学習 ホテルの誘い方。
忘年会気分で飲み歩いてばかりいる僕。
とはいえ、大人数で呑むのは苦手なので、
一対一のサシ呑みが増える。
先日は、仲のいい女性と二人で呑みに行ってきた。
酒がすすむと話題は猥談になるのは男女とわず。
その時は、どのようにホテルに誘うか、その一言が話の中心。
彼女は、好きな男性と食事をし、帰りの時間も近づいた時
男性から、「寝にいく?」と軽く誘われたらしい。
残念ながら彼女は翌日、早くから仕事が合ったので
断ってしまったらしいのだ。とはいえ、彼女の心は非常にときめき
仕事が無ければ勿論OKの流れになる、と打ち明けてくれた。
軽く、極極軽く性を感じさせないように
ホテルとか朝までとかそういうフレーズを使わずに
さわやかに言うのがポイントなのだ、と学習。
もちろん、その男性に好意があるがゆえに、ときめき
GOサインを出してしまうのだろうが。
そこで、僕もこんな感じかとレッスンをうけるのだが、
「ああー!ねみぃ。どう寝に行っちゃう」と
アドリブを効かせて言ってみるも、わざとらし過ぎです。
と呆れられる。軽い気分でホテルに誘うのも技術が必要。
昨晩見た夢 夢日記
僕は泥酔するまで酒を呑み、そのため浅い眠りしかとれない日が多くある。
そういう日に限っておかしな夢を見る。
夢に詳しい友人は、寝ている時には夢を見ていない。
起きてすぐに夢であると認識した記憶の混乱のような現象が
おこるのだ。いわば白昼夢と同じ。
とか、ちょっと前に聞いたことだから正しい内容かどうかは
分からないが、そんな話を覚えている。
ブログで思考や食事、一日の行動の記録など、自分の一部を公開することは
やはり、他者に自分を分かってもらいたい欲求のなす業なのだろうか。
そうすると、自分の夢を公開することも、他者に自分を分かってもらう一つの
手段なのかもしれない。とか思ってもいないことを言いつつ、
自分の見たおかしな夢を勝手に公開。
僕は膝まで水に浸かった場所に立っている。そこは海や川ではなく、
河川の氾濫から床上浸水にでもなってしまったかのようで、見上げると
家やビルがぽつぽつとある。浸水といっても水は透明で穏やかな感じだ。
また、たぶん晴天という感じの天候だったと思う。
学生時代の友人や後輩が少し離れたところで笑い声を上げてはしゃいでいる。
僕はそこに近づこうと歩みを進める。途中、水の中に片一方だけの靴下を発見する。
(たしかこの靴下はとても良い匂いがして、いつまでも嗅いでいたい気持ちになっていた)
僕はこの靴下が欲しくてたまらなくなり、皆の目を盗んでポケットにねじ込む。
きっとこのことがバレたら、人格を全否定されるくらいの言葉を浴びせられるのだろう
と思いながらも、(どうやら合宿中という設定がここらへんで加わる)
皆のボストンバックが置いてある部屋で、自分ひとりでその靴下をカバンに隠している。
ばれてはマズいな、という気持ちからカバンの底板を外し、そこに靴下をしまう。
きっと、落ちていたから拾っただけだよ。という言い訳はこのバックを発見されたら通用しないだろうな。
と思いながらその場をあとにする。
確かこんな感じ。
隠された性欲かコンプレックス、はたまた自分の中にある邪悪な感情等等
をさらけ出している可能性も十分あるけれど一見変わった夢だ。という話で
取り合えず、終了。
パンクのある風景
ライブハウスに通っていた頃の事を思い出したので一つ。
僕はパンクというジャンルの曲が好きで
よく聴いていた。パンクってどんな曲だ?と
尋ねられると、うまく答えられないのだが、
若いうちから建設的な思考が出来ず役立たずで
それゆえに社会のレールにうまく乗れない人たちが
余りあるエネルギーを使い、自分の鬱屈した生活や
不器用にやってきた人生を詩にして、
うまい下手とかは別の部分で歌い上げる
と、こんな感じだと僕は思っている。もちろん
聴く人の数だけありその人なりの心のパンク解釈が存在する。
で、そういう曲をやっている人を間近で見たくて
中古レコード屋などに張ってある、
ガイコツが腐ったようなオドロオドロしい絵が
描かれていて、「死」とか「破滅」とか殴り書きしてある
イベント紹介のチラシを見つけては、コツコツと
ライブハウスに通っていた。
ライブハウスには
革のジャンパーに鋲をたくさん打ったのを着ていたり
細いズボンに底の厚いラバーソールという靴を合わせたり
破けたシャツを着たり、暗いのにサングラスをかけたり
ファッションで見るとそういう人がいたりする。
普通に地味な格好をした人たちもいたりするのだが。
まあ、そういういろんな人たちが小さな部屋で酒を呑み
タバコをふかし汗をかいているので、室内は
なんともいえない臭いで満ちていたりもする。
一人で行った時にはその中でどうしていいものやら
途方にくれたりもしたが、慣れてくると同じように
一人でいる革ジャンの人に、今何時ですか、とか
タバコの火貸してもらっていいっすか、とか言うと
その流れで仲良くなれたりできる事も学習した。
マニアックなバンドの名前とか出せば、
マジやべえ、音楽詳しいっすね、と尊敬されたりして、
一緒に居酒屋で打ち上げもできたりする。何事も経験と学習だ。
バンドが出て曲を奏でると場合によってだがモッシュが起こる。
モッシュというのは大人が本気でやるおしくらまんじゅうのような
行為で、一見すると暗がりの満員電車で皆が皆発狂している様に
似ている。見た目は一種の地獄だと思う。
本人達は好んでやっているのだが。
で、その日もある曲でモッシュがおこっていた。
皆が皆ぶつかり合いバンドとその曲に歓声を送る。
腕を天に突き上げたりして興奮は頂点。
その際に前方ぶつかり合っていた男のカバンから
小銭が飛び散った。1円~100円位までのコインが
数十枚ぶちまけられたと記憶する。
あたふたとする革ジャンサングラス男は曲中に小銭を拾う。
周りの人々は未だモッシュの最中だ。きっとならず者の集団なので
その小銭を拾って皆、ビールでも買うのだろう、
もしくは小銭を拾っては演奏中のバンドに投げつけ、
ウィーアーパンクス!!とか叫ぶのだろう、と僕は思っていたが
観客はモッシュをしながらもそれぞれにしゃがんで金を拾い
ぶちまけてしまった男に渡し始めるという親切行為をし始めた。
モヒカンや鋲ジャンの男達の親切の不釣合いに内心驚いた。
男はサングラスを外し近眼用のメガネをかけ
落とした金を拾い集めることに集中し始める。金を渡してくれる
者一人ひとりに、スイマセン。ありがとうございます。と
丁寧にお礼を言っていた。あの小銭は集金のもので一円でも
足りないと上司に怒鳴られるんだろう、と想像した。
バンドが演奏を終え会場にくると、その男に、
大丈夫?それ大丈夫?と声を掛け、持ち込んだ発泡酒を手渡し、
気にすんなよ。ロックンロール!と言っていたのが印象的。
服装や生活で人を判断してはいけない。
同じものを愛し同じ境遇で生き、苦労もすれば、
他者の心境も察し、優しく接することもできるのだ、
というお話。