(ノイミー全国ツアー2024 栃木夜公演 アンコールのレポです)


最後の曲「まほろばアスタリスク」が終わり、メンバーが一巡した後、ステージには栃木出身のみるてんときらりんが残ります。


みるてん・きらりん

「栃木でライブができて本当に幸せでした!ありがとうございました!」


挨拶を終えて2人は退場し、栃木夜公演は終演したかに思われました。


栃木の夜公演は、本当にアツいライブでした。メンバーのパフォーマンスとファンのコールが一体となって、フロアの熱量を凄まじく引き上げていました。私は初日の東京公演以来のツアー参戦でしたが、ここまで全通しているオタクの方も「栃木夜の盛り上がりは過去イチで凄かった」と仰っていたほどです。


しかし、1つだけ心残りがあるとすれば……ここ栃木出身であるみるてんがセンターの"あの曲"をやってないこと。披露される可能性が高いと思っていた楽曲ガチャのコーナーでも、結局披露されませんでした。ただ、前述したように盛り上がりが凄かったのもあり、私は大満足していましたので、大きな拍手を送りつつさて帰路につこうと荷物をまとめ始めました。


その時でした。

みるてんがステージに戻ってきました。ファンがざわつきます。


みるてん「そういえば、1曲だけやり忘れちゃって……スタッフさん、やってもいいですかー?」


オタクが悲鳴にも近い歓声を上げます。やり忘れた曲って、もう"あの曲"しかないじゃん。嘘でしょ、こんなのアリかよ、と。


みるてん「みなさんの熱量次第で披露させてもらえるそうです!みなさん、栃木で最高の思い出作れましたかー?」

オタク「Woooooo!!!!」

みるてん「もう1曲、見たいですかー?」

オタク「Wooooooooooooooooo!!!!!!!!!!」


(めちゃくちゃうろ覚えですがセリフの雰囲気は合ってるはず)


披露する曲もまだ発表されてないのに、宇都宮市文化会館が割れるかと思うほどの、オタク達の大絶叫。もうみるてんが出てきたという時点で、確定演出なのです。


僕はこの辺で既に泣き始めてました。不思議ですよね。みるてんは特に推しメンというわけでもないのに(そもそも今のイコノイは特定の推しがいない箱推し)。でもやっぱり、メンバーの凱旋公演って1つ1つが素敵なものだし、殊に栃木に関しては凱旋メンバーであるみるてんの名を冠した"あの曲"なんて、絶対披露すべきだと思ってたんです。今やらずしていつやるんだと。


開演前から、絶対に披露してくれると信じてました。

(夜公演開演直前のツイート)


信じてよかった。

しかもダブルアンコールという望外のシチュエーションで"あの曲"を聴けるなんて……

まだイントロも始まってないのに、既に号泣でした。


みるてん「オッケーみたいです!それじゃあ、ミュージックスタート!!!」



みみみみみみみみみ

みるてん!

みみみみみみみみみ

みるてん!

みみみみみみみみみ

みるてん!


(イントロ流れた時の大興奮をクソデカフォントで表現)


「てゆーか、みるてんって何?」のイントロが流れた瞬間、宇都宮市文化会館が大爆発しました。言うまでもなく、コールの熱量が凄まじかったです。

そしてステージ上で抱擁を交わすみるてんとメンバー達の姿に、また涙が止まりませんでした。


さらにさらに、フル尺確定演出の間奏でまたドカ沸きしました。みる何は披露される時も最近だとワンハーフが多いですし、フル尺披露は本当に久しぶりな気がします。2番のAメロで手が割れそうなほどクラップしまくり、サビでは「そうだよ、2番はNaなんだよ……」と謎の感情に浸りました。


ぶっちゃけイントロ流れ始めてからの記憶はかなりあやふやです。眼前で起きてる出来事が信じられなくて、夢物語みたいで、なんかもう自分含めて会場全体がトチ狂った雰囲気になってたような気がします。IQゼロ以下になるってこういうことかもしれません。ヤベェ時間でした。


曲のラスト。メンバーが集まり、真ん中にみるてんがやってきます。しかし、すぐ後ろの方へ戻っていくみるてん。どうしたんだろうと思ったら、きらりんを連れて再び真ん中へやってきました。もうここで私のエモエモバロメータはカンストし、オンオン泣きました。


繰り返しになりますが、ダブアンを差し引いても、栃木夜公演の盛り上がりは凄まじく、限界突破していました。そしてダブアンのみる何が披露され、限界を突破したさらにその先の青天井へと突き抜けていった感じです。


さすがに時間も押していたのか、みる何後はみるてんときらりんがサクッと挨拶して終演し、オタク達からは長く長く惜しみない拍手が送られました。外へ出ると「本田珠由記」のビブスを着たみるてんオタクたちが泣いていました。そりゃ泣くわ。


まさか"みる何"で泣く日が来るとは思わなかったです。栃木に来てよかった。

最高でエモーショナルなパフォーマンスを見せてくれた≠ME、そして会場を一緒に盛り上げてくれたオタクたちに、精一杯の感謝を送りたいです。