リーディングのコツ③

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リーディングのコツ③です。

これはリーディングのコツに入ることなのかどうか分かりませんが、リーディングの世界観や、もしくはもっと原点の視点と言える事かもしれません。

①はこちら→リーディングのコツ①

講座で質問をいただく中で、他者に依頼を受けてではなく、家族や友人のことなど、他者について気になることがありリーディングすることについて聞かれることがあります。

他者のリーディングをその他者に依頼を受けていない状態で、勝手にするべきかどうか、、という倫理的な話ではありません。

リーディングをどのようにするか、どのように使うか、扱うかは、個人の問題だと思っています。

でも、それ以前に、「意識」の観点からお伝えしていることがあり、それは既に禅の世界観、いわゆる宇宙観だと感じていることがあります。

リーディング依頼を本人から受けずに、あなたの世界であなたが知りたいという理由でリーディングをした場合、その結果を相手に伝えることはないだろうと思います。

それをあなたの欲求で望まれてもいないのに相手に伝えるならば、それこそ「押しつけ」になってしまいます。

相手にリーディング結果を伝えずに、あなたの世界での確認であった場合、リーディングに反映されるものは既にあなたの宇宙の"その人(相手）"です。

なので、出てくる結果が、「その人の現状やその人へのアドバイス」というよりも、「あなたの宇宙でどのような役割をその人が演じてくれていて、出てくるアドバイスもそれをあなたが知ることによって、あなたが意識したらよいアドバイス」になります。

この違い分かるでしょうか？

あなたが出会っている結果は全て、あなたの宇宙が創っています。

そういうと、地震は私が起こしたのか？今日目にした事故は？！と全てを自分だけに引き寄せて考えるのは行き過ぎです。

あなたは全体の一部であるから、あなたも含む全体で全てを創っているため、世の中に起きている全ては、「私に無関係」ということはもちろんないし、地球の反対側で起きていることが私だけの責任ということももちろんありません。

集合意識で皆繋がっているので、皆で全体を創っています。

けれど、あなたが気になっている身近な人との関係性は、距離が近ければ近いほど、そのストーリーに出てくる登場人物が少なければ少ないほどに、あなたの視点というのがあなたの現実に大きく関わってきます。

あなたが会ったことがなく、相手もあなたのことを一切知らない地球の反対側の人にあなたが与えている影響はおそらく限りなく少なく、けれど集合意識では繋がっているので影響力はゼロではありません。

この関係性に比べて、あなたが身近で関わっている人はあなたの視点があなたの宇宙（現実）の中で、その人に、あるいはお互いに与えている影響は結構あるはずですよね。

このパーセンテージの違いがそのまま、あなたの宇宙という現実に反映されています。この辺りはシンプルに科学です。

関りが薄く0.001%の影響ならば、0.001％の影響がそのまま現実に反映され、関りが深く45％の影響ならば、45％の影響としてあなたの現実に反映されているよ、というようなそういう感じです。

なので、あなたの宇宙であなたが出会って相手が出会わないそのリーディング結果は、「あなたにとってのメッセージ」で出てきます。

もし、相手の承諾のもと、相手にもそのリーディング結果を伝える目的で出てくるカードと、

自分が知りたいだけで相手のことをリーディングすることで出てくるカードやメッセージは、違う意味合いを持ってきます。

もし、他者との関係性で他者のことを知りたいと望んだ時は、「あなたとその人との関係性でメッセージをお願いします。」とリーディングして、あなた自身がその関係性で何に気づき気をつけたらよいのか、自分が気づいて改善できるところはどういうところなのかを意識した方がよほどシンプルで改善しやすいということです。

他者を変えようとするよりも、「自分自身だよ。」、「自分の内側に気づく必要があるよ。」というのは、「道徳的な良い話」でも、「ためになる説法」とかでもなく、そういう理（ことわり）だからという感じです。それが理に適っていて、最もシンプルで近道だから、です。

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