②より続き>>>
ドーナツ、ミルフィーユ、柑橘系フルーツタルト、アイスクリームに続いての検証は@パンデピス。
業界では「今年、来る!」っていわれている注目スイーツ。パリで経験を積んだパティシエさんたちには伝統菓子として人気のようだが、このテイストにどこか懐かしさを感じる・・・なんて言えるお方は、かなりのフランセーズ。スパイシーな味わいは烏龍茶に合うのだが、スイーツに高感度な方たちには楽しめても、一般的な消費者にはいささかわかりずらいかもね。こういう組み合わせは「提案」という意味ではありですな。
参加者の皆さんにはアンケートをお願いし、結果は下記のとおりとなりました。
参加者23人による、烏龍茶との「相性」と「油脂分の低減」の5段階評価の平均値
スイーツ |
相性 |
油脂 |
COCOドーナツ「バニラ」 | 3.3 | 4.0 |
フロレスタ「オーガニックシナモン」 | 4.2 | 4.1 |
ピエール・エルメ・パリ「ドゥ・ミルフィーユ」 | 4.6 | 4.7 |
ラ・プレシューズ「ミルフィーユ」 | 4.0 | 4.4 |
アカシエ「タルト・マンダリン」 | 4.2 | 3.5 |
サンキャトルヴァン「オレンジのタルト」 | 3.8 | 3.5 |
エシレメゾンデュブール「エシレグラス/ブール」 | 3.0 | 3.5 |
ジャンポールエヴァン「グラス プラリネクラッカントゥ」 | 3.4 | 3.5 |
ドゥー パティスリー カフェ「パン・デピス」 | 3.8 | 3.3 |
アカシエ「パン・デピス」 | 3.7 | 3.3 |
(非常に良い:5、良い:4、どちらとも言えない:3、良くない:2、非常に良くない:1)
※油脂分の低減感
(非常にさっぱりする:5、さっぱりする:4、どちらとも言えない:3、さっぱりしない:2、非常にさっぱりしない:1)
総評
今回、強く考えさせられたのは烏龍茶にとどまらず「スイーツと飲み物の嗜好性」について。コーヒーや紅茶を美味しく楽しむ為にスイーツを・・・という「お茶うけ」的な楽しみ方がよくあるが、今回の賞味会では、残念ながら「スイーツによって烏龍茶の味わいを楽しむ」という観点での準備が周到ではなかったのが悔やまれる。加温、常温、冷温と分けて試すことができたら、さらに組み合わせの妙を感じられたのかもしれない。今回のイベント参加者の皆さまのようにスイーツ感度の高い方々は「飲み物」と「スイーツ」のマリアージュを意識するだろうけれど、一般消費者には「烏龍茶」でそこまでは、なかなかたどりつかないというのが現実だろう。むしろ際立ったのが「口中の油を洗い流す」というサントリー烏龍茶の機能性。10種類のスイーツに対して、常にフラットでそれぞれのスイーツの美味しさを確認できたのはさすがと言える。そういう意味では「サントリー烏龍茶はドンナ洋菓子とも相性が良い」と言える。いさぎよく、美味しいスイーツをタップリと堪能するときには「烏龍茶」がもってこい!!といいきったほうが、ウーロン茶らしくてわかりやすいね。
⇒当イベントについては共催の平岩理緒氏の記事もお読みください
⇒取材された ガレットさんの記事はコチラ
平岩理緒氏と協賛のサントリーの方と共に記念ショット
参加者の皆さま、関係者の皆さま、いろいろとありがとうございました!
参加者の皆さまの掲載記事です
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※参考リリース(サントリー)
ウーロン茶が口の中の脂っこさを低減することを確認
― 第20回「ヨーロッパ 味と匂学会」で発表 ―
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