単衣を着るちょっとしたコツをご紹介します。
単衣を着る季節が本格的にやってきます。
単衣は袷と違い、生地が一枚のため、単衣を着るちょっとしたコツが必要です。
着付けの粗が特に目立ってしまうのが、
・おはしょり下(下っ腹のあたり)に入る筋
・左側の胸元に入る筋
です。
前回は、おはしょり下の筋について解説しました。
今回は、左側の胸元に入る筋について解説&解決方法をご紹介します。
拡大してみると↓
この筋は、左胸あたりにできます。右胸にはできません。
この筋の正体は、内上げした下前です。
※見やすいように上前衿をあげています。
身八つ口から覗くと、こんな感じです。
内上げがアンダーバストより上まで上がっています。単衣は生地が一枚なので、表に響いてしまい、横向きの筋が入ってしまいます。
解決策は二つあります。
1、内上げはアンダーバストの高さまでにする。
2、コーリンベルトの位置を下げます。
コーリンベルトのベストの高さは、ウエストから1㎝くらい上です。その理由はまた、別の記事にしようと思います。
ちょっとのことですが、BeforeよりAfterの方が胸元がスッキリしていて良いですね。
着付けの質が高くなります!
薄物では、内上げが透けて見えてしまうので、より注意が必要です。
是非、やってみてください!!
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大澤
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