へ行ってきました(^_^)/
今回は、本館 のレポートです。東洋館 も含めて、全部で3回ブログにアップする予定です。
今回のブログでは、本館 の展示を紹介します。
そして、次のブログでは東洋館 へ。
その次に、もう一回本館 へ戻ります。
では、本館 のレポート始めます(^_^)/
現在、本館 では、
・国宝 興福寺鎮壇具
・国宝 十六羅漢像より 第三尊者(〜2/13)
・国宝 金銅能作生塔(〜3/13)
・国宝 線刻蔵王権現像
の6件と、
・国宝 医心方(〜3/21)
が1件の、計7件が展示されています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220213/18/osapon-ok/f1/d9/j/o1080081015074619257.jpg?caw=800)
1階の12室
・国宝 古神宝類より
私のブログでは毎度おなじみの、熊野速玉大社の国宝 古神宝類からの展示です。
展示が前回訪問時と同じだったので、そちらのレポート
をご覧ください。
その奥の13室
・国宝 太刀 古備前正恒(〜5/8)
だから、どっちの「太刀 銘 正恒」を見たのか?ハッキリさせておく必要があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220214/00/osapon-ok/6b/ee/j/o1080056215074801676.jpg?caw=800)
刃文は、一見、"直刃(すぐは)"。そこに小さく"丁子(ちょうじ)"が入っています。キャプションにある「小乱れに小丁子を交えた直刃調」は、このことです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220214/00/osapon-ok/0a/fa/j/o1080081015074801680.jpg?caw=800)
こちらは、東博にに寄託されているようです。
もう1つの「太刀 銘 正恒(まさつね)」は、京博に寄託されていて、そっちは目釘孔1つです。(「京のかたな」で拝見しました)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220214/00/osapon-ok/00/44/j/o0810108015074808761.jpg?caw=800)
それでは階段を登って、2階の1室 にあるのが、
・国宝 興福寺鎮壇具
こちらは、東博の常設では常連なので、レポートは割愛します。
東京国立博物館所有の国宝。平安時代(11世紀)の作。
「十六羅漢」は、16人の阿羅漢(あらかん)。修行を終えた仏弟子を指すそうです。
この国宝 十六羅漢像では、その羅漢さん達の日常が描かれている、と云われています。
"裏彩色(うらざいしき)"です。
絵の表側だけでなく、裏にも絵の具が塗ってあるんです。
そうすることで、表の絵を鮮やかに見えるようにしたりして、トーンを変化させるそうですよ(^_^)
裏の絵の具が明るい色なら鮮やかに、暗い色なら落ち着いて見えるそうです。
"裏彩色"を、直接 目で確認することはできませんが、修理などで裏打紙を剥がした際に発見されるようです。
ブログアップが遅くて、展示が終了してしまいました(>o<)/スミマセン
では、隣の3室 へ向かいましょう。
入ってすぐ左手にあるのが、
・国宝 金銅能作生塔(〜3/13)
(^_^;)
"こんどう のうさしょうとう"と読みます。
"能作生珠(のうさしょうじゅ)"という、宝珠を入れるための器(うつわ)です。
"能作生珠"は、"能作宝珠"ともいわれる宝珠のことで、お坊さんが一生に一回しか作ることのできない「願いが叶う」"珠"です。(ドラゴンボール、ミタイ)
野球のボール位の大きさで、漆と香木を削ったもの、そして"念"を込めて、コネコネ作ります。
彫金も見事です。唐草文の間を埋めるように、みっちりと"魚々子(ななこ)"が打ってあります。"魚々子"は、小さい点々。魚の卵のようなので、そう呼びます。
3室 には、
・国宝 線刻蔵王権現像
も、展示されていますが、これもいつもの展示なので割愛。
そして、本館では、特集展示として
が、開催中。
・国宝 医心方(〜3/21)
が展示されています。
これが、私の東博訪問の本命(^o^)
なので、
別にブログにアップしますね(^o^)
次は、本館を出て、東洋館へ向かいます(^_^)/~~