京阪電車 京津(けいしん)線 1 | レールは、こころをつなぐ道。

先日スルッとKANSAI 3dayチケット(5,000円) を利用して和歌山マリーナシティーで開催中の「鉄道模型フェスティバル2010 」と京阪電車「きかんしゃトーマス号」の撮影 とに使用して、残りの1日分を今シーズンの期限5月9日(日)までに使用するべく、天気が回復した8日(土)に京阪電車京津線の撮影に出かけた。

 

三条京阪駅前から東山三条交差点方向


 

京津線は京都市営地下鉄東西線開業までは三条京阪~浜大津を結んでいたが、東西線開業で三条京阪~御陵(みささぎ)間を廃止し地下鉄東西線に乗入れる現在の形態となった。

なので京阪電車HPの路線図 をみると三条京阪~御陵間は「京津線乗り入れ区間」と表記されていていて、分断されている事がわかる。

 

地上線時代の九条山付近

 

レールは、こころをつなぐ道。-みささぎ 御陵駅で京津線と東西線は分岐してJR山科駅前には途中で地上に出た京津線の地上駅「京阪山科駅」と、地下で進行方向を90度右に六地蔵方向へ変えた地下駅「地下鉄山科駅」とが設けられた。

よって三条京阪から地下鉄山科までの運賃は250円だが、京阪山科駅へ乗車すると2社分の運賃を支払う必要があり340円と90円高くなる。



現在の御陵駅は廃止前の京津線「日の岡駅」と「御陵駅」の中ほどに設けられホームは六地蔵・浜大津方向行きが地下3階、京都市内方向行きが地下2階と上り下り方向別の階に分かれている。

 

左:地下3階は左側青色の京津線、右側赤色の東西線の乗り場

右:地下2階は各線の到着ホームは異なるがどちらも京都市内方面乗り場

 (但し京津線の車両は京都市役所前止まりの列車もある)

レールは、こころをつなぐ道。-地下3階六地蔵・浜大津方面ホーム レールは、こころをつなぐ道。-地下2階 京都市内方面ホーム
地下鉄東西線の駅には上りと下りで異なる2種の発車メロディーがあるが、この御陵駅のみ京津線の上り下り用の2種の合計4種の発車メロディー が聞ける。

 


レールは、こころをつなぐ道。-御陵駅出入口 地下鉄御陵駅を地上へ出ると幹線道路があり、かつて京津線はこの付近では道路中央を走っていた。

 

京都市内方向を望む
レールは、こころをつなぐ道。-御陵駅跡
少し浜大津方向へ行った「御陵」の信号の所で道路から右にそれ、現在廃線跡に緑道(陵ヶ岡みどりの径)がありその入口部分に旧御陵駅はあった。

 

山科方向を望む
レールは、こころをつなぐ道。-陵ヶ岡みどりの径 そこから左にカーブをして山科大築堤に沿って先ほどの道路を横切り山科方向へ続いていた。

 

地図の赤点線は東西線で大きく左へカーブし山科駅で進行方向は京津線と直角になる。
レールは、こころをつなぐ道。-踏切跡 現在は道路に面したコンビニの裏を少し行った付近で地上へ出ている。
 

レールは、こころをつなぐ道。-地上出口 地上へ出て最初の踏切から京都市内方向、地下線への入口を望む。

 




レールは、こころをつなぐ道。-東海道線をくぐる

上の踏切から山科方向を望む。

 

太秦天神川行き

東海道線の高架をくぐり地下線へ

このカーブを過ぎれば京都の地下を本領発揮で疾走する。

レールは、こころをつなぐ道。-東海道線をくぐる

上の高架の山科側から撮影。

 

浜大津行き

このS字カーブから先は急カーブと急勾配の連続で浜大津へ向かう。

 

 

この後、山科駅から浜大津まで乗車し大津市内で路面走行を撮影した。。。つづく