11/9(土)に沖縄県那覇市で開催されたノイミー全国ツアー2024追加公演 in沖縄の感想を書きます。


会場は那覇文化芸術劇場なはーと。イコラブも2022年のツアーファイナルで使用した場所です。


※以下、セトリのネタバレを含みます。




全体的なセトリ構成はツアーと同じながらも、要所で沖縄ならではの演出が組み込まれており、特別な雰囲気を感じられました。また、前回ツアーのコンセプト「同じクラス」を発展させる形で「修学旅行」「同じ班」というコンセプトを貫き通していたのも良かったです。ベースとなる2024年ツアーのセトリがそもそも素晴らしいものでしたが、そこへさらに「沖縄」「修学旅行」という特別感がプラスされて、大満足の公演でした。


↓ステージセットも沖縄特別バージョンでした。


キャパ約1,600人の会場は昼夜ともに超満員。現在のノイミーの人気を考えると、このキャパの箱でノイミーを拝めるのは最後かもしれないですし、貴重な経験でした。私は昼は1階8列目、夜は3階9列目(最後列)でしたが、席に関係なく存分に楽しむことができましたし、コールの盛り上がりも凄まじかったです。メンバーもファンもこの追加公演in沖縄を心待ちにしていたのが伝わりましたし、会場が一体となってフロアの熱量を引き上げてました。ツアーでも感じましたが、こういう雰囲気を作り上げられるのはノイミーそしてノイミーファンの強みだなと思います。


ちなみに昼公演の席は凄まじい神席で、自分の席の後ろに通路があったのですが、公演中にその通路を色々なメンバーが代わる代わる通っていきました。まず開幕の「偶然シンフォニー」では真後ろにひぃちゃん×おぎはなが登場してスタートし大絶叫。さらに「ヒロインとオオカミ」の合間には猫耳をつけたしおりん×みるてんが真後ろでパフォーマンスを始め、無事に昇天。どうやら通路を挟んだ9列目はツアーチケット(20万円)の席だったようで、超お得に神席を堪能してしまいました。


↓赤旗が自分の席。後ろの通路にたくさんのメンバーが来ました。



以下、時系列順に印象に残った点を書いていきます。


まずOVERTUREの演出ももちろん沖縄特別バージョンでスタート。

(空港にて)

ひぃちゃん「波菜ちゃん遅いな〜」

尾木登場「お待たせ!間違えて成田行った!」

→ひぃちゃん「それでよく間に合ったね…」

→尾木「走った!」

→OVERTUREスタート!という流れでした。


その後のメンバー他己紹介も沖縄特別バージョン。"尾木波菜!沖縄!尾木波菜!沖縄"コールが特に印象に残っています。


ダンストラックパートでは昼:フロアキラー、夜:ワタシアクセントと曲を変える演出もツアーから踏襲。改めて思いましたが、フロアキラーorワタシアクセント→P.I.C→天使は何処へ というダンストラックの流れ、めちゃくちゃ良いですね。


その後に修学旅行風VTRが挟まれ、「波の音がするから見に行こう!」という流れでメンバーが再びステージに現れます。そこから披露されたのは、夕陽の映像をバックにした「君はスパークル」バラードver.でした。


スパークルが終わって、尾木波菜が「せっかくだからもう1曲やろう!」と話します。波菜ちゃんが話してるということはあの曲……?

「今回は沖縄特別バージョンで披露します!みんな、タオルを準備してね!」という掛け声で大歓声が上がります。

確定演出です、ありがとうございます。


「それでは聴いてください、クルクルかき氷!」

曲振りとともに、沖縄民謡アレンジの心地よいイントロが流れ始めて、会場のボルテージは爆発しました。イントロで民謡踊りしながら「エーヤーサーサー!」とコールを入れるオタクもいて、めちゃくちゃ面白かったです。この追加公演in沖縄で1番印象に残った曲でした。これ聴いちゃうと普通のクルかきでは満足できなくなります。金払うから映像か音源を公開してほしい……


クルかきの後は9thシングル「夏が来たから」収録曲を怒涛の連続披露。特に「最強のラブソング」の盛り上がりが凄かったです。曲前に「≠ME! Go for it!」「≠ME! Can do it!」のコールレスポンスでフロアが十分温まって、そのままノンストップで楽曲突入。個人的にこの手のノンストップ演出が大好き。曲中も絶え間なくコールが入るので休む暇がありません。無事に喉が死にました。特に「好きな人変えないでね?」→「(オタクが腕で❌印作りながら)変わらないよ!!!」と絶叫してるのがめちゃくちゃ面白かったです。コールの盛り上がりだったら昼夜ともにこの曲が公演の中で1番だったかもしれないです。


最強のラブソングまで終わって大満足だったんですが、昼公演の時点で1つだけ懸念していたのは「これだけ沖縄特別演出や9th全曲披露までやってるので、終盤の曲はいくつかオミットされちゃうんじゃないか?もしくはワンハーフになるのでは?」ということです。終盤のセトリこそノイミー全国ツアー2024の真骨頂だと思っていたので。


しかしながらそんな心配事は杞憂に終わり、ちゃんとツアーのセトリを踏襲し、かつフル尺披露してくれました。


最強のラブソング

→ヒロインとオオカミ

→す、好きじゃない!

→はにかみショート

→初恋カムバック

→ラストチャンス、ラストダンス


エグい。マジでエグい。

オタクの喉に対する殺傷能力があまりにも高いセトリです。ツアーの時点で凄まじかったのですが、ここに「最強のラブソング」が加わって文字通り最強になった感があります。


ヒロインとオオカミでは「本当かな〜?」「本当にー!」で会場が割れるかと思ったし、す好きでは「修学旅行エンジョイ中〜!」からの「え!待って!え!これって絶対!」でオタクがみんな全力振りコピしながら大声出してたの面白すぎたし、はにショラスサビの「Wow Wow Wow」めちゃくちゃ盛り上がったし、初恋カムバックのアウトロガチ恋口上は、なんというか限界を超えたその先に見える景色(語彙力)という感じがしました。ラストの「ラストチャンス、ラストダンス」では、この素晴らしいライブが終わってしまうという実感が急に出てきて泣きました。萌子→みるてんコール凄まじかったです。


アンコールでもツアー演出踏襲でメンバーが2階席3階席まで登場。さらには沖縄ならではの髪飾りや首掛けもつけていました。


ラストは河口夏音さんが先導して会場全体で「エーヤーサーサー!」コール。そしてメンバーが一列に並び、「修学旅行、楽しかったね!次もまた、同じ班になろうね!」の挨拶で〆ました。かくしてノイミー修学旅行in沖縄は終わってしまいました。


