスクな固定器具など
「見るのも、思い出すのも辛い」
記録ばかりだと思います。
しかも100%完治して
ハッピーエンドならいいのですが
麻痺や変形が残ることもあります。
多くの患者さんと関わってきて
その答えが分かるような気がします。
ケガや病気をしたことは不幸だけど
決して無駄ではなかった
自分にとって意味があることだった
そう思える「何か」が欲しいから。
ケガや病気をしたことへの
「悔い」ばかりが残らないように。
その「何か」の中のひとつが
自分と同じような経験をしている
患者さんの役に立つこと
誰かの学びの糧になること、という
答えを出されたのかもしれません。
家族との関係を見直したり
仕事との向き合い方が変わる
いいきっかけになった、と思えたり
自分の経験を誰かの為に役立てて
欲しいと願ったり
それが、本当の意味で
ケガや病気が「治癒する」ということ
なのだと思うことがあります。
「先生が(自分と同じような)次の
患者さんのリハビリをする時の少しでも
役に立てれば…」と
経験談や情報を積極的に提供して下さる
患者さんは多くいらっしゃいます。
ひとりひとりの患者さんの経験を
余すことなく全て
次の患者さんへ生かすこと
患者さんの「思い」を受け止めて
悔いを残さず、治癒へと導くこと
それがセラピストの使命であり
私が最も大切にしたいと思うことです。
前回、梅雨時期の体調不良とアロマセラピー
というテーマで記事を書きました。
(詳しくはこちらから)
梅雨時期のアロマセラピー
~梅雨バテと気象病~
調子がよくないのはどうやら
ヒトだけではないようです。
今日はうちの大切な家族の
受診に来ています。
ミニチュアダックス(♂)です。
いつまでもやんちゃな顔をしていますが
年齢的にはもうおじいちゃん
ちょっとの事でも心配になります。
イヌもやはり湿度と急激な気温の変化が
苦手らしいことがよくわかります。
なんとなく活気がなく寝てばかりいたり
お腹の具合が悪くなったり…。
さて、待合室の画面からは
いろんな犬猫情報が
見れるようになっています。
「愛犬へのタッチケア」もそのひとつ。
その効果・効能はヒトと全く同じなのです!
*副交感神経を優位にする
*不安や恐怖心を軽減する
*情緒を安定させる…
仔犬の頃から消化器の病気を持っていて
手術や入院もしています。
いつもお腹の調子に敏感で
なんだかビクビクしながら
生活しているような感じがします。
熟睡しているように見えても
誰かの気配がすると過剰にピクっとしたり
お腹に触れられることに敏感に反応
してしまいます。
入院や手術の「トラウマ」
心に受けたダメージは
私たちの想像以上に大きかったよう。
前回の入院後から「タッチケア」を
毎晩行うようにしました。
背中や肩甲骨のあたりに手を密着させて
ゆっくりゆっくりと動かしていきます。
手の温かさと少しの重みが
本当に好きなようです。
だんだんと呼吸が深くなり
安心していることが伝わってきますよ。
「せかいいちいいこ」
「かわいい、だいすき」
そんな声かけも嬉しいようです。
「子守唄」みたいなものなのでしょう。
1ヶ月くらい経った頃には
誰かの気配にピクっと敏感に反応することも
お腹に触れられると身体を強張らせることも
ほとんどなくなりました。
退院して間もない頃には
なんとなく硬かった表情も
すっかり穏やかになりました。
本当に同じですね、ヒトもイヌも。
6月。
梅雨に入りました。
体調を崩しておられる方
なんとなく調子がよくないなと
感じておられる方は
多いのではないでしょうか。
曇りや雨の日
湿度が高い日
寒暖差が大きい日など
気象によって出現する心身の不調を
『気象病』と言います。
*腰や膝などの関節痛
*坐骨神経や肋間神経などの神経痛
*頭痛
*めまい
*肩こり
*身体のむくみ
*うつ症状
*身体のだるさ、疲れやすい
などの症状が挙げられます。
慢性関節リウマチや気管支喘息
偏頭痛、高血圧などの「持病」が
悪化しやすいとも言われています。
治ったはずの骨折やケガなどの
いわゆる「古傷が痛む」
ということもよくある時期です。
特に梅雨の時期は
曇りや雨の日が多く
ムシムシと湿度が高い
冷房の使用頻度が増えることから
症状が出やすい条件が揃っていますね。
『梅雨バテ』なんて言葉もあるそう。
気象病は主に気圧や湿度の変化による
「自律神経の乱れ」が原因とされています。
①低気圧の影響
耳の奥の「内耳」という部分には
平衡感覚や重力加速度、気圧の
受容器(センサー)があります。
低気圧の接近など気圧の変化により
この圧受容器が変調をきたすと
めまいを起こしやすくするだけでなく
交感神経が優位にはたらき
血圧が高くなったり
頭痛や肩こりになりやすいと言われます。
②湿度による影響
温度や湿度が高くなると
体温を下げるため血管が拡張します。
すると細胞の内から外へ水分は
どんどん移動していきますが
湿度が高い分、発汗として体外へ出にくく
「内にこもったような」状態になります。
特にこの梅雨の時期に
手足がむくみやすいのはそのためです。
さらに、この血管の拡張が
偏頭痛や神経痛などの「痛み」の
原因とされています。
むくみは身体のだるさや
疲れやすさにもつながります。
すでに起きてしまった症状については
薬に頼ることが必要な場合もありますが
症状がひどくならないために
あるいは症状が出にくくなるよう
アロマセラピーやちょっとした生活の工夫で
「予防」できることはあると思います。
