2024年 2月の京都市電ロマンカレンダー | レールは、こころをつなぐ道。

「京都の市電 昭和を歩く」「京都市電が走った街 今昔」の著者、福田静二さんの協力を頂き、四季折々の京都の街と市電の風景の「京都市電ロマン カレンダー」をお届けします。

 

2月1日は我国最初の電車が走った日

1970(昭和45)年2月1日「我国電気鉄道事業発祥の地」記念碑除幕式直前の伏見駿河屋本店前

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♪汽笛一斉新橋を~と1872(明治5)年に日本最初の鉄道が新橋~横浜に陸蒸気(おかじょうき)と呼ばれる蒸気機関車が客車を牽引して走り始めました。
それから23年後1895(明治28)年2月1日電気を利用した日本最初の電鉄会社の京都電気鉄道がここから走り始めました。

画像は75年目となる1970(昭和45)年2月1日、伏見駿河屋本店前での「我国に於ける電気鉄道事業発祥の碑」の除幕式直前の一コマですが、しかしながら伏見線・稲荷線はこの翌月末で廃止され通算75年の使命を終えたのは、もう54年も昔のお話…

 

 

除幕式で挨拶しているのは、横浜市の原鉄道模型博物館創始者の原信太郎氏

この除幕式には京都電気鉄道の高木文平初代社長の孫で、後に田辺朔郎と高木文平の訪米経路をたどり、著書「わが国水力発電・電気鉄道のルーツ - あなたはデブロー氏を知っていますか」を出版した高木誠氏も来賓として出席していた

 

伏見駿河屋本店前の「我国に於ける電気鉄道事業発祥の碑」

 

 

伏見駿河屋横に有った京橋電停は、1914(大正3)年に中書島まで延伸された時、ここ下油掛から京橋北詰に移設された。

軽自動車の横の電柱に「京橋」の電停標が見える

 

京橋を渡り終点中書島を目指す京都市電

 

 

寺田屋浜から京橋方向を見つめる龍馬とお龍

 

 

京都市電路線別 廃線記事 ↓

 

 

京都市電の路線図や系統図は↓

 

 

*** 福田静二さんの著書 ***