公演中、複数のメンバーが「ツアーがとても好評だったので追加公演が実現した。本当に嬉しい」と話していました。実際、ノイミー全国ツアー2024はなかなか巡り会うことのできないレベルの完成度だったなぁと思いますし、追加公演という形で再びそのツアーを拝めるのはとても幸せでした。加えて、繰り返しになりますが「沖縄への修学旅行」というコンセプトが本当に素晴らしい。アラサーにもなって(しかもソロ参戦で)まさか修学旅行の高揚感を味わえるなんて想像もしてなかったです。


今回は完全ソロ参戦だったんですが、Twitterでお声がけいただいた方(沖縄在住、ノイミー初参戦)とお会いして意気投合し、国際通りで夜遅くまで沖縄料理をアテにオリオンビールを飲みまくりました。





イコラブ全国ツアー2022以来、人生2度目、2年半ぶりの沖縄。まさか再びアイドル追っかけて沖縄に来るとは思ってませんでしたが、また沖縄で素敵な思い出を作ることができました。次に沖縄に連れてきてくれるのは、イコラブか、ノイミーか、はたまたニアジョイか……




前回の記事


↓3日後



沼に堕ちました。ありがとうございました。

なーたん卒業から約2年、初めてお話し会に投げました。当たってほしい。


ホントは来年1月の対面も行きたかったんですが。

杏佳ちゃん、なんと全完売。


今日の昼休み、何枚投げようかな〜♪とウキウキでfortuneのサイトを開いたら上の画面が出てきて天を仰ぎました。

でもこれはむしろ嬉しい気持ちが勝ちます。

杏佳ちゃん全完売おめでとう!

対面お話し会は次シングルの楽しみにとっておきます。


なんでこんなにハマったんだろうと考えてみたんですが、あくまで私個人的には、杏佳ちゃんが齊藤なぎさちゃんガチ推し勢だったというのがいちばん効いたかもしれないです。


齊藤なぎさちゃんは未来永劫、私にとっての唯一神、メシア、超越的存在なんですが、杏佳ちゃんもまた齊藤なぎさを神と崇め奉る同志(?)であるわけです。それもあってまず好きになり始めるまでのハードルが良い意味で低く、なんだかすんなり入れた感があります。


そして、杏佳ちゃん凄いなと思ったのは、さすがなーたんガチリスペクト勢だけあって、アイドルという職業に対するスタンス、向き合い方がなーたんと非常に近い(と個人的に感じます)。とにかくファンを大事にする子だなぁと。ライブ中のファンサービスも凄かったですし(YouTubeによればニアジョイ内ファンサ凄いメンバー投票でブッチギリの1位)、大きな怪我を負ってもなお少しでも長くステージに立ちたいからという理由で手術を受けてリハビリに取り組んだとか、オタクへの圧(=愛)が凄い所とか、そういう所作・エピソード1つ1つが、なーたん推してた身からするとグサグサ刺さるんですよね。


イコノイジョイのライブは本当に楽しいので、なーたん卒業以降も足繁く通ってましたが、推しがいなくても十分楽しめてましたし、そもそも推しは自ら積極的に作るもんではないよな、自然とハマっちゃうもんよなと思っていたのもあって、長らくアイドルとしての推しはいませんでした。先日の大阪公演も推しを見つけようというスタンスで参戦したわけではなかったです。いつものライブと同じく「ニアジョイのライブ楽しい!イコノイジョイ楽しい!」で終われれば最高!みたいなノリで参戦しました。それがまさかこんなにも杏佳ちゃんに心惹かれるなんて想像もしてなかったですし、この感覚が久々すぎて若干困惑してます。


これまでも「あ、この子いいかも……推すかも……」という子が現れつつ自分の中で推すまでには至らない牛歩戦術を繰り返してきましたが、とうとうバチっとハマってしまった気がします。大阪公演から数日経っても杏佳ちゃん熱は衰えるどころか加速しているので、いよいよきたか?という感じがあります。


懸念点:唯一神にバレること(多分もうバレてる)


多メン推しの方、身の振り方を教えてください。



ももかわいいことニアジョイ山田杏佳さんにハマってしまったかもしれないというブログです。


昨日はニアジョイ全国ツアー大阪公演に昼夜と参戦してきました。昼公演は3階席。正直、ステージからはかなり距離のある席でしたし、夜は1階7列目とかなり近い席というのがわかっていたので、コールで大騒ぎするのは夜にとっておいて、昼は双眼鏡を使っていろんなメンバーを観察してみようと思ったのです。


メンバーを一通り眺めて行く中で、ひときわ目を引く子がいました。山田杏佳さんです。とにかくファンサがすごい。曲中もMC中も、隙を見つけてはとにかくファンサ。そして、所作の1つ1つがザ・アイドル。ダンスも表情も素敵。


杏佳ちゃんの姿から、懐かしさというかデジャヴのようなものを感じました。我が神推しでありMy idealであるなーたんこと齊藤なぎさをライブで見ていた時の感覚に近かったのです。あの子も歌って踊ってる時の所作ってこんな感じだったし、ファンサもヤバかったなぁと思い返しました。


今までもニアジョイ単独ライブやイコノイジョイで杏佳ちゃんを拝んだことはあるんですが、ニアジョイは他メン含めて1人1人をじっくりと見る機会が意外となかったので、今さらながらの発見でした。


終演後すぐに「山田杏佳 齊藤なぎさ」で検索し、杏佳ちゃんがなーたんガチ推し勢だということを知って妙に納得しました。なるほど杏佳ちゃんはなーたんをめちゃくちゃリスペクトしているようで、彼女から感じたなーたんの波動・幻影には、ちゃんと根拠があったみたいです。


そして迎えた夜公演。席は7列目、かつサイドステージが目の前という神席。確か3曲目の届いてLOVE YOUだったかと思うんですが、早くも杏佳ちゃんがサイドステージにやってきました。


ヤバい!かわいい!!!

ももかわいい!!!


