前回レポ
、四天王寺「新春名宝展
」の続きです(^_^)
・国宝 懸守より
「松喰鶴文」(〜1/17)
「懸守」とは、昔の人が首から懸けていたアクセサリー(御守り)と考えられています。
"懸守"は、昔の女性や子供向けのアクセサリー(御守り)"で、リングに紐を通し首から懸けていた、と考えられています。
聖徳太子も7歳まで付けていたとされています。
珍しい美術工芸品で、国宝ではこの四天王寺の1件(7点)と、熊野速玉大社の国宝 古神宝類に1点だけが、指定されています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240109/22/osapon-ok/00/08/j/o1080090015387647114.jpg?caw=800)
形は扁平な俵型をしています。
ヒノキの素地に、紺か緑の錦が貼り付けられ、その上に透かし彫りした"松喰い鶴"の金具があしらわれています。紺色ベースの錦ですが、経年によりすっかり剥げかけています(^_^;)
"松喰い鶴"は松の折枝を咥えた"鶴"で、吉祥の文様です。
しました。
その仏龕を3Dプリンタで出力したものをベースに、復元模造したものも展示されています。
仏像の大きさは3cmほど。それを分解せずに再現させる現代技術スゲー(^o^;)
懸守「松喰鶴文」は1/17まで展示されてますので、ぜひ現物を見に行って下さい。
また、1/18~は「桜透丸文」に展示替えされます。
さらに、続きます(^_^)/~~