みなさま、
新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞおつきあいのほど、よろしくお願い奉りまする。

さて、2016年最初のラーは、この店と相成りまして候。
柏、誉(ほまれ)本店、初訪。

新年一杯目を何処にするか。沈思黙考、明鏡止水..
そうだ! 今年は、東葛飾エリアから攻めてみるゾ!

柏や松戸、我孫子などの、いわゆる 「東葛飾エリア」 は、
千葉県でも屈指の、一大ラー充実地帯である。

県のランキング上位店が、綺羅星の如く軒を連ねてるし、
全国トップ・クラスの 【超・名店】 まであったりして、
ちょいと、おそるべきエリアなのである。


2016/1/4時点、最新状況はこちら

ただし、この年末年始期間ゆーのが曲者で、
選択が限られるのみならず、営業日が複雑に入り組み、
かなり注意が必要なのでござる。

実は今日は、家系の人気店 「王道家」 を目指して
柏まで来たのであったが、なんと定休日。
年始休業に定休日が接続してたとは、盲点でござった..

ま、次回の愉しみにとっておくことにするでござる^^

とゆーことで、
すぐ近くで行列を成していたこの店に接続した次第。
緊急の選択には、行列もまた有効なバロメーターなのだ。

この店、名前だけは知っていたのだが、
一体どんな内容なのか、並びながらスマホで事前勉強。
ふむふむ.. なりたけ式チャッチャ系なのね。


なりたけ(津田沼本店)

なりたけOB二人により、2005年12月に立ち上げ、
なンてキーワードも見えた。よーし、大体ワカったゾ。

 

『みそ味玉子らーめん』 を、麺固め、野菜&メンマ 増量で。

メンマの増量まで無料って(笑)、嬉しくって。
味の濃さと脂の量はデフォにて候。管理栄養士 六箇条

着丼。
一瞬 <つけ麺> だと思った、そこのアナタ!^^
本丼の左に並ぶ小丼は、野菜増しの 「野菜」 でござるよ。
二郎の如き無理盛にはせず、別丼で提供なのである。

明らかな "なりたけ一族" である。表情は明るくフレッシュ。
国内最上質を謳う、粒揃いの背脂が美しい。

本家のなりたけと比し、<スッキリ感>という明快な個性。
ギューッとクるほどに旨みが凝縮されているのに、
低音部分が、さわやかに軽やかである。

情報によれば、スープは昼/夜で内容を変えてるそーで、
昼はスッキリ、夜はこってりなんだそーだ。なるほどねェ。

麺は、太麺・ほぼストレート。

本家の"珍来麺"や、鐵の"自家製麺"と比し、
表面はソフトな食感にして、麺の内層に弾力を集めた感じ。
蒲田の菅野製麺所特製が、誇らしく掲げられる。

ゴワッとした当たりを期待すると、やや肩透かしながら、
なるほど、クオリティは充分に楽しめる。
この麺に辿り着くまで、随分試行錯誤が重ねられたらしい。

さて、こちらも看板、存在感充分、
炙りを入れた、バラ・ロール・チャーである。
脂のトロけ具合と、円周エッジの香ばしさと歯応え。

 

このあかるい味玉を見よ!
黄身本来の味を活かすべく、味付けは最小限にして、
状態はカンペキである。なによりもこの発色が印象的だ。

丼を分けて提供された、野菜増し分である。
音が鳴るよなザク切りネギが、如何にもこの一族らしく。
麺とスープと共に.. コレが活きるのである!

確固たる "なりたけスタイル" の中で、
オリジナリティが追求された、実に丁寧な一杯であった。
このクオリティなら、行列が絶えないのも頷ける。

しかしながら、なりたけ一族であれば、
我がホーム・グラウンドの千葉湾岸一帯がメッカだ。
新鮮な驚きゆー意味では、目論見と違う結果になったが..

