2024比叡山延暦寺 結縁灌頂会 | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

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2023年12月現在の国宝の総数1,137件。そのうち、美術工芸品906件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

比叡山延暦寺


の「結縁灌頂会」へ、行ってきました(^_^)/

実家が天台宗で、お葬式とか法事には天台宗のお坊さんに来てもらっていますので、他宗派より親近感があります(^_^)

延暦寺の「結縁灌頂」には、過去2回参加しています。←"授戒(じゅかい)"っていいます。

今回で3回目。


「結縁灌頂」ってなぁに?

については、過去にレポートしてますので、そちら


をご覧ください。



さて、今年の登山通知はこちら↓

↑この"登山通知"は、延暦寺の参拝券も兼ねていて、入口でこれを見せれば、無料で山内に入れます。


受付が、いつもの延暦寺会館から"阿弥陀堂"に変わってます(^_^;)

ここ、坂がキツイんですよね……

お年寄りや体が不自由な方には、延暦寺会館からピストンバスが出てたようですので、「そこまで不自由じゃないけど……」という、70〜80代の方が割りを食った形です(^_^;)
↑はい、阿弥陀堂です。

まずは、こちらで受付を済ませ、"説戒"です。
今回、私の受けた説戒は、延暦寺学園の幼稚園・中学・高校で、校長職に就かれ延暦寺一山の住職もされている方でした。
「結縁灌頂」について、わかりやすく説明していただきました。
過去2回より、宗教色が少なかったのは、普段から子供を相手にされているからなのかな?と、妙に納得した次第。


さて、説戒の後は、①先に灌頂を受ける班と②先に食事をとる班の、2班に分かれました。
私は①先に灌頂を受ける班になったので、で、そのまま"灌頂堂"へ、移動します。
↑阿弥陀堂の左に法華総持院東堂が並んでいて、
↑法華総持院東堂の更に左に、灌頂を受ける"潅頂堂"があります。この奥です。
授戒の前には、塗香で心身を清めてから、灌頂堂へ入ります。
↑こちらが"灌頂堂"。
灌頂堂では、結縁灌頂についての説明を聞いたあと、ムニャムニャムニャムニャ……
「結縁灌頂」の内容については、秘密の儀式でもあるので、この辺りで留めておきましょう……
↑授戒のクライマックス、シキミの葉を曼荼羅に落とし、そこに描かれた仏様と縁を結びます。そのシキミの葉。持って帰れます(^o^)
↑今年の私は「大日如来」と御縁を結びました!!\(^o^)/ヤッタ~

昨年は気持ちが上がらず(お金も無かったし)参加しなかったので、2年ぶりだったのですが、今回参加して良かった〜
何か、気分が晴れやかになりました🌟

そして、2班に分かれた、もう一方の班と入れ替わりで、私たちは食事をいただきました🍚
↑今年は、瑞雲院という塔頭。非公開エリアにありました。
↑ご飯はいつもの延暦寺会館の仕出し弁当。たぶん2,200円のヤツ

その後、国宝の根本中堂を見に行きました(^_^)/
現在、改修工事の真っ最中。10年計画での修理です。

基本的には撮影禁止🚫ですが、
"修学ステージ"という、見学のための"やぐら"からなら、撮影が可能です。
↑写真では分かりにくいですが、屋根の銅板が葺き直されて、キレイなブロンズいろになっています✨
↑分かりにくいケド、この屋根凄くデカいんですよ~
↑図面で見ても、屋根の大きさがわかるでしょ。
そして、軒の彩色もキレイに塗り直されていました。
全体を見渡せないのが、玉にキズですが。
すべての修理が終わったら、見違えるようになるんでしょうね~\(^o^)/

「結縁灌頂」また、来年も参加しようという気になりました(^_^)