たまたま近くの席だったいとぱんさん曰く「直立不動でニヤニヤしてた」らしいです。


それ以降も8割くらい杏佳ちゃんを見てた気がします。というかステージに杏佳ちゃんがいる時は基本的に彼女を見る感じ。なんかこれも久々の感覚でした。なーたんの卒業以降、イコノイジョイはいずれも箱推しのスタンスで、ライブ中に特定のメンバーを見続けるということが無かったのです。イコノイジョイのライブは推しがいなくても十分過ぎるほど楽しめるというのもありましたし、なまじ最強アイドル齊藤なぎさを推してた分、今から新しい推しを作るというのにかなり抵抗があったというのもあります。


ライブの山田杏佳ちゃんを見て、あぁこの子は僕が応援していたアイドル時代の齊藤なぎさと同じスタンスでアイドルという仕事に向き合っているんだろうなぁ、それでいて杏佳ちゃんにしか出せない魅力を発揮するために頑張っているんだろうなぁと感じました。


夜公演はそういう感情も相まってとても楽しめましたし、特に杏佳ちゃんセンター曲の「ピーチティーとピーチパイ」は大騒ぎしました。"ももちゃん落ちサビがんばってー!"のコールがめちゃくちゃ楽しかったです。


アイドル齊藤なぎさは神だったし、女優になった今でも紛れもなく神推しだけど、だからと言って今のイコノイジョイの中で推しを作っちゃいけないということもないし、杏佳ちゃんのパフォーマンスや所作が自分にグサグサ刺さったのは事実なので、肩の力抜いて今後も楽しく杏佳ちゃんを応援していきたいな〜と思ったライブでした。良いきっかけになりました。


とりあえず手始めに、オンラインお話し会に申し込んでみようかなと思っています。



イコノイジョイ明けからいきなり限界労働!武道派のキュート社会人!てゅーてゅー♪


ということでイコノイジョイ2024夜公演(特にシャッフルパート)の感想を書きます。もちろん昼夜ともに素晴らしくて、どちらもレポを書きたいのですが、いかんせん書く時間もなかなか取れないので、一番文字起こしして記憶に残しておきたい部分に絞って書きます。


夜公演はプレミアムチケットに課金した結果、D-13ブロックを引きました。



メインステージは遠いものの真正面から拝むことができ、センステもバクステも近い良席。近かったらそれはそれで良いんですが、雰囲気や演出を見逃すこともありますし、良い感じに全体を眺めることのできる良席でした。いざ開演。


Overtuer途中で舞香と衣織の"いかりんぐ"がステージに出てきます。はえーナツマトペかな。夜公演はいくつかシャッフルするだろうけど、さすがに初っ端からシャッフルはねぇだろうしなぁ。



舞香「ちゅーする?」

てゅ てゅー♪

オタク「ギャアァァァァァ」


初っ端からやってくれました。はい、想わせぶりっ子でございます。ありがとうございました。オタクの歓声が大爆発してました。え、これ夢なん?みたいな。1発目からここまで大爆発するライブにはなかなか出会えません。アイドル史に残ると言っても過言では無い開幕。


あれ、これもしかしてやべぇライブになる???と思いながら、みっちゃんセンターのニアジョイウィークエンドシトロンを挟み、披露されたのはノイミーver.の体育館ディスコ。これがもうめちゃくちゃ良かったですね。やっぱりノイミーといえばダンスナンバー。天どこで鍛えられたダンス力は姉貴に負けるとも劣らない実力。特に間奏のダンスがキレッキレで歓声が上がってました。


続いてお姫様。イコノイジョイスペシャルバージョンと聞いた時は、34人全員コールくるか?と身構えましたが、さすがにそれは無かったです。


その後の樹愛羅ちゃんの限界滑舌富士ファニMCで大爆笑してましたが、今思えば呑気なもんでしたね。ここからが怒涛でした。



まずは瞳センター「偶然シンフォニー」!

マジで、人間にミスはつきものだけど、最初の瞳のソロセリフでマイク入ってなかったのは残念すぎたし、PA頑張ってくれ〜!って思いました。でもそんなことを吹き飛ばすくらい、瞳センターが解釈一致すぎて大興奮でしたね。え、この衣装、瞳のために作った?ってくらい似合ってました。瞳の「もう君しか見えない!」って無事に昇天。ありがとうございました。



続いて「夢見る❤️アイドル」、センターは鈴木瞳美!え、夢ですか?夢見てますか?これも解釈一致すぎて相方と大絶叫。

あれ、メインステージにもう1人出てきた。誰だろう、モニターは引きの画だからわからん。でも歌声的にもしかして……


モニター「メガネ莉沙ちゃんズドーン!」

オタク「ギャアァァァァァ」


え、夢ですか?(2度目)

莉沙推しの相方はなんかわけわからん奇声上げてました。そりゃそうなるわな。たぶん普通ならオタクは声で莉沙ちゃんって気づくはずなんですけど、「さすがに莉沙ちゃんじゃないよな?そんなわけないよな?」って思ったんじゃないですかね。これが正常性バイアスってやつです。



はぁ、もう疲れた(まだシャッフルパート2曲目)。でもイコノイジョイは休ませてくれません。間髪入れず「デート前夜レクイエム」です。メンバーは……

やまもも→ギャアー

あゆみん→ギャアァァァー

みりにゃ→ギャアァァァァァ

こいつずっと叫んどるやんけって感じなんですが、もうマジで悲鳴たまらんかったです。まずニアジョイとみりにゃ組ませる発想が天才だし、やまももあゆみんみりにゃの人選もまた解釈完全一致で言う事なし。いや、言う事なしなんですが、まさか見れると思わないじゃないですか。



続いて舞香、さなつん、葵、じゅりいによる「月下美人」。なんか色んな意味で助かりました。これ以上ブチアゲナンバー来たらたぶん奇声上げ続けて絶命してたんで。いや、ニアジョイの2人歌うめ〜な……舞香さなつんは言うまでもなく上手いし、この2人と対等にやりあえる葵じゅりいがマジで強い。



なんか良い感じに落ち着いたところで次は「Marcato」。出てきた時点ではみんな仮面を被っていましたが、手足の長さを見た時点でセンターはもはや自明。それでも、仮面を外してセンターが衣織さんとわかった時は大きな歓声が上がっていました。衣織杏奈の表現力は言わずもがな凄いんですが、ここでもその2人に負けるとも劣らないゆうかちゃん怜音ちゃんの良さが光ってました。



続いて流れたのは「スポットライトは狭くて……」のイントロ。え、マジで?ちょこもなかの誰バレ?マジやん。なんというか、菜々風と萌子の表現力がすごくて、もはやショーでした。水たまりの演出も良かった。菜々風ちゃんって歌声と表現力についてはチート級のエンジン積んでると思っていて、もちろんイコノイジョイみんな凄いんですけど、菜々風だけは宇宙用のロケットエンジン積んでるようなイメージなので、菜々風ちゃんとペアで組むパフォーマンスって相当なプレッシャーだと思うんですよね。その点、萌子って十分な歌声と表現力を持ちつつも菜々風の良さを最大限引き出せると言うか、引くところは意図的に引いて菜々風を目立たせることのできるスキルを持ってると思っていて、それでいて萌子自身も十分な存在感があるので、ちょこもなかって良いコンビだなぁと改めて思いました。



いやーいろいろと良いもの見れた。そろそろシャッフルパートも終わりかなぁ。否、そんなことはありませんでした。むしろここからが本番でした。



Kiara Tiaraのメロディとともに、メインステージに1人のメンバーが現れます。僕自身もこのシャッフルパーティーにだいぶ慣れてきていて「この流れで樹愛羅本人が来るわけないよな」くらいのことは想像がつきました。でもKiara Tiaraって歌詞に名前が入ってるバチバチのソロ曲。え、誰がやんの?マジで。急に脳が混乱し始めます。

本当に、誰?????


