さて前回の予告通り

次なる私のお仕事は

こちらの2台です。

 

 

WAGNER YW250

EASTEIN B

 

です。

 

この2台がどういったピアノかは

過去のブログに詳しく書いておりますので

よろしければ。

 

 

 

僕の知る限りこの2台は

とにかく今のところ

モンスターです。

 

あ、モンスターというと

昨年ブログに書いた

観葉植物モンスターこと

モンステラのことでは

ありません。

 

 

 

現在ピアノ中古市場でも

あまり見かけなくなった

国産ピアノモンスターたちのことです。

 

イースタインBについては

今でもたまーに見かけることありますが

程度のいいものはもう

ほとんどないと思います。

 

しっかりメンテナンスされた

イースタインBは

製造年から考えたら

かなりの高額で取引されてます。

 

 

もう一台このWAGNERは、

僕が実物を見たのは

これでまだ2台目です。

それくらい希少です。

 

「えワグナー知ってるよ?」

と思われる方いると思いますが、

ご存知静岡県浜松産のWAGNERとは

別のものです。

厳密に言うと繋がりはあるのですが

ピアノの内容は異なります。

 

こちらのWAGNERは浜松産ではなく

広島県産のピアノなのです。

 

過去の関連時期

 

 

さらにさらに今回ご依頼を頂戴して

すごーく驚いてしまったのは、

このワグナーが

元々僕の地元である荒川区の方が

所有していたピアノだったという事実です。

しかも同じ町であるこの

町屋

 

約2年前に出会った最初のワグナーも

じつは同じ荒川区の方からの

ご依頼だったのです。

でも当然というべきか

町屋ではありませんでした。

 

がしかし今回は正真正銘?

荒川区町屋にあったものだったのです。

こんなことあります?

 

今回のお客様(別地区)のご友人が

荒川区町屋在住であるご友人から

譲り受けたものだったのです。

 

で三人目となる現オーナー様が

偶然僕のブログを読んでくださり

同じように驚き取るものもとりあえず

といった勢いでご連絡を頂戴した、

ということなのです。

 

 

 

 

しかし何だってこの広島県産の

極めて数少ない生産台数のワグナーピアノが

総面積約10k㎡と総人口約20万人の

小さな区の中に

今のところ2台も在ったのだろう。

じつに不思議だ。

生産台数が多いメーカーのピアノなら

そりゃまったく驚かないのだが。

 

だからこれはすごいご縁だと

勝手に思っているのです。

 

というよりこの確率から考えたら、

おそらく我が荒川区内のどこかには

まだ他にも広島県産のワグナーが

眠っているのかもしれない。

そう考えてもまったくおかしくはない。


 

でそんな2台を我が作業場の

植物だらけの中に置いていたら

性能もオーラも

ちょっとこいつらモンスターだな、

と感じた次第です。

 

 

ワグナー(左) イースタイン(右)

 

ワグナー(上) イースタイン(下)

 

 

 

モンスター故

なかなか手強い相手となりそうな予感。。

 

 

最初の対戦相手は

WAGNERからです。

 

 

 

 

 

今日も僕のブログを読んでくれてありがとうございましたm(__)m

 

OTO

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