A井練と心の強さ | オサルノ日誌  整体 いぶき(東京都北区赤羽)・古武道 翡縁会(板橋区舟渡)

 普段日中は携帯をマナーモードにしているので、連絡があっても気がつかないことがあります。

 昨日は午後3時を過ぎた頃に、○和田先輩からラインで連絡が入っていることに気がつきました。

 『今日8030集合のこと。A井のA井によるA井のための練習があります。』

 ちょっと意味が分からない文面だったのですが、派閥の長である先輩の命令は絶対!なので、参加しないわけにはいきません。

 でも大○田先輩、年長者のA井さんを3回も呼び捨てにするのは社会人としてどうかと思いますよ!お天道様が見ているのは、そういうところですよ!!

 

 夜、グラバカ赤羽に着くと、塩○さんと大和○先輩がいて、A井さんはすでに“心をほぐすストレッチ”を始めていました。

 このまま誰も来なければスパーに加わる流れだったのですが、O津先輩がいらしたので、大和田先輩と私は打ち込みをやることに。

 ○和田先輩は前日にさんざんスパーはやったので、この日は打ち込みを練習したい気分だったらしいです。

 「最近、打ち込み欠乏症じゃないですか~」と先輩。

 「はあ…確かに、木曜とかもやってないですからね。」と私。

 「いや~残るのは痛みばかりで…」と先輩。

 「え?…」

 先輩、おっしゃることがよく分からないのですが…

 すると大○田先輩、なにかご自身が失言をしたと思われたのか、急に目をキョロキョロと泳がせて、慌て始めるじゃないですか。

 「で、でも心は鍛えられて強くなりますから!」

 「はあ……?」

 先輩がなにを慌てているのか私には分かりませんが、“心が鍛えられて強くなる”というのは、格闘技を練習する目的の一つを実現しているようなものですから、素晴らしいことではないですか!

 打ち込みと“心が強くなる”練習のどちらかを選べといわれたら、私だったら迷わず後者を選びますよ!先輩!!

 

 というわけで、前半はデラヒーバガードからの展開を中心に打ち込みをしました。

 途中、何度もスパーに誘ってくださるO津先輩の声をスルーして、小一時間も打ち込みをしていたでしょうか。

 O津先輩の声がいよいよ大きくなってきたところで、T見先輩もいらしたので、後半はスパーに参加させていただきました。

 

 この日のT見先輩は、「ウハハー、青帯だからモンジ解禁~」といいながら、私に立ち技の小手返しを仕掛けてきたり!A井さんの膝を「ポキッ」といわせて、まさかの戦線離脱させたり!!と絶好調でした(笑)

 ちなみに、小手返しを麻J先生から教わった時に、「こういう技は、まず(格下の)白帯に掛けて練習するんだよ。」といわれたとのことです。

 すっかり遠くにいってしまったT見先輩なのでした。

 

 この日のスパーはけっこう消耗して、仕上げの帯引きがキツかったです。 

 途中、何度もタイマーの残り時間を確認しないではいられず、己の心の弱さをあらためて思い知らされました…

 まだまだ大和○先輩には遠く及びません。

 

 途中から大事を取ってアイシングしていたA井さんですが、ジムを出る頃にはもう完全回復したらしく、「明日はてっぺん(午前0時)までやるよー!」と意気軒高でした(笑)

 さすがは鉄人!というか妖怪?

 本当に、遠く及ばない。

 

 

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