痛いことがないように過ごす1日

最近大きい組のYはTのことが怖くて怖くて仕方がない

この日は朝の会の時に私の膝の上で

Y「Tが怖いから嫌なの～！」

何で怖いの？

Y「叩いて痛いことしてくる！」私「Yだってたたくじゃん！」

Y「だってYには理由があるから！」

私「Tだって理由があるって言ってたよ（以前の朝の会の時）」

Y「痛いことしてこなければいい～！」

私「じゃあ痛いことがないように過ごすのはどう？」

みんなこの話にのってきた

みんなであーだこーだ言って今日の1日は痛いことがないように過ごすことに決定した

朝の会が終わると私は忙しかった

「タンスの上は落ちたら痛くなるので登ってはいけません！」

「棒は人にあたったら痛くなるので持ってはいけません！」

「走ったら人にぶつかって痛くなるので走ってはいけません！」

「人にあたったら痛くなるので物を投げてはいけません！」

「たたかいごっこは当たったら痛くなるのでやってはいけません！」

「けんかは痛くなるのでしてはいけません！」

とさっき話し合ったことを実行させることに忙しかった

大きい組の男子たち「今日はなんてうるさい！」

と言いながらK「下に物が落ちてるよ！踏んだら痛いことになるね～！」

とわざわざ教えに来てくれたりする

子ども達「あ～つまらない」「何していいか分かない」「うるさい」

と言いながら　少し時間がたつと・・・

静かに遊びだした

子どもたちは大人が制限すればそのようにしてくれます

枠を与えればその枠の中で自分のしたいことを生み出して何とか生活します

子どもたちはとても柔軟です

この日は大人のKちゃんの提案で魚を食べたい！という日だったので

お昼は囲炉裏小屋で鯛とあゆを焼いて美味しくいただきました

骨があると食べない！と言っていた子も

一口食べると…おいしい！とパクパク食べていました

そして帰りの時に・・・

「今日は痛いことがなくて良かったね～！明日もこれする？」

と聞くと痛いことが嫌だったYでさえ

「痛くなかったけど　おもしろくないから嫌！！」

みんな一致で今日のお試しルール生活はおもしろくないから今日限りでなくなりました

大人の振り返りでも・・・

今日の1日は子どもたちを監視しなきゃいけないから忙しいし疲れる

でも部屋の中はいつもよりきれいだから片付けはしやすい…

でもやっぱり見ていておもしろくないね…となった

子どもも大人もおもしろい生活がいいに決まっている

chie

🌲森のようちえんお山歩隊

　〜園の保護者から聞く説明会〜　　　　　　　《令和7年入園にむけて》　

森のようちえんは自然の中で子ども一人一人の自然な育ちを大事にしながら、大人が与えすぎず、ゆったり見守り、よりよく成長したいとする子ども自身の力を信じて待つ保育を大切にしています

日時：令和6年8月24(土)

時間：10:00〜11:30

場所：ふらっと仏生山

（〒761-8078 香川県高松市仏生山町甲218番地1）

対象：3〜5歳

森のようちえんってどんなところなの？どんな場所なの？費用、送迎など色々な疑問に園の保護者も交えてお話ができる説明会です

当日はお子様とお越し頂いて大丈夫です、お申し込みお待ちしております

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※ようちえんにて体験会も随時開催しております。7月は4日(木)、9日(火)です。予定日以外でも体験可能ですので是非何度でもお越しください