昨年の秋。
リビングに飾ってあった絵本・・・
「わたしのおふねマギーB」
アイリーン・ハース 作・絵 / うちだ りさこ 訳
福音館書店
絵本読み聞かせ講師のとんちゃんが、
先日メルマガで
この絵本と共に私の過去のブログを紹介して下さっていました。
けれど、
その時のブログでは私は、
絵本のことというよりは
シンクロニシティーのことやら
引き寄せの法則のことを熱くるしく語っていいて・・・
今回改めて、
この絵本のことを書いてみたくなりました。
絵本のブログといいながら、
あまり一冊の絵本については語っていないブログなので、
今日は珍しくいってみます
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こんにちは。
絵本の力をお届けします。
ひだまり絵本館の花梨です。
絵本で子育て「絵本講座」
大人のための「絵本セラピー®」
絵本と歌とお話し会 byMotherMoon
承ります。
またこの度、
一般社団法人日本胎内記憶教育協会の
認定講師にもなりました。
「胎内記憶教育基礎講座」開催も
できるようになりましたので
どうぞ下記よりお気軽にお問合せください。
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さて、シンクロといえば
(またそっち!?)
実はこの絵本、
最近も、また手元に置いていましたので
正直、
今このタイミング?と少し驚きました。
ほんとなんですってば
それにはちゃんと理由がありまして、
今、私は
「嵐の海」や海辺について思いを巡らせる必要があり、
ほかにもいろいろ参考にしていたんです。
この「嵐の海」や海辺のことは、
後日、
(夏休みくらいに(?))
またブログに書かせていただくとして(笑)
この絵本、
もともとはファンである作家の
浅見帆帆子さんからお好きだと、
ご本人から直接(←絶対自慢ポイント)伺って、
知りました。
ですから
子どもの頃に出合ったわけではありません。
(それはとっても残念です。)
でもね
ものすごく、そう
リビングに飾ってしまうくらい
一気に好きになってしまったのは
やっぱり・・・
~*~*~*~
あ。
ここからは当然、「私の」主観です。
勝手な思いを語りますね(笑)
本来、
絵本の感じ方は人それぞれ。
十人十色ですからね。
~*~*~*~
やっぱり・・・
圧倒的な絵の美しさ。
色使いから色のトーンから
大好きな要素が満載でした。
また、
表紙の船のフォルムからして完璧です
私にとっても絵本は絵の本。
うっとりと眺めたり、においをかいだり
手触りだったり、
タイトルの字体だったり、
大いに五感をくすぐられたのでした。
そしてインテリアが好きなので、
船内に、所狭しと置かれている
アンティークな家具類にも興味をそそられましたし、
そこに使われているクロスなどの
生地の色柄も、とっても可愛くて
そうそう
主人公の女の子の着ているワンピースも、
すっごくお洒落なんですよ。
私の中では
「おちゃのじかんにきたとら」←この時に書いた
に出て来る女の子と
同じくらいのハイレベル (←知らんし)
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その上、
描かれている食べ物がどれも本当に
おいしそう。
船のデッキには小さな畑まであって、
果物のなる木や、
動物までいます。
充分に揃った調理器具をたくみに使ってする料理は、
お庭で採れた野菜をざくざくきざんだものや
網でとった魚やエビを入れて、
ぐらぐらと煮込む「うみのシチュー」
こねてオーブンで焼くマフィン。
シナモンをふり、
ハチミツをとろりとかけて焼いた
桃のデザート。
あたたかいやぎのミルク。
もうね、ここで
嗅覚もくすぐられたわけです
それで、では
ストーリーはどうかというと、
こちらも楽しい冒険物語。?
・・・というか、
「船の中での一日」のお話しなんですけどね、
主人公であるマーガレットという女の子が
自分のお船を欲しいと、
お星さまにお願いをするところからはじまります。
(前略)
わたしの なまえつけた おふねで
おもいっきり うみを はしりたいの
いちんちじゅう
だれか なかよし
いっしょに のせて
(青字引用)
そしてそのお願いが
ページをめくると叶っているのです。
一緒に船に乗っていたのはかわいい弟。
始終、
その弟のお世話なんかをかいがいしくしていて、
なんだか私には、弟というよりは、
愛おしい息子のように感じましたよ。
(私に息子はおりませんでどねっ)
とにかく大好きなものに囲まれて、
満たされている感じが伝わってくるのです。
そうして途中で嵐がやってきたりもするわけですが、
マーガレットは果敢に立ち回り、
ちゃあんとマギーB 船を嵐から守ります。
それからこの物語の結末が、
ファンタジーの基本的な型のひとつ
「行きて帰りし物語」とは異なっているところは
はじめは少しだけどまどいました。
本来ならば、
目が覚めたらお家のベッドに戻っていて、
「おしまい。」
でもおかしくないお話なのですが、
そうではないんです。
そう。
この絵本の出だしの一文の通り、
そのままのように感じたのでした。
そしてそしてなんとこの絵本
絵本セラピスト協会の代表
たっちゃんも、「大好き」だそうで、
それもなんだか嬉しかったです。
昨年秋ですが、Facebookの方に
コメントを下さいました。
『これは夢が完璧にかなった奇跡の1日
を描いた絵本だと感じてます。
夢をここまで具体的にビジュアル化できたら、
叶うんだなあと思うのです(^-^)』
素敵な捉え方をされていらっしゃいます
「完璧に」
その意味が
今回(わたしなりに)よくわかりました。
さてさて
長々と語ってきましたが、
改めて読み返してみて私が感じた事は
意思。
でした。
強い意思をね、感じたんですよ。
意志に近い意思です。
あ~ ・・・。
これからの子どもたちはみんな、
このマーガレットのように
意思をもって、
それを大切にして欲しいと、
何故だか強く思いました。
それは
わがままにと言う意味ではありません。
もしも理不尽な大人がいたとしたら、そんな
大人の言葉に惑わされたり
大人の言葉に無駄に傷ついたりしないで、
自分で決めた事を
やり遂げていって欲しいと思いました。
~*~*~*~*~*~
ちなみに娘。
「スープ 美味しそう~♪
でも絵がちょっと怖いわ。」 って・・・。
私がさんざん称賛してきたことを一言で
覆してくれました。
どこが?怖い??
私にはよくかわらないです。
朝の忙しい時間にパラパラ読んでの感想です。
もっとじっくり、
なんなら私の読み聞かせを聞いて欲しいものです。(怒)
~*~*~*~*~*~
こちらがその、
昨年秋に書きましたブログです。
(~人生思い通り編~)
ちょっと信じられないような、
びっくりするような、
出来事をカミングアウトしています
↓↓
あー・・・
そしてやっぱりやぎがツボ
波間にまぎれているお魚たちも、
ぜひぜひ探してみてくださいね。
最後までお読みくだり感謝いたします
今日は私の勝手な深読みにここまでおつきあい下さって、
ほんとうにありがとうございました
↓
【ひだまり絵本館】
『絵本講座』・『絵本セラピー®』・『お話会』など
NPO法人「絵本で子育て」センター所属 絵本講師
絵本セラピスト協会認定 絵本セラピスト®
『絵本』
あかちゃんのくにから
作:花梨 / 絵: 宮本さちこ