今回は、三の丸尚蔵館
で開催中の、開館記念展 「皇室のみやび―受け継ぐ美―
」そこで、公開されている、
国宝 動植綵絵(伊藤若冲筆)より
老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)
諸魚図(しょぎょず)
蓮池遊魚図(れんちゆうぎょず)
芙蓉双鶏図(ふようしょうけいず)
の、レポートです。
・国宝 動植綵絵(伊藤若冲筆)
伊藤若冲は有名な画家で、作品数も多いのですが、この動植綵絵が唯一の国宝指定作になります。
この動植綵絵は、10年もの間に描いたシリーズで、全30幅あり、その中から今回の第4期では、4幅が展示されます。
最高の絵師が描く作品は、200年を経ても色鮮やかです。
では、1点ずつ見ていきましょう(^_^)/
老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)
諸魚図(しょぎょず)
蓮池遊魚図(れんちゆうぎょず)
蓮池の中を泳ぐ魚を描いた作品ですが、2つの視点を同時に描いています。
1つ目は、池の中の魚を、水中から真横に見ている視点。
もう一つは、蓮池を上から見ている視点。上から見ないと、蓮の丸い葉は見えませんからね。
蓮の葉の穴までリアルに描きつつ、視点は2つでアンリアル。
芙蓉双鶏図(ふようしょうけいず)
芙蓉の下に、ツガイの鶏🐔を描いています。こちらは、鶏のポーズがアンリアル。
以上です。
第一期で国宝 動植綵絵は8幅出展されていたので、その時のレポートを参考に紹介しときますね(^_^)/
30幅中未見なのは、あと5幅。
どっかで(三の丸尚蔵館なら嬉しい☺)まとめて展示してくれないかなぁ~
次回は、国宝 唐獅子図屏風🦁です(^_^)/~~