「政治」のカード

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昨日、今日の講座で「政治」というカードが出ていて、解釈が難しいという話があったので、今日はこのカードについて、少しお話したいと思います。

まずは、こちら読み解きしたものも参考にしていただければと思います。

政治： Politics ＜小アルカナ：雲：マインド＞

このカードの解説のところで、「このカードを理解するうえで大切なことは、どちらの顔も嘘だということです。」

という言葉があります。

この顔です（笑）

ここについてはよく質問をいただきます。

「両方嘘ってどういうことですか？」って。

なんかね、この絵がひどくて笑えますけど、明らかに作り笑いの顔も、後ろの腹黒そうな顔も、両方嘘であってほしいですよね（笑）

でも、この感覚って大切なんですよ。それを嘘であってほしいって感じる感覚。

「盲信」とかでなく、人の輝きを信じ（れ）る感覚、というのか。

この二つの顔に対して、Oshoは、あなたの”本体” ”本性”は、そんなのじゃないって言ってるんです。

もっと、自分の霊性に繋がったあなたの本体が本当は奥にあるんですよって。

それを「魂の声を聴く」等、そういった言葉で表現されたりしますが、人を騙して「へへ！」って言っているのも、建前の「いい顔」もどちらも本当のあなたじゃない、と。

本音と建前があって、本音が「こんちくしょう！おまえなんかなんちゃらかんちゃら！」だったとしても、それは今の本心かもしれないけど、本心は「魂の声」だったり「霊性と繋がっている自分」とはまた違います。

今「えぇ？！」と驚いた方。これはリーディングの向上にもなるので、ぜひ「言葉（の種類）」に対してもより繊細になってみてください。

使う言葉に対しても、より繊細に敏感になると、言霊も細やかに使えるようになります。

ここを細やかにしていくには、良い悪いや「正しい」「間違っている」で色々分けてしまっていないか、そこも見ていく必要があります。

このことについてはまた別記事にします。

図を描くのが面倒なので、ここに縦に並べますが、下に行くほど深い感じです。

頭で考えていること
↓
本心
↓
魂からの願い（本体や本質に近くなる）

と本心の奥に、もっと霊性と繋がった自分の感覚や、魂の願いがあったりします。

ここが全部一致すると、私たちは自由になってくるのです。

だから、物事によっては、それに対する「本心」が今はまだ「霊性に繋がった自分」とは違うことは多々あったりします。

だけど、まずは、その「本心」を自分が知っていること、それを受け容れていくこと。そこからです。

なので、「腹黒い私がおるわ。」だったら、今は一度それを認めてあげて、でも、それが私の本当の本当の”本質なのか？”っていうと、そこもまた一度聴いてあげる必要があります。

「腹黒い私もいる。」として、ずっとあなたは腹黒いのか？というと、このカードのこの人だって、「本当に愛する人」や「信頼している人」には違うのかもしれませんよね。ただ、この人も「何かの件」においては、魂の声をどこかにやっちゃって、エゴにかられているのだ、ということです。

そして、

こういう色んな自分、見えてる自分の更に奥にいる自分などなど、

そういう自分に気づいていって、統合していったり、調和していったりするには、その自分全体を細やかに眺めている自分が必要です。

このカードの解説で、「このゲーム全体が嘘なのです。（ゲーム全体とは、上の二つの顔をいったりきたりするというゲーム）このゲームをしていないかどうか、自分自身をよく見てみましょう。」とありますが、

苦しかったり、嫌だと思っている物事や、「ケ！」みたいな感じで思っている物事を（笑）、誰かや何かのせいにして、その誰や何かのせいにしている自分を俯瞰して見れていない時、誤魔化して目を背けている時、自分のハートの響きを感じることができていない時、ゲームにはまっています。

自分のことだと客観的に見れない時は、周りの誰かを色々思い浮かべて、「ゲームにはまっていないかどうか」を見てみると良いかもしれません。

それで客観的に誰かをそのように見れて、「あぁ、あの状態か！」って思えたら、必ず、自分に帰って自分には何かそういう件があるかな？って自分を観てみて下さいね。

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