名古屋の熱田神宮
へ行ってきました(^_^)/
さて、こちらが草薙館 の入口。
10/3にオープンしたばかりの、熱田神宮の刀剣専門の展示施設です。
正式には「剣の宝庫 草薙館 」というそうです。
現在、開館記念特別名刀展を、10/25まで開催中。
こちらに、国宝 短刀 来国俊が展示されているとあって、訪問した次第です。
では、入って見ましょう(^_^)/
コレ、いる?
残念ながら、内部の写真撮影は禁止です。
開館初日は、長蛇の列ができたと聞いていたので構えて行ったのですが、まぁ丁度良い入り具合でした。
内部は、神社の施設らしからぬオシャレな美術館風です。
ワンフロアの展示施設ですが、10個の独立展示ケースが整然と並んでいて、そこに、国宝 短刀 来国俊はありました。
では、レポートします。
・国宝 短刀 来国俊/正和五年十一月日
鎌倉時代(1316年)の作。
普段は、東京国立博物館に寄託されているのですが、草薙館開館にあたり、里帰りしてきました。
刃渡り25.1cmの短刀です。鎺(はばき)付きで展示されていました。
刃文は、真っ直ぐで乱れの無い直刃(すぐは)。茎(なかご)には、"来国俊(らいくにとし)"と銘が切られています。
目釘孔は2つ。
細い樋(ひ)と、素剣が彫られています。これは表裏同様に両面に彫られています。
デザイン的にうるさくなりそうですが、キレイにまとまっています。
(独立展示ケースなので、裏からも見ることができます)
国宝は、この1件のみ。
さて、この草薙館のウリは巨大な「真柄大太刀」。
220cmを超える長身の「太郎太刀」と、その兄弟太刀で166cmを誇る「次郎太刀」です。
その太郎次郎ですが、レプリカの拵えを持ってみる体験型の施設があります。
上段に構えるとかは、まずできません!ひっくり返っちゃう(^_^;)
姉川の戦いでは、これを馬上で振り回していたそうですよ〜
再び戦の命を受けたヤマトタケルは、別れを悲しむ宮簀媛命に「この剣を私だと思って」と、草薙の剣を託し出立します。
ところが、草薙の剣を持たずに出た戦いで、ヤマトタケルは命を落とすことになりました。
宮簀媛命は草薙の剣を、この熱田の地にお祀りしたのが、熱田神宮 の始まりだそうです。
この後は、岐阜市歴史博物館へと向かいました(^_^)/