自分の都合で患者・利用者を盾する人は嫌いです。
何か新たな役割や仕事が増えると、
業務が忙しくて質が・・・
質の高い書類・カルテ記入が・・・
利用者が嫌がっている・・・・
などなど、利用者を盾にして、質の低下を語る職員さんいますよね。
「患者様、利用者様のために、質の高いリハビリをすることが、療法士の役割りです」
「私たちは患者様が満足できるリハビリを提供したいんです」
言ってることはもっともですけど、自分の匙加減でもっともらしく語る人が多い業界。
そういう質の低いセラピストにはならないでおこうと心に決めています。
質と量は両立しますし、できないのであればその高い志の実現のため、ボランティアとして働いたらいい。本当に組織人として働けるセラピストになろう。
さておき。
私たちセラピストが対象としている顧客とはだれでしょうか?
患者、利用者?
一般的に顧客とは商品やサービスに対して価値を感じてお金を払ってくれる人。
ですから、高齢者施設においての顧客は家族となることが多いと思います。
では、実際にサービスを受けている患者様はどうなるかというと、「ユーザー」になります。
(もちろん例外はありますよ)
私たちは制度ビジネスの中で生きています。
何が言いたいかというと、しっかりとお金の流れを理解し、最適な価値を提案しなければ必要とされなくなります。
高齢者リハビリテーションの
ユーザー=患者・利用者
顧客=家族
となることが多いわけです。
「顧客満足=利用者満足」だけではない。
ですから、利用料を支払うご家族が価値を感じられるようにリハビリテーションを見せる必要があるわけです。患者のことばかりを優先させては、顧客が離れていくわけです。
おもちゃ業界はうまいですよね。
大人が買い与えたくなるような方法を巧みに狙っています。
テレビゲームだけでなく、勉強になるようなソフトを紹介して、ハードを売ったり。
仮面ライダーシリーズなんて心くすぐられますよ。
患者の機能回復だけにこだわるのではなく、
家族がリハビリ入院の変化や退院後を予測し、嬉しくなるような工夫をしたらいいわけです。
利用者と家族がともに満足できるよう、セラピストはアプローチしていきたいですね。