羽生結弦「単独公演やツアーのこれから」“無”から“いいもの”を作るのは難しく楽しい、自らが語ったその力の源泉とは?
単独公演やツアーのこれからについて聞いたときの答え…「本当にいまはありません。そのことで、自分がいま、クリエイティブな場所に身を置いているんだなと改めて実感もできています。~田中充先生のコラムより、羽生選手へのインタビュー
・自分を知るための鏡
鏡を見つける人生の途中
羽生結弦「夢の銀盤コラボFantasy on Ice 2024 in AICHI」メ~テレ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝💓 ウルフィダンス・フルバージョンのYouTube
・気になる「ミーティア」アナのナレーション
・羽生選手のサイン入りTシャツプレゼント !
・ドリームオンアイス⛸🤍Σ(๑º ロ º๑)
日本のトップ選手大集合だと思う💦
今年は様変わりして、6分間練習からの試合形式って?
佐藤駿…Wow…なんかゴージャスになってるし!
山本草太…難しいピアノ曲をリショーさんの振り付け!
みやかわくんからの耽美な発注で生まれた「略奪」を耽美の極み・羽生結弦が可視化したという奇跡✨(群舞なのでもちろんほかのスケーターさん達もですが(´>∀<`)ゝ)
・表現することは、身を削る行為。渡して、与えて、出し尽くすこと。…FaOI2022 新妻聖子さんInstagramより
・ジャッキーさんが駿くんは過小評価されているのでは?と。完全同意!
・見逃すな!羽生結弦の聖地だ!
今岡英二・歴史探訪より
羽生結弦「夢の銀盤コラボFantasy on Ice 2024 in AICHI」メ~テレ☆インタビューと気になっていたナレーションの書き起こしです。☆「アニメシリーズ、主人公の心優しい青年は、誰かを守るために戦いに身を置く運命を背負います。まさにその誰かために……」(´இ﹏இ`)
・Mrs. GREEN APPLE 🍏
サママ・フェスティバル!熱唱するゆづる!
・愛知公演当日メ~テレ
「ショーに臨む姿勢と試合に望む姿勢と、何ら変わりないと仰ってました。」
・RE_PRAY宮城公演 Day.1 番宣が2分超えてる
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
【プロ3年目の羽生結弦に迫る】“無”から“いいもの”を作るのは難しく楽しい、自らが語ったその力の源泉とは? : https://t.co/GpFLDimDdd #WEDGE
— Wedge ONLINE (@WEDGE_ONLINE) June 21, 2024
一部書き起こしです
「Quadruple Axel 2024 羽生結弦 SPECIAL」単独インタビューから内容の一部を抜粋、編集。
「notte stellata 2024」の3日間の公演を終えた直後の3月11日。
「本当にいまはありません」
単独公演やツアーのこれからについて聞いたときの答えだった。
「本当にいまはありません。
そのことで、自分がいま、クリエイティブな場所に身を置いているんだなと改めて実感もできています。何もないからこそつくらないといけないですし、作り出していくからこそ、難しさはもちろんありますが、楽しく、面白いのだと思います」
周囲の期待が高まる中、次の構想がない状況で、高まる期待への重圧に耐えられるのか。
そう考えてしまったが、羽生さんは違った。
「いまは何もない」という言葉から、次に何かのアイデアを取っておくような公演はしていない、という意思表示に思えた。
自分が考え、絞り出したアイデアはすべて具現化し目の前の公演に全力で挑む。
一つずつの演技に現役時代から120%のエネルギーを注いできた羽生さんは、プロデュースにおいても余力は残さない。
だから、ツアーやショーが終わったばかりのときには、頭の中が「何もない状態」でも当然のこととして受け止めているのだろう。
構想はなくても、経験という財産は手中にある。
だからこそ、何もない状態からでも次を作っていくことできるということが、プロとしての矜持なのかもしれない。
「何もないからこそ、つくらないといけないですし、つくり出していくからこそ難しさはもちろんありますが、楽しく、面白いのだと思います。
いま求められているのは、ざっくり言えば『いいもの』なんですよね。
具体性がないけれども、僕が求められている『いいもの』って何なのか──。
それを自分が『無』から作っていくことを、みなさんが望んでくださっているんだと思います」
過去の再現ではなく、「無」から作り出す新しく、そして求められている「いいもの」──。
単独公演という発想に驚かされた「プロローグ」から、まだ1年半も経っていないのに、次を求める期待は常に高くある。羽生さんは応えるように、想像を超えるスケートと表現で新たな世界を生み出していく。
筆者は、羽生さんがプロに転向することを表明した2022年7月の記者会見で、羽生結弦という存在はご自身にとってどんなものだったかを質問した。羽生さんが打ち明けてくれた「羽生結弦という存在は常に重荷でした」という言葉はいまも脳裏に焼き付く。
このインタビューでは、プロになってから羽生さんが自らの存在をどう感じているかを知りたくて、同じ質問をした。
「ハハハ、重いですよ。やっぱり、それはすごく重いと感じていて競技者時代から変わっていないですね。
ですが、自分自身が皆さんの期待に応えられるかという怖さだったり、実際、応えられているのかなという不安だったり、そういう思考がいまも絶えずありますが、きっとその思考がなくなってしまったり重荷だと思わなくなったりしたら、そのときが自分の限界だと思います。
僕はまだ、みなさんの期待に応えられる理想像が見えていて、そこを目指したいと思えています。
つまり、自分の中でのポテンシャルが(手を上のほうへ動かして)まだここまであるのではないかと思えるからこそ、不安が生じたり、あるいは、まだこれしかできていないから応えられるかもしれないという怖さがあるのだと思います。
進化を続け、理想へ届けていくにはものすごく大変ですが、そこを目指す気持ちがいわゆる原動力の一つになっていると思って受け止めています」
自身の存在が重いのは、自分がまだ見ぬ限界へ成長していくことができるという確信があり、そこにたどり着けていない自分と向き合っているからだという。
重圧は苦しいときもあるが、自らを高めるためには不可欠なもの。羽生さんはそうとらえているように思えた。
つづく
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次に何かのアイデアを取っておくような公演はしていない、という意思表示。
👏😊💕
『無』から作っていくことを、みなさんが望んでくださっている
そこにたどり着けていない自分と向き合っているから…
僕はまだ、みなさんの期待に応えられる理想像が見えていて、そこを目指したいと思えています
羽生選手も鏡を見てるんだね。
その理想像が見えるのは虚の世界かもしれないけど、それを目に見える形にしていく作業が、
Yuzuru Hanyu ICE STORY
なのかもしれません。
もうひとつ鏡が必要。
自分を知るための鏡
鏡を見つける人生の途中
仏教での鏡
映し出された「自分の姿」は
どこまでも、自分の外側
大切なのは、自分の内面を映し出す「鏡」
自分の内面を知るための鏡の役割をするのが仏教。
羽生選手が見る次の鏡に映るのは
Yuzuru Hanyu ICE STORYの続きなのか、RE_PRAYなのか、全く別なものなのか、もう映っているかもしれないし、当分見えないのかもしれない。
『無』から作っていくこと。
与えられた器は、その容姿や運動能力やセンス、思考回路、意思、感情…。
羽生結弦の思考が、理想像に向かってなにかの形を成そうとするためのアイテムが、フィギュアスケートというエンターテインメントであって、目に見える形にしていくツール。
新たな目標が生まれたとき器が満ちて、
羽生選手の思考を形にするために、たくさんのプロ集団が集い、最高のフィギュアスケートが出来上がっていくのかな、と。
(*´ ˘ `*)