Shiorin ring ring みたいなFeeling!


もう声すら上げられず「マジか……」と呟いた気がします。永田詩央里によるKiara Tiaraカバー「Shiorin ring」。先に言います。イコノイジョイ2024の個人的ベストパフォーマンスでした。凄かった。イコラブ武道館2023の時も感じたんですが、Kiara Tiaraって会場を一気に引き込む魔力があるんですよね。そして先輩の名前が冠されたソロ曲をカバーするというのは計り知れないプレッシャーがあったと思いますが、それを見事にやってのけて、コニファーフォレストを一気にしおりんワールドへ引き込んでました。本当に凄いパフォーマンスでした。最大限の言葉で賞賛したい。てか「Shiorin ring」なんて思いついても普通やんねぇし見れないでしょ。もともとしおりんはノイミーの中で好きなメンバーだったんですが、正直このパフォーマンスで一気に惹かれちゃいました。しおりんすごい。偉い。



あー良いもん見れた。でもイコノイジョイはまだ休ませてくれません。続いてはきゃーたん×このたんの"たんたんコンビ"による「ヒロインとオオカミ」!。もういろいろ追いつかねぇ〜助けてドラえもんの気持ち(?)。Dメロで全力樹愛羅4連コールからの"ちゅるりらぱぴぷ"とか夢か?最高すぎました。本当かな?本当にー!!!



ヒロインとオオカミが終わり、ステージ上にはプレゼントBOXが。まだシャッフルやんのか、もう死んじゃう……そんな話を相方とした記憶があります。


いかりんぐ「サマーチョコレート♪」

オタク「ギャアァァァァァ(とうとう絶命)」


ありがとうございました。たぶん開幕ちゅーする?に並ぶ大歓声だったんじゃないかと思います。舞香ちゃんの「溺れちゃったよ〜」があまりにもあまりにもかわいすぎてなんかそこら中の舞香推しオタクが奇声を上げながら昇天してました。さようなら。いかりんぐ推しもこれで昇天できるなら本望でしょう。



まだまだシャッフルパーティーは終わらない。DJ花菜ちゃんとDJさなつんが出てきて、そこからイコノイジョイのダンス選抜が登場し、グループごとにダンスパフォーマンスを披露。さらにコールアンドレスポンス。楽しく大声でコールしながら「何が始まるんだろう」とソワソワします。


花菜ちゃん「最高のパフォーマンスを目に焼き付けろ!」という言葉とともに、イコノイジョイダンス選抜によるダンストラックが始まります。そこに流れたのは「天使は何処へ」の"天使はどっか行った"のメロディ!


え?やんの?ほんとに天どこやんの?マジで!?このメンツで!?メロディだけ流れて披露しないとかないよね???


果たして期待が裏切られる事はなく、ダンストラックからノンストップで始まったのは樹愛羅センターの「天使は何処へ」!

私、ダンストラックからノンストップで楽曲が始まる演出が大好物なんですが、この演出は過去イチでした。ダンストラックの時点で天どこのメロディが流れて焦らされる感じが堪らなかったですし、そこから本当に天どこのイントロが流れ始めた時のカタルシスは言葉に言い表せません。無意識にガッツポーズしながら奇声を上げて昇天しました。天どこのイントロってなんであんなにブチ上がるんだろうなぁ。センター樹愛羅をはじめとするダンス選抜全員のパフォーマンス、そしてレーザーを多用した会場の演出、全てが最高でした。


さっきも書きましたが菜々風って積んでるエンジンが違うので、菜々風センターの楽曲をカバーするのって相当な覚悟がいると思うんですよ。落ちサビの樹愛羅ちゃんパート「悪魔たちが剥がし空に飛んだ」、めちゃくちゃ頑張ってて声張ってて、おじさん泣いちゃいました。樹愛羅ちゃんよく頑張った。なんか人が成長する瞬間を目の当たりにしたような気持ちでした。

もちろん樹愛羅ちゃんだけじゃなくて、本職ノイミーのももきゅんしおりんきらりんの抜群の安定感、杏奈の艶やかなダンス、しょこちゃんの全力ダンス、そして姉さん方に負けない莉子ちゃん怜音ちゃんゆうかちゃんのパワフルなダンス、全てが素晴らしかったです。



さらにニアジョイ「初恋カムバック」。初恋シンデレラではありません。しかもフル尺です。この子達、どんだけリハ頑張ったんだよ……という気持ちをアウトロガチ恋口上にぶつけました。


初恋カムバックが終わるとステージにスモークがかかりました。そして流れたのは「呪って呪って」のイントロ!それに合わせるようにスモークが晴れ始めます。センターはもちろん菜々風!すっげぇ。すげぇよ。何を見せられてるんだ我々はという気持ちでした。ノイミーちゃん、めちゃくちゃ気合い入ってました。姉さん、ウチらも本気出したらこれくらいいけますけど???ダンスナンバーといえばノイミーっしょ???的な、まさに見せつけるようなパフォーマンスでした。あれはまさにイコラブへの宣戦布告のようなパフォーマンス。ザ・体育会系のノイミーらしい。



でも、イコラブはイコラブでノイミーとまたカラーが違って、文系的なおっとりした雰囲気だし、ノイミーからの宣戦布告は真に受けず我が道を行くんですよねぇ。ということでイコラブの「ラストチャンス ラストダンス」カバーはこれもまたイコラブらしく素晴らしい解釈一致でした。曲が良いのは言わずもがな、そこにイコラブちゃんの綺麗な歌声が相まって、ノイミーのそれとはまた違う良さのある、エモーショナルなパフォーマンスでした。イコラブちゃんがラスラス衣装を着てセンステに一列に並び、シャボン玉が舞う景色、とてもとても良かったです。思わず「うわぁ、めっちゃ良いなこれ」って1人で呟いちゃいました。




イコラブのラスラスをもって怒涛のシャッフルパーティーは終わりました。はぁ、疲れた。でもイコノイジョイはまだまだ終わりません。終わらせてくれません。ニアジョイ初恋シンデレラ→ノイミー夏が来たから→イコラブ絶対アイドル辞めないでという、まさに超絶豪華の新曲パフォーマンス3連発!