自分のホーム・グラウンドの定番ラーが、
隣の文化圏で、これほどに支持されているということを、
外から確認出来たとゆー、
図らずも、面白い結果となった。

千葉家2訪目。

2015年締め括りのラーは、この店と相成りましてござる。
ご存知!我等が千葉市に於ける 「家系の嚆矢」。
実に8年ぶりの訪問にござる。

現代千葉ラーの黎明期、ハマの本牧家の2柱の神が、
見渡す限りのフロンティアであったこの地に、
家系なる"宝剣"を引っ提げ、堂々降臨したと神話にある。

1999.07. 「中野家」 降臨
1999.09. 「千葉家」 降臨
2000.10. 「中野家」 移転 ⇒ 「末広家」 と屋号変更

 

明るい太陽の土曜日、逸るココロ、店内にIN!
開店直後の11:15にて、既に1/3の席が埋まってをり。

おおぉー後客も続々。みるみるうちに席が埋まっていく。
あらかじめ熟考しておいたオーダーをコール。

『ラーメン(並)+チャー&のり増し』 を、超カタで。
味の濃さと油の量はフツーにて候。管理栄養士六箇条

嗚呼、なんとゆー優しいカオであることか!
そして、その通りなんとゆー優しいタッチであることか!
こんな家系、今時、巷には皆無だゼ。

一瞬、どこの麺か?と思わせる中太麺。
加水高?超カタにしてツルリとした食感ってめずらしい。
調べると、正真正銘の 「酒井麺」 だという。

脂身の少ない部位を使った、肌理が均一なチャーが5枚。
しっかりとした歯応えと存在感である。

今回唯一の気がかりであった、海苔の状態。
情報では、軒並みべったりとスープに浸っていたのだが、
なんだ、パリッ!と良いぢゃぁないスか(笑)

この、あかるいカオの丼内では、レンソウもみどり鮮やか。
なんとも見惚れてしまう、心地良い配色である。

各流派から出店続々、更にはソレに便乗する亜流店で、
まさに千葉の家系は百花繚乱の現在だが、
それらのヤカラとは厳然と精神が異なるのである。

もはや、時代に適う適わンゆー問題ではなく、
そのまンまの姿ゆえに、今でも不動の支持を得ているのだ。

さてさて.. 今年もまた色々とありました。
年末って、来し方を一種の感慨を以て振り返ることの出来る、
やっぱ、ちょいとイー感じの区切り感ですよね~^^ 

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ~♪^^

(肉)並商、★初訪。

あかるい冬晴れの土曜日、正午を少しばかり回ったころ、
彼方に見えた行列。よぉーしッ!営業して
るゾ。

先週の思わぬ臨時休業で、少々悶々としてたのだが、
ココロもスッキリ日本晴れ!快晴だぁ(笑)

しかし、このロケーションにして、駐車場(P)もなく、
皆様、ホントにおつかれさまにござる。

このホットな注目度。期待と興味の 「並商3号店」。
15分ほど並んで店内にIN。

       

超・手狭な店内で、清々しいばかりの質実さだ。
手前カウンターの右に座る時は右の扉を開くのだ(笑)

超・手狭ながらも、清潔感のある店内。
期待の新人店主であろう。ロックな感じがただよう。

 

そうそう、メニュー(券売機)と営業時間の情報をば。
下記をご参照くだされたし。

   

『味玉ラーメン+のり増し』 を、麺固めで。
濃さと油の量はデフォにて候。 管理栄養士 六箇条

メニューに幾つかの柱があるよーだが、
前情報で興味を惹かれてた "家系ライク" な基本ラーを

おおぅコレかぁ。イイじゃないのYo!
パキッとした精緻さで、フレッシュで明るい空気感で。

構成をみるに、まさしく 「家系」 である。
しかし、
店頭に翻ってるよーに普通の家系ではないのだ。
鶏油(チーユ)ではなく 「鴨」 油使用なのである。

  

そして、更に個性際立つのが、麺である。
家系では通常使われない ”細麺ストレート” なのである。

この麺、一本ビシッ!とスジが徹っており小麦感が明快。
全粒粉使用、加水は低め。嗚呼、誠に心地良い。

一蘭の福岡天神に ”剛鉄麺” ゆーのがあったけど、
それに近いかもしンない。コレかなりのクオリティだゼ。

 

