小川未明の鯉の紙芝居を読んでもらって  | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします

週末
おはなし屋ことのは鳥MAKOさんの
絵本ライブに
参加しました

会場は
横浜中華街Bookcafé関帝堂さん




ぐるりと
壁の下から上まで
本に囲まれた空間です

もうそれだけで
ワクワクしてしまいます


本棚って
誰かの
脳内
だと思うんです

ドキドキ
ワクワクしてしまいます




おはなし屋ことのは鳥MAKOさんに
初めてお会いしたのは
伊豆長岡の絵本専門店グリムさんでの
ひろかわさえこさんのお話会でした

その後
循環するお庭で開催した
絵本セラピー
「プロってなんだ」にご参加いただきました

そのときの
MAKOさんのお話に
「プロってこれだ」とビビビッと感じまして

それで
参加させてもらいました

おはなし屋ことのは鳥MAKOさんは
もうずっと
プロの講師としてご活躍されていて
その人望により

絵本ライブも
遠方からお客さんがお見えでした


その絵本ライブの冒頭で
紙芝居を演じていただきました

それが

「千代紙の春」という
小川未明原作の紙芝居でした

こちらは
青空文庫です



ストーリーは
わたし的には
ツッコミどころ満載なのですが

簡単にあらすじをご紹介すると


おじいさんが橋の上で鯉を売っています。

大きな鯉が売れません。

おなかを空かして待っている孫のために
この大きな鯉を売りたい。

そこへ、病気の孫を持つおばあさんがやって来て、
孫のために鯉を欲しいと言います。

けれど元気がなさそうな鯉なので
尾を持って元気なところを見せて欲しいと言います。

そこで、おじいさんは尾を持って
活きのいいところを見せようとしたら
鯉は跳ねて川へ逃げてしまいます。

その後、まさかの展開があるのですが(笑)
それは原作を読んでいただくとして



鯉 っていうと
思い出したことがあるんです

長男が保育園の年長さんくらい
長女が2歳くらい
次女はまだ生まれてないとき

家族で長野に旅行に行きました

行きに
河口湖に寄って
もう、当時は水辺に行けば
すぐに何かを捕獲したい長男だったんで

小さな魚をすくって
「連れて帰りたい」というので
(旅行の行きで?)
と拒絶はせず
良いお母さんなので(笑)
想定内なので(笑)

当然車に積んである飼育ケースに入れて
結局、共に旅をして、家に連れ帰って
水槽に追加して
飼ってたんですね

「なんの魚だろう? 」
とは思ってました

日に日に、どんどん大きくなるんですよ

なんの魚だろう?

そしたらある日
仕事から帰宅すると
その魚が
水槽から飛び出して
床の上で干からびてるんですよ

我が家は日中、留守なので
おそらく
数時間前にピョンと飛び出したんでしょう

「あら、かわいそうに」
「随分、我が家で生きたのに」

まあ、でも一応、水槽に戻してみようかなと
水槽に入れたら

なんとあなた
また
泳ぎ出したんですよ

それで
詳しい人にその魚を見てもらったら

「これ、鯉だよ」と!

そう!

鯉って

ピョンって飛び跳ねるし
そしてすごく元気がいいから
滋養にいいんだよ

ってことを
わたしはすごくわかるよ

って話(笑)




紙芝居を読んでもらいながら
そのときのことを
思い出しました




他にも
自分では決して出会えないような
見つけられないような
貴重な
大正モダンの絵本を読んでもらいました

誰かに読んでもらうって
すごくいいなあって
堪能した絵本ライブでした

毎月開催しているそうです

絵本ライブ限定のランチもいただけますよ




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↑自家製薬膳スープなど







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