そこから「今日も君の夢を見たんだ」を挟んで、始まったのは「はにかみショート」。いやーこれがめちゃくちゃ良かった。シャッフルではないんですけど、野外で聞いてコールで騒ぐはにショはえも言われぬ素晴らしさがありました。この時、ノイミーだけセンステ、イコラブニアジョイはメインステージでパフォーマンスしてたんですけど、僕のいたD13ブロックの席からはそのどちらもいい感じに斜め向きに視野に入って、全グループのパフォーマンスを同時に拝むことができたんですよね。イコラブニアジョイをバックにセンステでパフォーマンスするノイミーが輝いていて、ラスサビ菜々風の「イコノイジョイ最高!」の煽りには思わず飛び跳ねてしまいました。



さらにそこから「まほろばアスタリスク」では菜々風が1人センステに残り、そこから全員揃って「青春"サブリミナル"」と王道曲の畳みかけ。本当に豪華なセトリでした。



ラストはもちろん「トリプルデート」。


忘れないよ この夏の匂いだって…


ここで上がる花火。とても良い景色でした。これ以上ない、素晴らしい夏の終わり。ありがとうイコノイジョイ……心の中でそう思いました。



アンコールでは最後にやり残していた「てゆーか、みるてんきあてんありてんって何?」もちゃんとやってくれたので、もう思い残すことはありません。文字通り最高、グレーテストなイコノイジョイでした。終演後にオタ仲間と飲んだビールの美味さは忘れません。



もはや日本語として成立してるの怪しい超長文記事になりましたが、あの日の興奮と感動を熱いうちに残しておきたいという自己満足で書きました。イコノイジョイ、最高の現場でした。ありがとうございました。




イコラブ7周年コンサートDay2、凄かった。各々のパフォーマンスもさることながら、全体を通したコンセプトの一貫性が素晴らしかった。


Day1は本編ラストが国歌、アンコールラストが絶アイだった。翻ってDay2では、まず本編ラスト前の青サブ演出が変更された。ステージに上がった10人にいったん幕が降ろされて、魔法が解ける。続くVTRでは、魔法から解放されて日常を送るメンバーが映される。例えるならセーラームーンが月野うさぎに戻ったということ。


そこで再び変身ライトが光る。さらに舞香ちゃんが「星は街じゃ輝かないの。だからもう一度、魔法をかけるね」と言う。日常を過ごしていた彼女たちに再びアイドルの魔法がかかる。彼女たちはまたアイドルになる。そこからDay2本編ラストの"絶対アイドル辞めないで"に繋がる……


あぁ、我々はDay1からずっと魔法をかけられていたのかと納得した。Day1では1曲目、そしてアンコールラストの絶アイで「魔法よどうか 解けないままで」と歌われて、そのままDay2でもずっと魔法がかかっていたけれど、Day2青サブの演出で、やはりアイドルは魔法なんだと思い知らされた。


それでもやっぱり、星は街じゃ輝かないから……星は、アイドルは、空でこそ輝く。輝くことに意味がある。と言わんばかりに、彼女たちは自らに再び魔法をかけ、アイドルに戻った。


アイドルは魔法。

でも、魔法でも構わない。

私たちはアイドルとして輝きづける。

「魔法よどうか、解けないままで」


Day2本編ラスト「絶対アイドル辞めないで」は、彼女たちの確固たる意志を表現しているように見えた。


Day1のスタートからDay2のラストまで、「絶対アイドル辞めないで」をベースに、アイドル=魔法というコンセプトをガッチリと守り切ったコンサートだった。これだけコンセプトがしっかりしていれば、素晴らしいコンサートになるのは自明。


2日間のパフォーマンスを見て確信したのは、まだまだ彼女たちの魔法は解けないということ。まだ舞える。全然舞える。もっともっと上を目指せるはずだし、その行方を見届けたいなと思う。


10人の魔法少女たち、本当にお疲れ様でした。


↑この写真、まさに3次元のプリキュア、セーラームーンっていう感じでめちゃくちゃ好き。



※ネタバレ祭りです。


【絶対アイドル辞めないで】

スクリーンステージの幕が上がって登場する演出。5周年のビセルに近い。メンバーはメンカラ衣装。この演出は正面から見てこそ良さが映えるが、Day1の席はかなり上手で斜めから拝むような感じだった。Day2に期待。


【ヒロインズ】

だいぶ序盤に持ってきたが、生バンドでやるにしても6周年で完成系を見てしまったし同じことやっても焼き直しになるので、ノーマルver.での序盤披露は◯。

ラスサビ前は杏奈が「ケーーーー!!!」と絶叫していた(そのまま、アリーナのみんなどうですか?に繋がる)。


【わたし、魔法使い】

10人全員で披露。今回のコンセプトである"魔法使い"を体現しててとても良かった。


【猫 衣装パート】

ここから周年ならではの特別感が出てきて、流れが変わった気がする。

まずしゅきぴ。猫衣装のメンバー登場としゅきぴイントロのダブルパンチで、女オタが悲鳴あげまくってた。あの悲鳴の声量は公演イチだったと思う。

そこからDDTを挟んでシュークリーム。猫衣装との相性が抜群。舞香ちゃんの「えーそれって舞香ちゃんが悪いってこと?」のセリフが、斜に構えて拗ねてるような感じで、すごく刺さった。

このパートの締めはウォンチュー。イントロではみりにゃが「みんなこの曲好きだよねー?」という煽り。はい、大好きです。ツアーではセトリ落ちしてたのでフル尺披露は嬉しかった。途中から巨大風船が登場して、メンバーが風船であそんだりもたれかかったりしながらちょっと色気あるポーズをとっていて、また黄色い大歓声が上がってた。


【ズルズル×ストリングス🎻】

いかりんぐつんの3人で披露。さすがにズルズルのイントロ流れた時は崩れ落ちてしまった。ストリングスとの相性も最高だった。


【The 5th×ストリングス🎻×生バンド🎸】

昨日最も印象に残った楽曲その1。この楽曲にはこんなポテンシャルがあったのかと驚愕した。ストリングス、生バンド、メンバーの歌声が奏でるハーモニーが秀逸。さらにKアリーナの音響の素晴らしさのおかげで、それぞれの音の粒が潰れることなく綺麗に反響していた。誇張ではなく本当に凄かった。


【イコラブ沼×ブラスバンド🎺×生バンド🎸】

え、沼ってこんなに楽しい曲だったっけ???

聴き慣れたあのイントロがガチのブラスバンドで流れ始めて、初っ端から大興奮。The 5th同様に曲のポテンシャルを最大限引き出す演出。


【呪って呪って×衣織ベース】

いったん暗転、そして明転した時にステージに現れたのは、ベースを持った衣織さん!そして流れ始めるのろのろのイントロ!

