前回のブログ から、間が開いてしまいました……
自分なりの分析…と云うより、"こだわり"があって、調べものに時間がかかったのと、マンガ
に、ハマってまして(^_^;)
ブログに時間がかけられませんでした……
さて、気を取り直して(^o^)
九州国立博物館 の続きです。
でしたが、それ以外にも国宝が展示されるのを狙って訪問していたので、それらも紹介していきますね~
・国宝 栄花物語17帖のうち
第二十三巻
・国宝 刀 無銘 則房
の2件です。
・国宝 栄花物語17帖のうち
第二十三巻
全17帖あり、冊子本です。
そのうち大判のもの(縦30cmほど)が10帖(巻1〜20)、小型のもの(縦16cmほど)のものが7帖(巻21〜40)あります。
今回展示のものは、小型のものになります。
国宝 栄花物語は、10+7=17帖あることがわかりましたが、展示されている作品は第何帖なんでしょうか?
分析していきましょう\(^o^)/
まずは、キャプションに注目。
次に、栄花物語の巻23は何のお話しかを調べると「 駒競(こまくらべ)」の段だということがわかりました。
次に、この"巻23「 駒競(こまくらべ)」"が、どの帖に含まれているのか調べます。
この帖の冒頭部分の画像
を見て下さい。巻21〜24の段が含まれていますね。
「巻廿三 駒競」も含まれています。
先に書いたように、巻20までは、大判の帖、巻21以降は小型の帖です。
大判の帖は1〜10帖、小型の帖は11〜17帖。
これらの事から、この帖は「第十一帖」だと特定されます。
つまり、↓の写真は、第十一帖の巻23「 駒競(こまくらべ)」の段のページを開いていることが判明しました(^o^)
外形的な事はこのくらいにして、内容を見ていきましょう。
この"栄花物語"は、藤原道長の時代を中心に書かれた歴史書で、女性が書いたものと考えられています。
「この塔は、法華経の"見宝塔品"に書かれている、"地面から湧き出てきた塔"のように輝いて見えた」みたいな感じかな(^_^;)?
2/20までの展示予定です。
・国宝 刀 無銘 則房
国宝 宮地嶽古墳出土品は、復元模造の金銅装頭椎大刀はそのままですが、それ以外は展示替えされていました。
展示替えされていたものだけ紹介しますね。
・国宝 宮地嶽古墳出土品より
金銅装頭椎大刀(かぶつちのたち)の柄頭(つかがしら)
鎺(はばき)
金銅透彫冠残欠 一括
金銅透彫冠残欠 一括