自分の底に降りるということ

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2020・11・30 双子座満月メッセージ　でこのようなことを書きました。

「自分の底まで降りること」

これは「嘆き」のカードから読み取れるメッセージの一つです。

「嘆き」のカードは「そこまで嘆くほどのことでもないけど、、」という時にも出ます。

「自分の底まで降りること」について、もう一つのブログで書きました。

気になる方は読んでみてください。

『自分の花が開花する前に通るところ ”自分の底まで降りること”』「なんだかずっとイマイチ自分が進んでいない気がする。」「なかなか”わたし”という花が咲かないでいる。」もしもそんな気持ちになっているのなら、次のことを観て…

ameblo.jp

わたし自身の”自分の底まで降りる”体験について、簡単にシェアします。

わたしは28歳の半ば頃に胃ガンになって胃を全摘出しているのですが、その後抗がん剤を1年程したりしました。

でも、それはわたしにとって「自分の底まで降りる体験」ではありませんでした。

なので、一見大変な体験が「底まで降りる体験」かと思いきや、そうとも言えません。わたしはこの胃ガン体験をかなりまっすぐに向き合ったという感覚はありますが、

「自分の底まで降りる」とは、しっかりと下まで降りきって体験を満ちさせることなんです。

だから、事柄はもっと一般的な日常の取り組みでも「自分の底まで降りる」ということはできるものなんです。

そのうちの二つを。

両方職場の体験です。

ひとつは、職場のトップにめちゃくちゃ嫌われてボロボロになって辞めたという体験。

皆が影では思っていることを、全体会議で言ってしまったらものすごく地雷を踏んだ、という感じになり、そこからとことん追いやられ現象が始まって、「辞めます。」としか言えない状況になって辞めたこと。

立派に嫌われぬいて辞めた感じですが、その時最後まで嫌われぬいても守り抜いたものがあったので、それは自分の底力をとても育てたと思います。

一見胃ガンと抗がん剤の体験の方が大変そうに聞こえると思うのですが、わたしにとってはその体験よりはるかに辛く、「魂が死ぬかと思った！」という体験だったためダメージも大きくて、そこからも長年かけて、このことには向き合いました。

職場で嫌われるということがそれまでなかったため、慣れない体験でしたが、この時期は「忍耐の時代」だったのか、その次の職場でも今までにない体験をしました。

次の職場ではトップの方に何か気に入られたような感じで優遇されていたと思うのですが、そのことで逆に嫉妬もあったのか（アンタはお気に入りでええな！ということを実際に言われたような記憶があります。）、ひとりの職員さんから、驚くほど嫌われました（笑）

これはでも、面白いレベルでした。部屋の端から端で怒鳴られるとか（笑）間に人が沢山いてるんです。みんな聞いているというか聞こえるので、周りもビックリしていたり苦笑いだったりで（笑）

こんな歳になって、こんなに怒られるなんて、、ある意味すごい！！と思って、たぶん「イジメ」レベルだったのか、周りのスタッフさんに小さい声で「大丈夫？？」「気にしすぎないようにね。」など小声で励まされたり、

他の方が見かねて「あれはアカンわ。上の人に言うたるわ。」って言われて、我慢の糸が切れて「わーん」って泣いてしまったこともありました（笑）「そんなん言ったら、もっと怖いことなるかも～」と言いながらも（笑）

それでもわたしは”仕事そのもの”は好きだったのでしつこく続けていたら、その方の方がなんかしんどくなっていかれた感じで辞められました。

そこからご機嫌には働いていたのですが、とうとう機が満ちて、ちょっと身体に何かサインが出て（動けないとかではないですが、一時的に身体がおかしくなりました）、そしてある日突然に鐘がなって（頭の中で）「もういい。」と思って辞めました。

この頃のわたしは、「自分を観る」を既に訓練して自分の状態を観ることはできていたので、めっちゃ怒られながらも、泣きながらも、もう嫌～～～～なんて思いながらも、「これはすごい体験やな―ある意味。」とか思っていたり、職場が変わる度にテーマが明確に変わっているのが見えていて、それを「満たそうとしている」というのは感じるようになってきていました。

なので、わたしが経験的に知っているこのことから伝えられることは、「今がしんどいからと言って何か”間違ったところにいる”とか”方向が違う”とは限らない。」ということです。

ただし、「自分を観察しながら今与えられていることから何を学ぼうとしているのか、気づき続けようとする。気づいたことは改善する。」その意識は必須で大切です。

そうして簡単に嫌なことから逃げずにいたら、機が満ちます。

機が満ちると次のテーマに行って、「確実に」歩みが進みます。これを繰り返して、一気に楽にくるところにくるタイミングがくるので、それもまた必ず来ます。信頼して進んでください♡

わたしの歩みはスパルタ系だったのかもしれません。ガッと掴んでガッとやりきる、みたいな感じはありました。