生バンド本職ベースの人はタンバリンで応援。おいおいほんまにやれんのか!?と思ったけど杞憂で、衣織さんめちゃくちゃ頑張ってベース演奏してた。ベースボーカルはカッコ良すぎるよ、衣織さん。

そこから続いた「君と私の歌」で衣織オタは漏れなく昇天したんじゃないか。


【海とレモンサワー】

新シングル収録曲だけど、まさかの生バンド披露。ゆったりとした感じの曲調がブラスバンドとの相性抜群だった。間奏の口上、意外と言えてる人多くてびっくりした。


【青春サブリミナル】

昨日の個人的MVPその2。この曲は他の曲と比べて個人的な思い入れが段違いだけど、大好きなイントロをブラスバンドで聴けた時点で既に号泣。とにかく曲全般を通してブラスバンドとの相性が最高だった。間奏のブラスバンドとか特にエグい。さらにそこでメンバーが円陣始めたのでもう涙腺ボロボロになった。観られて幸せだったと断言できるパフォーマンス。この曲に関してはコールせずに音響を聞き入ってしまった。


とりあえず印象に残った曲だけ抜粋して感想を書きました。


【全体感想】

これぞ周年というパフォーマンスと演出が目白押しだった。Kアリーナの素晴らしい音響環境も最大限に活用していた。6周年は初手のオーケストラ国歌でいきなり観衆の心を掴んだけど、7周年は後半に進むにつれて右肩上がりに演出が豪華になっていった印象。ロックバンド🎸×ブラスバンド🎺×ストリングス🎻で10曲以上も披露したのには大きな気合と覚悟を感じた。リハーサルも相当頑張ったんだと思う。

そして、これまで聞き慣れた楽曲の新たなポテンシャルを引き出す演出が随所に見られたのは嬉しい。イコラブというグループ、まだまだ底が知れん!スラダンの赤木の気持ちになった↓



今日のDay2も楽しみです。




乃木坂全国ツアー2024大阪公演の感想。

ツイッターで書いたら長くなりそうだし、ツイッターのフォロワーはほぼイコノイ関係だからアメブロにメモを残していくスタイル。


・裸足でSummer

イントロで泣きそうになった。ライブで聴くのは4年半ぶり。我が青春の曲。


・君に叱られた

ライブ初聴き。ライブで見られて良かった。


・僕だけの光

これも思い出の曲。まさか見られるとは望外の喜び。「輝いてみせる内面から 今やっと光手に入れたよ」の歌詞が素晴らしすぎるのよ。


・バンドエイド剥がすような別れ方(5期生)

→I see…(4期生)

→三番目の風(3期生)

オタクを殺しにきてるセトリ。殺人的だ。バンドエイドもI see…もライブ初聴き。どちらも、これ聴くために乃木坂のライブ行きてぇなあと思っていた曲。I see…, あまりにも楽しい。楽しすぎた。モンスターソングとはまさにこのことか。かきはるか!のコールがあるのは初知り。


・Never say never

曲自体も初めて聴いたけどめちゃくちゃ良曲でびっくりした。ヘビロテ曲に決定です。


・ここにはないもの(オーケストラver.)

こりゃすごかった。好きな曲だしライブで聴いてみたかったけど、齋藤飛鳥の卒業曲だしもうライブで聴く機会はないだろうなぁと諦めていた。オーケストラのイントロが流れ始めて思わず声出た。井上和さん、お歌が上手すぎる。素晴らしかった。


・ジコチューで行こう!

懐かしすぎて2018年秩父宮の初披露思い出して泣いた。


・あらかじめ語られるロマンス

乃木坂で!一番!好きな曲!4年半ぶりの星座コールがクソ楽しくて喉枯れた。披露してくれてありがとうの気持ち。1番のみだったのが残念。


・自惚れビーチ

まさかまさか、元推し鈴木絢音さんのセンター曲まで拝めるとは予想外。しかも大合唱演出のおまけ付き。


・ひと夏の長さより…

こちらも元推し秋元真夏さんのセンター曲。懐かしすぎて泣いた曲その2。


・日常

グエー。もう懐かしさに浸っててお腹いっぱいなところにぶちこまれて絶命しました。パフォーマンスとコールがエグかった。アンダーの魂みたいな曲。ちゃんと受け継がれてて嬉しい。


・Actually…

中西アルノさんのシャウトがバチっとキマっててこっちもキマった。素晴らしい。


・おひとりさま天国

これもライブで聴きたかった曲。正直めちゃくちゃ楽しかった。


・好きというのはロックだぜ!

5万人がタオル回す光景は圧巻の一言。これもめちゃくちゃ楽しかった。


・僕が手を叩く方へ

フルオーケストラ+5万人のクラップは圧巻だった。やっぱ乃木坂はオーケストラが似合うねぇ。これぞ乃木坂らしさだと思う。


・まとめ

今年3月のバスラで4年ぶり乃木坂現場参戦を果たしたものの、自分が乃木坂を離れて以降にリリースされた曲たちはバスラでは見られなかったから、今回のツアーはめちゃくちゃ楽しみにしてた。蓋を開ければ、見たかった曲はほぼ全部見られたし、期待してなかった曲まで見ることができたし、懐かしい曲に浸ることもできたし、とても楽しかった。

特にI see…やらおひとりさま天国やら、ライブでずっと見たかった曲を一挙に回収できたのはデカい。ようやくライブで見れたー!という嬉しい気持ち。

京セラドームは最上段の天空席まで満員、チケットは完売。さすが乃木坂。

最近はイコノイ主現場でMAXでも2万程度の箱に慣れてたけど、やっぱりドームライブって圧巻だなと思った。




ぬくぬくさんが書かれたブログ(文末にリブログ)を読んで感じたことを書きます。

(以下引用)

そんな状況の私ですが、これを機に確信した事があります。「ステージに元気に立っている事を当たり前に思うな」。これは「推せる時に推せ」と類似していますが、何の懸念もなく推しを応援出来る事って実は恵まれた事なのです。

(引用終わり)

推しの卒業を控えた時期に更新したブログでも書いた気がするんですが、「推しは推せる時に推せ」はよく聞く言葉だけど、この言葉って、推しの活動に"終わり"や"立ち止まり"が垣間見えてしまった時に、初めて意識するものじゃないかと思ってます。私の場合、2022年9月25日、イコラブ5周年コンサートで、初めて推し(齊藤なぎさ)の活動の"終わり"が見えてしまいました。ライブ中は、いつものようになーたんパーカーに袖を通し、いつものようにピンクのペンライトを振って、「今日もなーたんの凄いところたくさん見つけられたから、終演後に届いてなーたんで伝えよう」とか考えていた矢先に、卒業を突きつけられました。その後、卒コンまでの期間を経て、「次のライブでも推しに会える」のは当たり前ではないことを痛感しました。

何が言いたいかというと、誰かを推すって凄く素敵なことだと思いますし、その推しがステージに立っていること・ステージに立つ推しを拝めるということは、とても貴重なことで当たり前ではないから、いま推しと呼べる存在がいる人達は、1つ1つのイベントをぜひ大切にしてほしいな〜!ということです。