一枚一枚を丁寧に、七輪で炙りを入れたバラ・チャー。
その丁寧さは、見ていてマッコト好感が持てる。

そして味玉とレンソウ。こちらも極めて丁寧な仕事だ。
無論、クオリティもバッチリである。

 

鴨油の効果であろう、鶏油より更にまぁるく深く、
やさしい厚みが加えられた、醤油とんこつのラーである。

家系構造だから、家系の一支族として充分に成立。
その一方で、
上質な博多ラーのよな錯覚も覚えたりする

このラー、
基本コンセプトに起因する、面白い二面性と、
それを確実に実現させている、丁寧で精緻な仕事ぶりが、
マコトにもって好感極まりなく。

ロックな店主に、この先も是非頑張って欲しいものである。

 

1ヶ月ぶりのラーと相成った。

実は、今までの "スピリチュアル" な行いの代償として、
管理栄養士から 「ラー禁止令」 が出ていたのだ。

1ヶ月の間、結構マジに取り組ンだンで、経過は良好。
面談で、自分にとってのラーの重要性を熱弁し、
条件付きで 「週1杯」
のオッケーを奪取!

ウオ━━ッ!やったぞォ━━(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)━━!!!

目をつけてた並木商事3号店 「(肉)並商」 に出撃だ!
国道357沿い、バーミヤンと一蘭の間。
店が見えてきたぞ..
ついについに..この日が来たぞ(泣)

 

あれ.. およ.. なんか様子が変ぢゃないスか..?


臨時休業 

ぎゃお~っ!ひょえ~っ! なんとゆーことだぁ。

茫然としてたら、中から店の人が出てきて、
「すいません、怪我しちゃって.. ホントすいません」

いやはや、なんとゆー "遥かなる道" なのだろう。

どーしたものか、と沈思黙考..

そうだ! 並商の本店はどーだろう?
先ずは本店から再確認するのは、大いに意味がある。

とゆーことで、並木商事3訪目。
案の定の行列だけど、想定内でok。最後尾に接続。

そーいえば.. と道路の対岸を見て、笑ってしまった。
みなさま、ホントにおつかれさまです。


濃麺海月に並ぶ人々 

『味玉並商らーめん』 を、デフォで。

 

素晴らしく整った、充実のカオである。
素晴らしきこの安定感、まさに "鉄壁" の如くである。
さぁ、攻めるぞッ!!

おおーーッ!!!!!

電光の如くツき抜けた、ラーの衝撃!
瞬時に全身を駆け巡る、感動と痙攣の生体反応ッ!!

嗚呼..この1ヶ月、ずっと息を止めていたかのようだ。
呼吸再開。
ホントに長い道のりであった(泣)

鶏、豚、魚介、野菜 をmixした 「超・ドロ」 スープ。
いやはや、こんなに凄い粘度だったっけ。
研鑽が尽くされた、実に見事なハーモニー。

ビシィッと一本、強靭なスジの徹った自家製麺。
この、超・粘度のスープを、ボタるホドに纏う食感は、
あたかも、とみ田のつけそばの如し。

美しく均一な焼き目が入った、バラ・チャー。
やや ボソ感はあるが、丁寧な作り込みに好感である。

状態カンペキな、濃いめの味玉。コイツは凄い^^

シャキッと清冽な刻みネギ。
いかにも千葉らしいアレンジの、岩のりと海藻。
潮の香りと、ナンコツを彷彿させる、楽しい歯応え。

最小限にして、最大効果の具材の面々。
いやはや、実に "考え抜かれた一杯" に感服である。

さて、本店のクオリティは、再確認したゾ。
来週は、再度、3号店 「(肉)並商」 にリベンジだぁ!

