「京都電気鉄道の未成線ではないのか?」の記事 ↓
その記事から 北野線延伸ルートを歩く ↓
寺之内線ルートを歩く 前編↓
前回は右下の堀川中立売(なかだちうり・なかだちゅうり)で左折していた北野線から分かれてさらに北へ、京都市電今出川線を越え寺之内通まで北上。
今回は上図右上の、堀川通が寺之内通に突き当たり、左折して金閣寺を目指す寺(之)内線のルートの続編。
堀川寺之内は堀川中立売から約960m 堀川通の西側
ここから細い寺之内通を西へ進む 道路は東行一方通行
堀川通から西は「西陣」と呼ばれ、かなり狭い区間もある
西陣と言う行政区はありません
ようやく大宮通が見えてきた
大宮通と言っても四条大宮以北は、北山通まで途切れたり、細くて一方通行などもある狭い道路 起点から約1270m
左右の大宮通は上立売~北大路の区間は両方向通行
次の両方向通行の智恵光院通もここまで 起点から約1430m
浄福寺通は石畳 起点から約1560m
西陣の中を更に西へ 起点から約1780m
更に進むと道が曲がって見通せない
その先に市バスが走る千本通が見える
千本通で寺之内通は大きくズレている 起点から約1950m
1913(大正2)年7月発行の地図では東側は真っ直ぐで、西へ直進する様に記載されている
寺之内通の北には千本焔魔堂、南には千本釈迦堂がある
この先両方向通行となり、すぐに右へ少しカーブ
わずか240mほどで再び東行一方通行に 起点から約2190m
すぐに道幅は狭くなる
見通しの悪い狭い道を進み 起点から約2280m
起点から約2400m
道の先に白い安全柵が見えてきた…
左からの道は御前通で前方には寺之内橋!
そう!前回北野線延伸ルートで北野天満宮から北へ進み寺之内通と合流した地点!↓前回掲載画像(御前通から撮影)
御前寺之内まで、堀川中立売から約2450m
合流地点から御前通を北野天満宮までは約670m
この先の金閣寺迄は北野線延伸ルートで辿ってい居るので省略しますが、金閣寺まで約890m
京都電気鉄道 未成線 合計 約4010m ※三宅線は含まず
北野天満宮~御前寺之内 約670m
堀川中立売~御前寺之内 約2450m
御前寺之内~金閣寺 約890m
北野天満宮の西側、紙屋川(天神川)を渡ると平野神社は東向きに入口があり門前を鷹峯への街道が通っていたので、この街道を京都電気鉄道は想定したと考えられます。
平野神社は桜の名所
おわり