セルフケアの効果を高めるコツ | オサルノ日誌  整体 いぶき(東京都北区赤羽)・古武道 翡縁会(板橋区舟渡)

 セルフケアの目的はいろいろあると思います。

 私がお客さんにお伝えしているセルフケアの多くは、温法にしても体操にしても、筋平衡バランスを取ることを主な目的としています。

 

 まずは生活の中で根気よく実践していただいて、ある程度習熟していただくことが前提となるのですが、その上で、セルフケアにはその効果を高めるコツみたいなものがあります。

 

 それを簡単に説明するのは実はなかなか難しいのですが、そこをあえて簡単に説明すると、“頭をポカンとして、体の様子に注意を向ける”ということになります。

 これがセルフケアの効果を高めるコツです。

 

 整体やセルフケアにはさまざまな理論や技術があって、中には真逆のことを主張している場合もあるのですが、案外なことにどちらも効果があったりします。

 “頭をポカンとして、体の様子に注意を向ける”ことがうまくできると、多くのセルフケアは、とても有効な養生になり得ます。

 

 どうすれば、“頭をポカンとして、体の様子に注意を向ける”ことができるのか。

 私はその導入として、セルフケアをおこなう際に、自分の呼吸や血管の拍動に注意を向けることをお勧めしています。

 ことさら深い呼吸をしようとか、拍動を感じようとして集中する必要はなく、というかむしろ集中しすぎると、ポカンから遠ざかってしまいます。

 なんとなく呼吸や拍動を感じている気になれば十分です。

 簡単な瞑想をするようなイメージ、といったらよいかもしれません。

 そうしてセルフケアをおこなうと、筋平衡バランスの整い方や疲労の回復の仕方に、確かな違いを感じることができるようになります。

 

 まとめると、セルフケアの効果を高めるコツは、

 “頭をポカンとして、体の様子に注意を向ける”

 そのために、まず、

 “なんとなく呼吸や拍動を感じてみる”

 

 もっというと実は、ただ“ポカンとして、呼吸や拍動を感じている”だけでも効果があります。

 オススメします!

 

 なにか質問がある方は、施術の際にご説明いたしますので、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。

 

 

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