こちらの奥に安置されているのが、
・国宝 僧形八幡神坐像
です。
では、レポートします。
鎌倉時代の木像で、快慶作です。
元は東大寺の境内の東端にある手向山八幡宮の御神体でしたが、明治の廃仏毀釈のおり、東大寺の勧進所に移されたようです。
大抵の神像は、仏像と違って簡単な造形で、置き物的なイメージですが、こちらは神像には珍しく、非常に写実的です。
等身大であることも相まって、本物の人のように見えます(^o^)
彩色も良く残っており、鎌倉時代の作とは思えません(^o^)
蓮台に座し、光背があるのも珍しいですね。
見応えのあるお像でした(^o^)/
堂内撮影禁止ですが、重文の五劫思惟阿弥陀如来坐像(ごこうしゆいあみだにょらいざぞう)です。
いわゆる"アフロ仏"ですね(^o^)
仏さまの髪の毛"ら髪"ってお団子を並べたみたいですよね。こちらの如来さまは、長い年月、衆生の事を考えていたので、髪の毛がのびて、モコモコアフロヘアーになっちゃいました(^_^;)
例年ですと、公慶堂で重文の公慶上人坐像も同時に公開されるのですが、お堂の工事のため今年はありませんでした。
当日の朝も神事が行われていたのですが、私は午後から特別開扉だけを見に行きました(^_^;)
来年は、転害会からちゃんと見てみようかな~(^-^)