妄想読書記録 -2ページ目

ヤマザキナビスコカップ Bグループ 清水エスパルス×FC東京

雨は降るわ、風は強いわ、寒は戻るわでロクな気候ではなかったけど、

試合はおおいに楽しかったナビスコ初戦 です。

なんか良いイメージないと思ったら、8年ぶりとは驚きだ。


全体通して「アニキ!ついていきます!」みたいな感じでした。

にっこはあんなに献身的なプレーヤーだったっけ?

90分いけるみたいだし、今後も頼りにしてます。


矢島のゴールも、体と技にモノを言わせた見事なゴールでした。

決めた後、みんなで上に積み重なってたけど、

矢島ならどんなに重量がかかっても安心!


淳吾から和道へのパスは、鋭すぎて見ているこっちも

ビクッとなりましたが、(和道も「鬼」と。)決めてくれてよかった。


あと、茂庭の白いタイツが気になって気になって

(ユニ脱いだら白鳥の王子みたいなのか?とか)

次第に茂庭のファンのような気持ちになってしまいました。

他の人が白タイツ履いててもそんなに気にならないんだけどなー

J1リーグ 第2節 ジュビロ磐田×ガンバ大阪

さて、開幕しました。


と、先週の事 をなかった事にしたいところですが、

そういうワケにもいかないホーム開幕戦です。


後半開始5分くらいまでの間失点しなかったのは

奇跡みたいなものですが(バレーさん…)、

それにしてもDF陣は見事な頑張りでした。

加賀くんは華やかなディフェンスをするね。ヒデみたい。


そしてやっぱりゴンゴールは良いものです。

転んだのは、勿論フェイントですよ。当然です。


しかしヨシくんに付いてた水本選手は何で突然止まったんだろう?

足もとに野の花でも咲いてたか?



J1リーグ 第1節 柏レイソル×ジュビロ磐田

こちらも開幕です。


うっかり復帰して頂いても期待の新入団選手が開幕微妙でも

エースが離脱! と思ったら次エースも目処立たず でも

開幕前はいつも期待に満ちていて、早くリーグが始まらないかと

ワクワクしている呑気者です。


初めて行った日立柏サッカー場の不思議な作りとか

柏駅前のややこしくも面白い街並みとか、康裕のA契約とか良かった!


…昨日のエスパと同じ感想で良いです。


2日連続で途中のチームを見てしまいましたが、

とりあえず、一度たりとも形をつくれた覚えがないので、

何とか成り立つように頑張って欲しいです。


浩太とキタジは居なくて残念。早く怪我治ると良いなー

太田の兄ちゃんには、まったく困ったもんだよ。


J1リーグ 第1節 清水エスパルス×大分トリニータ

開幕です。


五輪組がほとんどキャンプに参加できなくても、

新戦力がさっぱりかみ合わなくても、

恒例のカミナリを落とされても、

開幕前はいつも期待に満ちていて、早くリーグが始まらないかと

ワクワクしている呑気者です。


例えば枝村の得点とか他には枝村の得点とかあとは枝村の得点とか

それから岡崎の落としとか素晴らしかったですね!


…改めるかな。


「今、作ってる最中だからちょっと待ってて!」

みたいな試合でしたが、まあ何とか早い時期に

「形」くらいは見られると良いと思います。

とりあえず次はFWが1回くらいシュートを打てますように!