まったく、心身共に、頗る調子が良いでござる。
やっぱり、ラーは私にとって、呼吸も同然なのであります。

一. 昼食ニスルベシ 夕食ハ不可ナリ

一. 濃イ目、油多メハ不可ナリ

一. 大盛リ、替エ玉ナドモッテノホカ

一. ライスヲツケルナドモッテノホカ

一. スープハ飲ミ干スベカラズ

一. 追加チャーシューカ味玉ハイズレカニセヨ

 

ちぐさ、3訪目。

『Hot Coffee』 を。

横浜を代表する ジャズ喫茶 である。

昭和8年(1933年)の創業とゆーから、
全国でも、ほとんど最古のグループに入るのではないだろうか。


吉田 衛(故人)

ヒノテルや ナベサダや 秋吉敏子が若かりし頃
この店に通って研鑽に努めたとゆー、ちょっと凄い店なのだ。

   

残念ながら、2007年に閉店してしまったのだが、
2012年、地元の有志により移転復活。
現在は、一般社団法人として運営されている。

詳しくは こちら を。

私は横浜の出身である

10代の終りの頃、ジャズとピアノに心奪われて、
当時、関内南仲通にあった、
「シカゴ」 とゆー ライブ・バー に入り浸っていたのだが、
その頃、高名なこの店に行ってみたことがある。

店のドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは
真正面に鎮座する巨大なスピーカーと大音量!

ずらりと並んだ小さな席に座った人たちが、
皆一様にアタマを抱えている、異様な光景であった。

かかってたのは、エバンスの 「Undercurrent」。
その時の音と匂いまで、はっきりと記憶している。

当時既に、いわゆるジャズの楽しみ方とゆーのが、
随分、気楽にライトになっていたのだが、
その人たちは、まさしく正統のアイデンティティをもって、
深刻なる音の啓示に、自己の深層と真正面から対決し
そして、打ちひしがれていたのである。

その衝撃に早々に退散したのを、懐かしく思い出す。

☆☆☆

それから、実に30年の歳月が流れ..
一般社団法人として移転復活したという 記事 を目にして、
2回目に訪問したのが2012年である。

件のスピーカーから、迫力のサウンドが隅々まで満たされ、
ひと言も喋らずにじっと聴き入る光景には、
あの時ほど重篤ではないが、同質のものがあった。

ただ、30年ぶりに改めてじっくりと聴いたその「音」は、
今まさに目の前でプレイしているかのような臨場感で、
且つ、太く・温かく、本当に素晴らしかった。

☆☆☆

それから更に3年、今日は3訪目。

あの 「音」 に、もう一度この全身でまみれたくなって、
横浜行きの電車に乗った。
桜木町で下車し、野毛方面に歩く。

店のドアを開けると、あのビビッドな音があふれ出した。
ほぼ満席だったンで、スピーカーの真ん前に着席。
後ろのひと、スンマセン..
^^;

ピーターソンの 「We Get Requests」。
耳タコのこのアルバムが、かつてない臨場感で迫ってくる。
おお!これだこれだ。遥々来た甲斐があった。

御高齢で如何にもゆー髭を蓄えた店の人が、
数冊のファイルを無言でテーブルに置いていく。

レコード・リストだ。リクエストをどうぞ、ゆー意味である。

私は、敢えてリクエストはしない。

自分の辞書への "こだわり" と "囚われ" から
解放されたところに、メンタルを置いておきたいからである。
その方が 「音」 そのものを享受出来るのだ。

今日の収穫は 「DON RANDI」。
西海岸で活躍したピアノの名手。知らんかった..

この店で約2時間 ゆっくりとさせていただいたが、
頼んだのは、ホット・コーヒー一杯だけ。
他の客も、まずまず似たようなものであろう。

確かに、これでは経営していける訳がない。
あ、今は 「一般社団法人」 だから、それでいーのか^^

この店の音と空気を、心より堪能出来て嬉しかった。
コルトレーンの 「Ballads」 を背中に浴びながら店を出た。

☆☆☆

心地良く茫然としており、全身が熱くなっていた。
その余韻は、千葉に帰ってきてからも、まだまだ続いていた。
 


ライブなどのイベントも

♪ アルバムタイトル or ジャケ写 をクリックすると音が聴けます
(YouTubeリンク:パソコンからのみ)