身も蓋もなく言っちゃうと
電通大の強さの秘密は「パートナー校」にあり、でした。
それだけではないにしろ、この要素はデカいと思う。
日本女子体育大学・舞踊学科のオープンキャンパスに行ったことがあります。
バレエは必須科目。
レベル別にクラスが分かれてました。
入試の際の実技試験は、どのジャンルのダンスでもOKだったけど、子供の頃からバレエやっててコンクールでの錚々たる戦歴を持つ子と、ちょっとやったくらいの子では差がありすぎだから。
体育館でやってたのも凄かったな。
「お母さんといっしょ」の体操のお兄さんがやる開脚ジャンプ。
トゥタッチジャンプと言うそうな。
チアリーディングでやりますよね。
学生さんは全部で何十名だったろう?かなり多かったが・・・・
それが一斉にトゥタッチジャンプ!
・・・・・すみません、女子の画像が見つからなかったので。
脳内変換で女子にして下さい( ̄▽ ̄;)
その見事なこと!
高さはあるわ、形は綺麗だわ。
体幹が強くて身体能力の高い女子がうじゃうじゃいる。
「ダンスは足型じゃない」の最初のダンスの先生が「立ちが6割。歩きが3割。あとの1割がステップ順」と言ってたけど、彼女らはダンスのステップを知らないだけの上級選手みたいなもの。
B級までは男が連れてってくれる。
それ以上は女子が踊れないとダメ。
誰から聞いたか忘れたけど、そうだろうなって思う。
・・・・だったら、それまでの女子は なんなんだ~?!とツッコミたくなるけど
あの動画の中のカップルは、田沢拓都選手(電通大)×中谷有沙選手(日女体)。
中谷有沙選手は かなりバレエもやってたそうで、リーダーがパートナーのことを「基礎や体幹がしっかりしている」と誉めてました。
踊りを見れば、それが良く分かりました。
どんだけ激しく動いても上体が乱れない。綺麗。
・・・・しかしダンスって、つくづく「動き」を見せるダンスだなぁ。
バレエは静止したポーズでも綺麗なのがウジャウジャあるが、ダンスは動画を切り取ったら、その美しさや凄さが激減するもの。
中谷有沙選手が(日女体では)競技ダンスの授業がないと言ってたけど、なんでやねん?と思ったわ。
歴史や社会との関わりやら、技術的な研究対象としても、かなり面白いダンスだと思うんだけどなぁ。