大海は相変わらず、体脂肪率1%という感じでした。

2010年W杯 アジア3次予選 日本対タイ 

はじまりました。


私は新しいユニフォームの黄色は浮いてると思います。

あと、老婆心ながら、風邪をひくと大変なので幡戸選手は

半袖の下に長袖を着た方が良いのではないかと思います。


とりあえず難しい初戦を勝てて何より。

ところで前ちんは…

浩太の移籍

レイソルの公式に載っている浩太の黄色いユニ姿を見ると

やはり辛い気持になります。


どんなに熱心に応援していても、

選手の人生には責任を持てない以上

移籍についてとやかく言える立場ではないと思うのですが、

それでもやっぱり、悲しいものは悲しいですね。

でも活躍は心から期待しています。頑張れ。


まあ、児玉を頂いておいて何ですが、借パクは禁止でどうぞよろしく。

『スキャナー・ダークリー』  フィリップ・K・ディック

魔法が使えなくてもアンドロイドを見かけた事がなくても

塗仏という単語を初めて聞いても

それぞれの物語を楽しむことは出来るのですが

麻薬絡みだけはどうもいけません。


ドラッグシーン(そんな言葉あるのか?)の名作と言われる作品が

どんなにハッピーでイカシていて享楽と退廃に満ち、その幻覚症状に

真実味があったとしても、私が持つ感想は常に「だから?」です。


だというのに何故か『スキャナー・ダークリー』を読んでみました。


カリフォルニアのオレンジ郡の麻薬捜査官・フィレッドは、

上司にすら自分の正体を隠しながらボブ・アークターとして

中毒患者の中に紛れ込んでいる。

自らも『物質D』を常用し、中毒患者として完全に周囲に

溶け込んでいるフィレッドだが、ある日上司から「ボブ・アークター」を

監視するように指示されてしまう、というストーリー。


自分をはめようとしているのは誰なのか、

麻薬捜査官は誰なのか、といったミステリーの気配もありますが、

この話で中心となるのは、何と言っても麻薬中毒患者の世界観です。

最初の頃、フィレッドはボブ・アークター=フィレッドという事を

当然のように理解していますが、話が進むにつれ

フィレッドはアークターを、アークターはフィレッドを

自分とは別人である、と思うようになります。

そしてその境界はどんどん曖昧になり、ついにははっきりと乖離してしまう。

フィレッドはそもそも誰にも正体を明かしていないので、

フィレッドがアークターであることを知る者は自分居以外には居ない。

自覚無く中毒患者になっているフィレッドには『物質D』にどれほど

精神が浸食されているのか分からない。


これを読んで思い出したのはドストエフスキーの『二重人格』 です。

麻薬絡みではさっぱり興味を持てないのですが、

精神の疾患と考えるとなかなか興味深い。

わたしがあなたであなたがわたしで、というやつです。

自己を確認できない、というのはかなりの恐怖なのでしょう。


それでもまあ、やっぱり退屈かな。

私は『イージー・ライダー』『裸のランチ』『路上』

「それで?」としか思えないのです。

言いたい事は色々あるんでしょうけどね。

『名もなき毒』  宮部みゆき

『グロテスク』 は内側に向かう毒の話ですが、

こちらは外へと向けられる毒の話です。


飲料に青酸カリを仕込むという連続無差別殺人事件を軸に、

シックハウス症候群、土壌汚染、人の悪意など、

世の中に潜む様々な『毒』を描いた物語です。


しかしこの小説に於いて重用なのは、

連続無差別殺人事件ではありません。

主人公の逆玉サラリーマンが直属の部下として

雇い入れる事になるアルバイト・原田いずみです。

彼女が「名もなき毒」のうち、「人の毒」の部分を担っています。


原田いずみは呼吸をするように嘘をつきます。

彼女の嘘は大きく人を巻き込みます。

しかも、その嘘は当事者でなければ真偽の程が

分からないような類のものです。


例えば仕事で失敗した時に「そんな説明聞いていません!」と

説明してくれた本人の目の前で堂々と言う、といった具合。

説明した方としては「いや、言ったよ!しかも3回も!」

という感じですが、それは当事者同士にしか分かりません。

ただ、一時が万事その調子なので、やがてみんなが「おかしい」

と気づき始めます。そこでどうなるか。

逆ギレです。

嘘を指摘すればヒステリーを起こし会社を無断欠勤、

家に電話をすればストーカー扱い。


怖ろしいのは、現実でもこういった人物は珍しくない、という事です。

ポットに睡眠薬を入れたり、人質を取って家に立て籠もったりする人は

流石にめったに居ませんが、嘘のレベルなら割とありがちです。

そして、このような性質は大概は治りません。

『名もなき毒』でも、原田いずみは反省も後悔もしません。

嘘がバレようが、人を不幸にしようが、逮捕されようが同じです。

巻き込まれた人間に出来る事と言えば、嵐が過ぎ去った後に

「何だったんだあれ」と呟く事くらいです。


しかし『毒』は新たなる場所へと移動していっただけで、

本質的には何一つ解決してはいません。

漫然と、しかも意外とありきたりに広がる毒がよく表現されていると思いました。

怖ろしい話ですね!


かく言う私も法螺吹きを自認していますが、こんな話を読むと、

血液型を聞かれて75%は嘘を言うのは改めよう、

という気持ちになります。



嘘です。

第87回天皇杯 準々決勝 清水エスパルス×ガンバ大阪 

そんな訳で エスパルスの今シーズンも終了してしまいました。


西沢と原のを全部合わせて1点で!-という訳にもいかないので、

来シーズンまでに何とか決定力を拾ってこないといけません。

どこかに落ちてないかなコレ。


それはともかく、呑気な性質が災いして1月1日は国立でサッカー観戦です。

この際どこでも楽しもうとは思いますが、一応希望は、広島×川崎で。

『東京タワー“オカンとボクと、時々、オトン”』  リリー・フランキー

話題になりすぎて、すでに古い感じのしてしまう『東京タワー』です。

映画・ドラマ・舞台と様々に繰り出されていますが

(世の中どれ程ネタ不足なのかと)どれも見たことがありません。

「まずは原作から」と順番を重んじているうちに、

すっかり乗り遅れていました…。私はたいがい乗り遅れます。


筑豊で少年時代を過ごした「ボク」は、大学進学を機に上京、

紆余曲折ありながらもイラストレーターとして成功をおさめ、

母親を東京へと呼び寄せ…、

という作者の自伝的(というか日記的)小説。


簡単に言ってしまうと、親孝行自慢です。

そして母親への愛を切々と綴ったラブレターです。

しかし、相当の収入があり、母と共に暮らし、

最期までしっかり看取ったリリー・フランキーは紛う方無き親孝行で、

しかも親孝行は素晴らしい事なので自慢されても嫌な気持ちにはなりません。

ちょっと悔しいと感じるのは、今のところ自分が親不孝な

マザコンだからでしょうか。


とりあえず、自伝ではありますが泣かせる気満々の小説なので、

泣く気満々で読むのがよいかと思います。

小島よしおの「そんなの関係ねえ!」も眉間にシワをよせて

「破廉恥な」とか言ってるより、

大笑いしちゃった方が楽しい気分になりますからね。