それはズバリ、日ごろから
自律神経のバランスを整えて
気象の変化に影響を受けにくい
身体づくりです。
⑴精油選びのポイント
梅雨バテの原因や特徴から
次のようなキーワードで精油を選ぶ
というのもよさそうです。
①自律神経のバランスを整える
ラベンダー・ゼラニウム
カモミールローマンなど
②うっ滞を流す
サイプレス・ジュニパーベリー
③疲労回復
レモングラス・ローズマリー
④気分を明るく
レモン・ペパーミントなど
⑵日常生活で気をつけること
①適度な発汗
ウォーキングなどの軽い運動や全身浴で
適度な発汗を促しましょう
②温度よりも湿度
エアコンは温度よりもドライ機能で湿度を
下げましょう
その他にもストレスをためないことや
疲労回復に効果的な「クエン酸」を
(レモンとか酢の物、梅干しなど)
うまく摂取することも大切です。
たとえばこの吸い込まれてしまいそうな
紫陽花のブルーの色。
鬱陶しい季節にも探してみれば
楽しみ方はありそうですね。
タクティールケアについて書いた
前回の記事の続きです。
『タクティールケア』の本当の意味
特に初対面の方へ
タッチケアを始める前に
普段から意識していることを
いくつか挙げてみたいと思います。
リハビリがスムーズに進んだり
ハンドトリートメントの効果が
最大限に発揮されるよう
安心感や信頼感を構築する為の
プロセスだと思って
日頃から大切にしていることです。
私も初対面の方と接するのは
いささか緊張します。
自分自身が緊張したり
身構えすぎてしまわない為でもあります。
ご存知の方も多いと思いますが
パーソナルスペース
という考え方があります。
相手に近づかれると不快に
感じられてしまう距離のことです。
欧米人に比べて日本人は
そして女性よりも男性は
パーソナルスペースが広いと言われますが
個人差がとても大きいものです。
(詳しくはこちらをクリック☝︎)
相手のパーソナルスペースを
むやみに侵さないことは大切なのですが
肌と肌を密着させて行うタッチケアは
すなわち相手の密接距離に
入り込む行為でもありますね。
特にお年寄りの場合には
視力や聴力、注意力が低下していて
「ひとの気配」に気がつきにくいことも。
だからと言っていきなり近づきすぎたり
耳元で大きな声で話しかけたら
驚かれたり、怪訝そうな表情をされたり。
その後のケアやセラピーが
スムーズにいかないことがあります。
ギリギリ手が届かない程度の距離から
相手の視野内に入り
微笑みかけたり
深くおじぎをしてみたり
大きく手を振ったり
ハイタッチのジェスチャーをしたり…
少し大きなボディランゲージで
注意を引きながら声をかけます。
「○○さん、はじめまして△△です」と
いきなり話しかけてみても
だいたい「はぁ?」と返されて
はい、終了。
いくつか会話をしてから
自己紹介をすることが多いです。
さて、例えば
車椅子に座っている時の目線は
おそらく皆さんの想像以上に低いものです。
目の前に立たれると
威圧的に感じられると思います。
実は、側から見ていても
「上からモノを言っている」
そういう印象を与えます。
ベッド上におられる方ならなおさらです。
そこで、目線の高さを合わせることを
できるだけ心がけています。
側から見ていても
「相手を敬い、尊重していますよ」と
しっかり伝わると思います。
「あなたもここに座って、ね」と
椅子をすすめて下さったり
人柄を感じられるような
自然な会話が生まれることもあります。
いよいよ触れてみます。
「手」はその人そのもの。
プライベートエリアの最たるものだと
日々感じています。
手のリハビリに長く携わっていても
その気持ちに変わりはありません。
いくら相手が「セラピスト」とはいえ
「はじめまして」の次は
いきなり手を触られたら?
心の中にズカズカ入られるような
思わず身体に力が入るような
緊張感が走るかな、と思います。
では肩にポンと触れるのはどうでしょう?
上から目線な感じ、と捉えるか
やたら親しげだな、と感じられるか
というところでしょうか。
私は肘の少し上あたりを
ファーストタッチとすることが多いです。
そこで拒否される感じがなければ
こちらの用件を伝えてみます。
肘に触れた私の手を握り返してくれるのは
やはり女性が多い気がします。
「温かい手ね、気持ちいい」
(私のセラピーやトリートメントを
受けられた方はお分かりかもしれませんが
実によく言われます)
手に意識を向けてくれたり
話題にのぼったら、もう
その先はスムーズに進みますよね。
「手のマッサージをしましょうか」
「手の動きを見させて下さいね」…
再び、想像してみて下さい。
相手が真正面にいて視線が合ってしまう時
斜め前にいて、完全に視線が合わない時
より緊張せずに、自分らしく
話しがしやすいのはどちらでしょうか?
面談やカウンセリングなども
「90度対面法」といって
机の角を使って斜向かいに座り
対話する方法があります。
個人的には真横に座って
お互いに前を見ながら話すことが
多いような気がしています。
視線こそ合いませんが
背中に手を置いたり、さすったり
肘が当たるくらいに近づくことも
できますよね。
少しの知識とテクニックも必要ですが
最も大切なことは、やはり
セラピストの「心持ち」。
「なんとしても良くしてあげたい」
という熱い思いを常に抱きつつ…
こちらは少々自信がありませんが
いつも心穏やかに、フラットな状態で
あることを自分自身に課しています。