ぶっちゃけて言うと、いままさに"推し"がいて、ライブで"推し"を拝めることができるオタク、めちゃくちゃ羨ましいです。「いやお前めちゃくちゃライブ行っとるやんけ」と言われそうなんですが、ライブは本当にただ楽しいから通ってるだけで、そこに"推し"という概念・考え方は存在してないです。もちろん「この子いいな〜」と感じることはあるんですが、アイドル・齊藤なぎさを推していた時以上の熱量で推せる自信は全くないですし、中途半端な熱量で推しても、アイドル・齊藤なぎさを推してた時以上の感情ってもう得られないよなーと思っちゃいます。

ライブに行くと、まあ9割くらいのファンは推しメンタオルやらうちわやらビブスやらを持ってますし、推しからレスをもらって喜んでいるファンの姿を見ると、微笑ましく羨ましい気持ちになります。やっぱレスって良いんですよね。1つ1つのレスで、メンバーとファンの物語ができていくというか。オタクって本当にもらったレスは絶対に忘れない生き物ですし。

特定のアイドルを推すことで得られる悦び、そして悲しみさえも、もはや今は懐かしいな〜という感じです。

ちなみに齊藤なぎささんのことは今でも大好きですし間違いなく1推しですよ。ステージで拝むことがほぼ無くなってもやっぱり好きなんで、たぶんなーたんは本当に自分にとってMy Idealなんだと思います。

でも、ライブのステージに推しが立っていて、その推しを直接拝むことができる悦びって、何物にも代え難い魅力があるんですよね。ライブの度に「超絶かわいい!!!なーたん!!!」って叫んで喉を枯らせる世界線があったらなぁって、たまに思っちゃうことがあります。

すげーまとまりのないブログになってしまいましたし、何様って感じなんですが、とにかく"推し"がいる人はみんな、今この瞬間を大切にしてほしいというのがささやかな願いです笑





今回のノイミーツアーが大好評を博している理由について、可能な限り言語化・考察を試みようと言う記事です。


まず、昨日私が参戦した栃木公演について。

前回の記事でも書いた通り、盛り上がりが本当に凄かったです。会場が割れるかと思うくらいのコールでした。指原Pも参戦していたようで、以下のインスタストーリーを投稿していました。



長年の指オタである「ぬくぬく」さん曰く、彼女がここまで言うことはなかなか無いとのことで、やはり昨日の盛り上がりは本当に凄まじかったんだなと改めて感じました。ファンがコールで盛り上げ、メンバーが呼応してさらに素晴らしいパフォーマンスを見せるという好循環が生まれていました。フロアとステージが文字通り一体となってライブを作り上げていく姿は、まさに女性アイドル現場の理想形だと思います。


私自身、ホールクラスのツアー現場はイコノイ(+若干乃木坂)でかなり経験してきましたが、ここまで熱狂的な現場は初めてかもしれないです。その違いは何なのか。わかりやすいところだと、コロナ禍が明けて声出しが解禁されたこと、そしてイコラブとの比較で言えばファンの男女比の違いが挙げられますが、それらの要素だけでは、本ツアーの熱気は説明がつかないと思うのです。

 


以下、今回のツアーがここまでの盛り上がりを見せている要因について考えます。


まず、コンセプトがしっかりとしている点。今回のツアータイトルは「やっと、同じクラス」。ファンは"私立ノイミー高校"の生徒として、ノイミーちゃん達と同じクラスになるというのがコンセプトです。セトリを見ても、クラス替えでのドキドキを歌った「偶然シンフォニー」から始まり、その後の披露曲や映像、MCでも「学生生活」「同じクラス」が強調されています。確固たるコンセプトがあることで、ツアー全体に一本筋が通り、良い世界観を作り出していると思います。ファンもその世界観に触発され、ライブ会場に向かうことを"登校"と呼んでますね。年齢を問わず、ファン誰しもが学生時代を思い返して盛り上がることができるという点でも、今回のツアーのコンセプト(そしてコンセプトを守ろうという姿勢)は素晴らしいと思います。



さらに、各公演でセトリを細かく変えてくるというチャレンジングな演出により、公演ごとの特別感を高めています。本ツアーは"メンバーの凱旋公演"と言う意味合いを持っています。それだけでも各公演の希少性は高まるのですが、出身メンバーにより披露される特別カバー曲を昼夜で変えることで、ファンに「もっと多くの公演に参戦したい」と思わせる効果を発揮していると思います。さらにカバーパート以外でも昼夜でのセトリ変更(ワタシアクセントとフロアキラー、会場ごとのガチャ曲演出など)がありますし、極めつけに栃木夜公演ではダブルアンコールで「てゆーか、みるてんって何?」が披露されるという望外のサプライズもありました。1つ1つの公演を、ファンにとって忘れられないような素敵なものにしていくという姿勢が、本ツアーの盛り上がりに寄与していると思います。



最後に、とにかくセトリが素晴らしいです。序盤は「同じクラス」のコンセプトに則り、学生生活を想起させるような疾走感溢れる曲を重ね、中盤は各メンバーのカバーパート・アルバム新曲・強烈なダンストラック3連発・ガチャ曲演出により中弛みもすることなく、終盤はコールが大いに盛り上がるキラーチューンを連発するという、まさに王道のセトリ。個人的に凄いなと思ったのは、最新シングル曲の「アンチコンフィチュール」をセトリから外していることです。確かに今回のセトリを眺めると、「アンチコンフィチュール」や「チョコレートメランコリー」のようなダークめの曲はしっくり来ない。入れるとすれば中盤の部分ですが、最新シングルだからと言って惰性で入れることはせず、「フロアキラーorワタシアクセント」→「P.I.C.」→「天使は何処へ」という、ノイミーが誇るダンストラック3連発を畳み掛けるセトリとなっています。最新シングルをセトリから外すという決断ができたからこそ、今回のセトリの一貫性と疾走感がより増していると感じています。



ツアーの醍醐味は、公演を重ねるごとにフロアとステージが育っていくこと、そしてその成長を見届けられることだと思っていますが、今回はまさにその醍醐味が詰まっているツアーだと思います。全通されているファンは、まさにその過程を目の当たりにされているのではないでしょうか。実際、ノイミーファンの方とお話ししたり、SNSでのファンの発信を眺めたりしていても、ツアーが進むごとに会場の熱量がどんどん上がっていくという声を聞きます。


