前回は「京都電気鉄道の未成線ではないのか?」の記事に基づく北野天満宮からの北野線延伸ルートを歩く ↓
下図左端に右書きで「寺内線」とある。
今回は地図の右下の千本中立売から更に北上して寺之内通を経由して金閣寺を目指す寺(之)内線のルート。
堀川中立売は北野線が堀川を渡り北野へ90度向きを変える所で、当初は直角に架かる橋と転車台で方向転換していたが、後に斜めの橋を架けカーブするように改造された。
以前の堀川中立売ブログ記事 ↓
現在堀川は遊歩道となっていて鉄橋跡に斜めに続く飛び石と、両岸には直角の橋と斜めの橋脚跡が今も残る。
上から見た鉄橋の跡
東堀川通を北へ走ってきた電車は、堀川を渡り白い公衆トイレの向こう側を中立売通へ向きを変える
中立売通の堀川第一橋
起点から約140m 更に東堀川通を北へ
元誓願寺通の元誓願寺橋 起点から約380m
東堀川通からは木立で殆ど見えないが、この付近の堀川通西側には晴明神社があり、堀川通東側の歩道から見える
晴明神社から北へ元誓願寺通を越えると西陣織会館がある
今出川通の手前で堀川は暗渠となり歩道となる
冒頭の未成線の地図では今出川通で市電と交差した先に川の記載は見当たらない
今出川通を横切り更に北へ 起点から約550m
次のバス停は堀川上立売 交差点は起点から約780m
次のバス停は堀川寺之内 交差点は起点から約960m
北東角には茶道の表千家会館があり、北東約200mには表千家不審菴がある
ここから西へ向きを変え金閣寺を目指します
後編へつづく