ありがとうございます。
作業療法士・アロマセラピストsueです。
最近はワークショップに関する
お知らせが多くなってしまいましたが
久しぶりにこのブログらしい記事です。
『セラピストのための解剖学』の続編です。
いよいよ筋骨格系の解剖に入りますが
今回はイントロダクション的な
お話をしようと思います。
【解剖学的肢位とランドマーク】
あの人は「姿勢がいい」とか「猫背」
「手が長い」「右肩が上がっている」
というように皆さんそれぞれに
身体の特徴がありますよね。
では何をもってそのように言えるのか?
もちろんなんとなくの見た目ではなくて
解剖学的にはある基点と基点の
位置関係や距離から規定されています。
例えば「手の長さ」は
(解剖学的には「上肢長」といいます)
肩峰外側端(肩甲骨の一部分)と
橈骨茎状突起(または中指先端)の間
の距離を計測すると定められています。
(左側の画が上肢長)
では「良い姿勢」とは?
「解剖学的肢位」というものがあります。
手のひらが前方を向き
左右の踵を着けて爪先はやや広げた
直立姿勢のことをいいます。
関節の可動域や
屈曲/伸展などの運動方向は
すべてこのポジションが基本軸になります。
それだけではなくて
「解剖学的肢位」はすなわち
理想的な立位姿勢とされています。
解剖学的肢位は頭部から足部まで
いくつかの基点の位置関係から
規定された姿勢です。
例えば「猫背」や「反り腰」というような
姿勢の特徴は解剖学的肢位から
どのポイントが、どちらの方向に
どのくらい逸脱しているか
という見方をしていくわけです。
【 解剖学的肢位 】
矢状面(しじょうめん・左側)
前額面(右側)
2方向からみることになっています。
そしてこれらの基点は
体表から触れることができます。
ランドマーク(=指標)といいます。
骨の一部分になっているものもあり
それぞれに名称がついています。
解剖学のイントロダクションは
ランドマークの部位名称を確認しつつ
体表から正しく触れることから始まります。
なぜなら先ほどの例えで言えば
ランドマークを触れられないと
正しい「上肢長」は計測できませんよね。
またセラピストとしてクライアントの
「姿勢の特徴」を捉えたり
施術前後の変化を客観的に評価すること
にもつながっていくからです。
矢状面での解剖学的肢位をみてみましょう。
以下の❶〜❺が一直線上に位置することが
正しいアライメントとされています。
(上の図の赤い線です)
すなわち理想的ないい姿勢です。
これらのランドマークを
体表から触れながら確認していきましょう。
❶外果(外くるぶし)の前方
❷膝蓋骨の後方
❸大転子(大腿骨の一部)
❹肩峰(肩甲骨の一部)
❺耳介(耳たぶ)
耳慣れないのは❸❹だと思います。
文章で表現するのは難しいですが
一緒に触診してみましょう。
❸大転子は大腿骨の一部で
外側に大きく張り出しているところ。
まっすぐ立ち、おしりの一番へこむ部分
(=おしりのえくぼ)の高さで
おしりから身体の外側に向かって
手のひらを大きく使って触れます。
足先を僅かに床から浮かせて
爪先を内・外と動かしてみましょう。
脚の付け根を捻る動きです。
その際に動く骨に触れたら大転子です。
❹肩峰の触れかたは2通りあります。
ひとつは鎖骨から触れる方法。
鎖骨を肩に向かってたどっていきます。
肩のあたりの少し触れにくい部分を
通り過ぎていき、後外方へ肩の先端まで
たどると触れる部分です。
ふたつめは肩甲骨から触れる方法。
肩甲骨の中心よりもやや上方に
横方向に走る骨(=肩甲棘)に触れます。
肩甲棘を肩に向かってたどっていくと
先端にあるのが肩峰です。
身近な方の姿勢を見てみましょう。
解剖学的肢位をとっていただいてから
ランドマークに触れていきます。
けっこう、面白いですよ。
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【セラピストのための解剖学シリーズ】
こちらの記事も併せてお読みください⬇️
『筋骨格系の解剖学 〜筋肉の覚えかた〜』
『セラピストのための解剖学』
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