(めちゃくちゃ後出しジャンケンになりますが)ツアー初日の東京公演を見た時、「今回のツアーは間違いなくヤバい」と確信し、同時に東京以降の地方公演をチケットを確保していなかったことを後悔しました。私もそこそこアイドルオタク歴が長いんですが、初日の時点でここまで訴求力の強いツアーは久々でしたし、これは無理をしてでもどこか参戦しておかないと絶対後悔すると思い、急遽栃木参戦を決めた次第です。それでも、福島・鹿児島・熊本・千葉に参戦できなかったのは少し後悔しています。せめてどこかの公演は参戦したかった。こんなにも"ツアーの醍醐味"が詰まっているツアーって、なかなか出会えないと思うからです。実際、今回のツアーはファンからの評判も非常に良いようで、千葉の昼夜や栃木の昼は完売、来月の広島(キャパ1800)に至ってはFC先行で落選祭り、ファイナルの横アリですら若干の落選が見受けられています。私も横アリは昼夜をなんとか確保できましたが、広島は昼夜ともに落選でした。それほどまでに好評ということですね。


栃木の熱量は凄まじかったですし、広島はもっと凄いことになるのでしょう(なんとかして参戦したい……)。このまま行くと、ファイナルの盛り上がりがどんなものになるのか、想像もつきません。本当に横アリ割れるんじゃないかと思ってます。


アイドルオタクとして、この素晴らしいツアーを一部でも見届けられていることは幸甚の極みです。最高のコンセプト・演出・セットリストに、フロアのファンがコールで応え、それを見たステージメンバー達がパフォーマンスレベルを上げる。そうして会場全体が熱狂的な"うねり"に包まれていく。さらにその"うねり"が、ツアーを通してより大きいものになっていく………なかなかお目にかかれるものではないと思います。横アリのファイナルではその"うねり"の最高到達点を目撃できると期待しています。


月並みな言葉になってしまいますが、今回のツアー、本当に、本当に素晴らしいです。このツアーを作り上げてくれているノイミーのメンバー、そして会場のファン達に改めて感謝したいですし、ファイナルの横アリまで無事に駆け抜けられることを祈っています。




(ノイミー全国ツアー2024 栃木夜公演 アンコールのレポです)


最後の曲「まほろばアスタリスク」が終わり、メンバーが一巡した後、ステージには栃木出身のみるてんときらりんが残ります。


みるてん・きらりん

「栃木でライブができて本当に幸せでした!ありがとうございました!」


挨拶を終えて2人は退場し、栃木夜公演は終演したかに思われました。


栃木の夜公演は、本当にアツいライブでした。メンバーのパフォーマンスとファンのコールが一体となって、フロアの熱量を凄まじく引き上げていました。私は初日の東京公演以来のツアー参戦でしたが、ここまで全通しているオタクの方も「栃木夜の盛り上がりは過去イチで凄かった」と仰っていたほどです。


しかし、1つだけ心残りがあるとすれば……ここ栃木出身であるみるてんがセンターの"あの曲"をやってないこと。披露される可能性が高いと思っていた楽曲ガチャのコーナーでも、結局披露されませんでした。ただ、前述したように盛り上がりが凄かったのもあり、私は大満足していましたので、大きな拍手を送りつつさて帰路につこうと荷物をまとめ始めました。


その時でした。

みるてんがステージに戻ってきました。ファンがざわつきます。


みるてん「そういえば、1曲だけやり忘れちゃって……スタッフさん、やってもいいですかー?」


オタクが悲鳴にも近い歓声を上げます。やり忘れた曲って、もう"あの曲"しかないじゃん。嘘でしょ、こんなのアリかよ、と。


みるてん「みなさんの熱量次第で披露させてもらえるそうです!みなさん、栃木で最高の思い出作れましたかー?」

オタク「Woooooo!!!!」

みるてん「もう1曲、見たいですかー?」

オタク「Wooooooooooooooooo!!!!!!!!!!」


(めちゃくちゃうろ覚えですがセリフの雰囲気は合ってるはず)


披露する曲もまだ発表されてないのに、宇都宮市文化会館が割れるかと思うほどの、オタク達の大絶叫。もうみるてんが出てきたという時点で、確定演出なのです。


僕はこの辺で既に泣き始めてました。不思議ですよね。みるてんは特に推しメンというわけでもないのに(そもそも今のイコノイは特定の推しがいない箱推し)。でもやっぱり、メンバーの凱旋公演って1つ1つが素敵なものだし、殊に栃木に関しては凱旋メンバーであるみるてんの名を冠した"あの曲"なんて、絶対披露すべきだと思ってたんです。今やらずしていつやるんだと。


開演前から、絶対に披露してくれると信じてました。

(夜公演開演直前のツイート)


信じてよかった。

しかもダブルアンコールという望外のシチュエーションで"あの曲"を聴けるなんて……

まだイントロも始まってないのに、既に号泣でした。


みるてん「オッケーみたいです!それじゃあ、ミュージックスタート!!!」



みみみみみみみみみ

みるてん!

みみみみみみみみみ

みるてん!

みみみみみみみみみ

みるてん!


(イントロ流れた時の大興奮をクソデカフォントで表現)


「てゆーか、みるてんって何?」のイントロが流れた瞬間、宇都宮市文化会館が大爆発しました。言うまでもなく、コールの熱量が凄まじかったです。

そしてステージ上で抱擁を交わすみるてんとメンバー達の姿に、また涙が止まりませんでした。


さらにさらに、フル尺確定演出の間奏でまたドカ沸きしました。みる何は披露される時も最近だとワンハーフが多いですし、フル尺披露は本当に久しぶりな気がします。2番のAメロで手が割れそうなほどクラップしまくり、サビでは「そうだよ、2番はNaなんだよ……」と謎の感情に浸りました。


ぶっちゃけイントロ流れ始めてからの記憶はかなりあやふやです。眼前で起きてる出来事が信じられなくて、夢物語みたいで、なんかもう自分含めて会場全体がトチ狂った雰囲気になってたような気がします。IQゼロ以下になるってこういうことかもしれません。ヤベェ時間でした。


曲のラスト。メンバーが集まり、真ん中にみるてんがやってきます。しかし、すぐ後ろの方へ戻っていくみるてん。どうしたんだろうと思ったら、きらりんを連れて再び真ん中へやってきました。もうここで私のエモエモバロメータはカンストし、オンオン泣きました。


繰り返しになりますが、ダブアンを差し引いても、栃木夜公演の盛り上がりは凄まじく、限界突破していました。そしてダブアンのみる何が披露され、限界を突破したさらにその先の青天井へと突き抜けていった感じです。


さすがに時間も押していたのか、みる何後はみるてんときらりんがサクッと挨拶して終演し、オタク達からは長く長く惜しみない拍手が送られました。外へ出ると「本田珠由記」のビブスを着たみるてんオタクたちが泣いていました。そりゃ泣くわ。


まさか"みる何"で泣く日が来るとは思わなかったです。栃木に来てよかった。

最高でエモーショナルなパフォーマンスを見せてくれた≠ME、そして会場を一緒に盛り上げてくれたオタクたちに、精一杯の感謝を送りたいです。