中身も見ずに絵本を買うパターン「わたしのおふねマギーB」 | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします


わたしは

中身を見ずに絵本を買う時がたまにあって。



この絵本もそうでした。





わたしのおふねマギーB
作・絵: アイリーン・ハース
訳: うちだ りさこ
出版社: 福音館書店










なんで中身を見ずに買ったかというと

絵本セラピストで絵本講師の花梨ちゃんのこのブログを読んだからです。


「わたしのおふねマギーB」・・”人生思い通り”




なんか

「うわ〜っ!!!」と思っちゃって。
ものすごいシンクロに。








でね。



中身も見ずに買って。

うちにこの絵本がやってきて

チラと中身を見て。

そして



(あれ?)









なんだかピンとこなくて

そのまま、数ヶ月、わたしの絵本棚に刺さってたんですね。





そういうことって、あります。



それで先日、夜寝る前に小学6年生の娘に読んだんです。



そしたら

笑いながら聞いてました。(歌の部分)



でね、読み終わって



「この絵本、すごく人気があるんだって」



と娘にいいましたら



「へー。そうなんだ。絵は好きだけどね」



言ってました。





わたしが信頼している、生活クラブの本の紹介冊子「本の花束」の5月号でも

この

「わたしのおふねマギーB」は

紹介されてました。






こんなふうに紹介されてました。

(以下引用)

子ども時代の宝物として挙げる人が実は多い1冊です。

「これはおねがいがかなったおはなし」、

自分が大好きなものでいっぱいの部屋、

どこまでも遠くに行ける大冒険、

この相反する願いが船という形でまるごと実現するのです。








1976年初版のこの絵本は、長らく絶版だったみたいなんですが

最近、復刻されたそうです。

(絶版と復刻の使い方が合ってるか疑問ですが、本の花束にはそう書いてありました)







周りの評価から入る。

そして、いまいち、ピンときてない自分に気づく。



そういうことはあります。

無理に好きになろうとはしない。



でも、なんでピンとこないのかを考えてみる。



多分、これ、パッと読んで「わあ!いいわ!」っていう絵本じゃないんだろうね、わたしにとって。

地味〜な感じ。



スレた大人になってしまったのね、わたし。

甘い。

甘すぎる!

そう感じてしまうのね。



そして

(わたしよりもスレているかもしれない)イマドキの子どもに

この甘さが受け入れられるだろうか、という疑い。



読む場をかなり限定されてしまいそうな予感。



でも、じっくり絵を見ながら

読んでみると

このおふねに

いかにいろんなものが積まれてるかがわかる。



アイロン、木馬?、バイオリン、

低い天井、素敵な敷物、カーテン、壁紙。



そんでもって

なんだかあったかい。

一人じゃないってところもいいかもしれない。

弟が一緒。

守るべき相手がいる。



あら。素敵かもしれない。

もしかしたら、シニア向けの絵本の会で読んだら

シニアの皆さん、好きかもしれない。



そう考えてみると

この絵本がじわじわと馴染んでくるような気がする。



こんな絵本の出会い方と馴染み方もあるかもね。







皆さんが、この絵本読んで

どんなふうに感じるか、知りたいなあ。












そしたら
花梨ちゃんが再びブログに書いてくれました


すごくいいなあと思ったところを
引用させていただきます。



改めて読み返してみて私が感じた事は



意思。 

でした。

強い意思をね、感じたんですよ。
意志に近い意思です。


あ~ ・・・。

これからの子どもたちはみんな、
このマーガレットのように


意思をもって、
それを大切にして欲しいと、
何故だか強く思いました。


それは
わがままにと言う意味ではありません。


もしも理不尽な大人がいたとしたら、そんな
大人の言葉に惑わされたり
大人の言葉に無駄に傷ついたりしないで、


自分で決めた事を
やり遂げていって欲しいと思いました。






全文はこちらです
「わたしのおふねマギーB」・・そして夢の叶え方も




じわじわ来てます。











【無料メール講座】誰でも簡単に始められる「絵本で子育て」20のコツ












にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
にほんブログ村