前の文の続きです(*- -)
昨年から今春にかけて実家の売却にむけ
兄夫婦と共に沢山の物を片付けました。
郊外の一軒家、6人(と猫や金魚も複数匹)住んでいた時期もあり
荷物の多いこと
(お金はかかるけれど)「業者にお任せ!全部持ってって下さい!」
とすれば早いのですが
置きっぱなしだった私物や親族の物も
確認しながら整理・処分したい気持ちがありました。
(ピアノもその一つ)
「なんでも鑑定団」に出したいようなお宝っぽいものはゼロでした…
(期待もしてなかったけど)
「へその緒」とか「通知表」なんか出てきて、、
母の大量の着物類なども、大切だった事は分かりますが捨てるしかなく、、👘
そして大量のアルバムの写真。
祖母の子供の頃って...100年以上前??....
これはと思うもの数枚を持って帰りました。
(昔の写真はモノクロで何かカッコいい..(*'▽'))
そんな中
父が子供のころ描いたと思しき絵があり、
面白そうだしかさばらないので持ち帰りました。
フォトアルバムをスケッチブックに使ったようです。
鉛筆書きで、たぶん中学生頃でしょう、
習っていた英語や風景画などもあります。
歴史の人物が好きだったのでしょうかね。
(そういう話は父とはしたことがありません)
そんな中ちょっとドキッとしたものがありました。
父は旧制中学校を卒業後、陸軍の学校に入学したと聞いています。
終戦があと1,2年遅かったら父も戦地に赴いたのかなと..思います。
戦前~開戦当初、「国を守る」「勇敢な」軍人や戦闘機などに
敬意や憧れを抱いていた少年も少なくなかったのでしょうか。
(右上の人物は調べたところ、日清・日露戦争等で活躍した
海軍大将の東郷平八郎と思われます)
日本の戦争(第2次世界大戦)について
10代を戦争のさなか過ごした両親とは
話題に上ることはあったが
深く語り合うような機会は結局ありませんでした。
以前参加していた市民劇団では
作・演出家の青山先生のご体験から
第2次世界大戦を直接扱った舞台もいくつかあり
元々演劇というと戦争題材は常に通る感じで
その度自分なりに調べたり考えたりはしながら、
未だ何かの結論?には辿りつかず。
「戦争反対」という言葉はあるが
「戦争賛成」って誰も言わないよね。
、、、で今の、これからの世界は?
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ところで
8月15日は「メカクシ完了」とつぶやく日。
という人が沢山居ました。(今もいらっしゃいます)
※メカクシ完了、とは、カゲロウプロジェクトという
ボカロ曲から始まった人気コンテンツでの、
(たぶん作戦完了、みたいな意味の)セリフですが
原作者のじんさんは、8月15日が終戦記念日である事と
プロジェクトのきっかけとなった曲
「カゲロウデイズ」の、ポイントとなる日に設定した事を
どのように意識していたのか、、
(お盆期間である事は意識していたとは明言されてますが)
しかし私はそれを何となく前向きな気持ちで捉えています。
..前向きっていうのは何だか変かな。
日本人の、8月15日の、広がる万象、
自分自身未消化であり、積極的な行動はとらない。取れない。。
且つ考え続ける何かであるのは確かかなと感じています。。