幸せのセルフコントロールに長けている人 | 15歳までの子どもの旅育・食育・習い事育

15歳までの子どもの旅育・食育・習い事育

子育て中のあらゆる旅体験から、教養と思考の成り立ちを考えます。お子さんとこれから行く旅先選びのヒントとなれば嬉しく思います。

ひとくちにバラと言っても

満開になった時の形は

蕾の時には想像ができないものだ。


さして変わりがない様に

思っていた隣のバラが

全く違う様相に開いていく時もある。


人もまた同じで

花びらの形や重なりかた

満開の時期も違えば

開き方も其々異なる


満開の時期までに

手塩にかけて育てたものは

傷がなく美しい。

一方で

野生で育ったものには大地を味方につけた

ツヤと強さがある。

人も多分同じだ。


ちょっとメンタルが弱ったら

ゆっくりと落ち着ける

花が溢れている場所にいくと良いと思う。


美しいものからは

自分が想像した以上の

癒しをもらえる。


手入れが行き届いた

神社仏閣を愛たいと思う気持ちも

自分のメンタルを整えたいと願っている

表れである。


だから

まだまだ癒してもらう必要のない若い子は

神社仏閣などに興味が薄い。


勿論幼児であっても

桜の季節が美しいことは感じているし、

ひらりと舞う花びらを

夢中になって拾い集める可愛らしい姿は

よく見かける。

しかし春のお花見を一年心待ちにし

その中でしばし佇みたいと願う幼児には

まだ会った事はない。


雅な気持ちを定期的に望む人は

表面上はどうであれ

常日頃から自分のメンタルの状態を

感覚で把握し、調整に努めている。


いわば自分なりに

セルフコントロールに

長けている人であると

感じる。


自分の弱点を分かっている人だ。


美には

気持ちを落ち着かせる効果がある。


もし、

最高の情操教育を施したいと

願うのならば

多くの美に触れさせるべきである。

それは美術館にいくとか

演奏会に行くとか

そういうことではなく

多くの自然美に触れさせること

そしてそれを近日中に絵や

造形で表現させてみる。


その繰り返しなのかもしれない。


私は最近は忙しく

あまり好んでやる事はないが

思い出を写真などで見返したりして

何度も何度も眺め

楽しかった思い出を反芻する人がいる。


それもまた日常の中から

美を繰り返し思い起こし

自分のメンタルを良い状態に安定させようと

している行動の一つであると思う。


良い状態をキープできる人は

自分は幸せであると脳に刻ませる

セルフコントロールに長けている。


もしかすると

ブログでも同じかもしれない。

自分が恵まれている事をドヤる人は

幸せのセルフコントロールに長けているのやも

しれない。


虚像やウソを塗り重ねている場合は別だが

本当に心の底から日常を自慢したい人種は

好きかどうかは別として

実際会ってみても

自信に溢れていることが

多いような気もする。