ウインブルドンTV観戦
6月3日(23時00)
今日も、マドリードは40℃近い猛暑日なので、外には出ず、ウインブルドンの決勝を自宅でTV観戦することにしました。
ローランガロスの優勝に次いで、又してもラファエル・ナダルが決勝進出で、スペインは熱々です。
それにしても、どうしてスペインはここまで世界的なスポーツに強いのでしょうか。
サッカーはいうに及ばず、F-1やオートバイのグランプリ、テニス、自転車のロードレース、先週のゴルフのヨーロッパツアーでも、プレイオフにもつれ込む大接戦でしたが、残ったのは二人ともスペイン人です。
一人は世界的に知られるセルヒオ・ガルシア、相手は若手のホープで、テレビ観戦していた連中も、どちらを応援していいのやら戸惑っていました。
日本人としては、一度でいいですから、こんな戸惑いを感じてみたいですが、当分は無理なようですね。
今年のジョコビッチとの対戦成績は4戦全敗、その負けっぷりからしても、今回はちょっと無理だな、とは感じていたものの、第三セットで勢いを取り戻し、このまま突っ走って逆転できるかと期待しましたが、矢張りだめでした。
午後3時からの決勝戦に先立ち、といってもスペインのTVではなく、日本の国際衛星放送(JSTV)ですが、「NHKのど自慢」が始まりました。
国際衛星放送はNHKの番組を主に、フジTVや日テレといった民放の番組も同じチャンネルで放映されます。
ニュースはリアルタイムですが、後の番組は時差調整がありますので、少々遅れます。
「のど自慢」それほど興味はありませんが、チャンネルの選択肢がないので、自宅にいる時はだいたい観ています。
内容はみなさんもご存知の通りですが、いつも不思議に思っていることは、誰が歌の審査をしているのでしょうか?
鐘を鳴らす担当者が適当に・・・ということは考えられませんし、特別賞やら今週のチャンピオンなども決めるわけですから、公正な審査員がいなければおかしいですよね。
このあたりの事情に詳しい方は、ぜひ教えてください。どうも気になります。
今日の「ちょっと言わせて」
「レアアース鉱床太平洋の深海で発見」
世界の陸地に埋蔵されるレアアース(1億1千万トン)の、何と800倍もの希少金属を豊富に含む鉱床が、太平洋の水深3500mー6000mの海底に眠っていると言う凄いニュースが報じられました。
地図からすると、ハワイとタヒチ一帯に広がっているようです。
発見したのは東京大工学系研究所のチームということですが、実際に彼らが掘削して探し当てたと言うものではなく、日本やアメリカが参加している「国際深海掘削計画」という機関が、2000以上に及ぶ、世界各地の海底堆積物試料を分析した結果、判明したそうです。
4日のネイチャー・ジオサイエンスの電子版に発表されるようで、このことにより、中国に供給を依存している現況や、将来の枯渇に向けての資源確保と言う大きな意味があります。
中国政府は、尖閣諸島沖での漁船衝突事件を口実に、事実上、レアアースの日本への輸出制限をしました。
危機的状況になると本領を発揮する日本の優れた技術は、瞬く間にイノベーションを行い、レアアースに頼らない製品の開発や、代替のもので目的が達せられる道筋を付けました。
まさに、「災い転じて福」となした訳ですが、これらに加えての新発見ですから、中国も穏やかならぬ心境でしょう。天に唾するものは、必ずそのしっぺ返しを受けます。
今日は久しぶりにスカッとしました。
クリントン国務長官稲妻訪問
7月2日(23時00)
今日 「3ヶ国日帰り旅行」に関し、お二人からコメントを頂きました。
ジブラルタルは食べ物が美味しく、名前は失念しましたが良いレストランも・・・という意味のことを書きましたが、パンフレットを下さったご本人から、紛失されたのならばと、わざわざデータを送ってくださいました。
画像をアップします。
もうお一人は、1987年頃だった、とおっしゃっているので、20年以上も前の話になりますが、国際都市タンジールに私と一緒に行ったという方です。
こんなことが書かれていました。
「・・・タリファ - タンジールには87年頃、船で渡ったことを思い出しています。パスポートを小さな船の船長と思しき人に取り上げられ、段ボール箱に入れられてしまいましたが、船に戻ってきたときには、ちゃんとあったことが嘘みたいでした。・・・」
全く失念していましたが、そういわれてみると、どこかに記憶があります。確か私のパスポートはすんなり返してくれた気がしますが、その方のだけ、そうされたように思います。
もちろん、この不思議な出来事は20年以上も前のお話で、全てが大らかだったのでしょう。今ではとても考えられません。
・クリントン長官の訪西
24時間という、慌しい滞在でしたが、その間、国王表敬、サパテロ首相、ヒメネス外務大臣らと会談しましたが、矢張り、これといった議題はなく、現在進行形のサパテロ首相の経済政策や金融再編成等に対するお世辞と、NATOの一員としての中近東におけるスペイン軍の活動への謝辞、先月末、アフガニスタンで戦死した二人の兵士への弔辞があった程度です。
ハンガリー、リトアニア訪問の帰途に立ち寄ったようですが、スペインへは公式ではなく、プライベートな訪問で、外務大臣からの夕食の招待も断り、静養に務めたといいます。
まさか、とは思いますが、今、マドリード市内で繰り広げられている、ヨーロッパ最大規模の「GAY」の集会の様子を覗くのが目的だったりして・・・。
ただ、さすがにアメリカの国務長官です。
慌しい滞在の中でも、次期総選挙では、政権復帰が確実視される、野党第一党「PP」(国民党)のマリアノ・ラホイ党首もきっちりと押さえていることです。
外交に長けるアメリカのこと、現政権とは形だけ、意外と、ラホイ党首との会談が狙い目だったのかも知れません。
ブログの写真
7月1日(23時00)
今日、このブログで画像挿入を手伝ってくれている知人に、女の子が誕生しました。
夏希(なつき)と命名したそうです。おめでとうございます。
昨日アップした「国際都市タンジール」に、画像が付かないので、もしかして・・・と想像はしていました。
7月5日が予定日だったので、2日遅れの7日なら日本なら「七夕祭り」、スペインでは、あのヘミングウエーも愛したパンプロナの「牛追い祭り」なので、覚えやすくていいね、とメールで話したばかりでした。
4日なら、アメリカ合衆国の独立記念日なので、これまた覚えやすくて良いのですが、私はそんなの全く関係ない、と意志の強さを見せて生まれてきたようで、女性ながら頼もしい限りです。丈夫に育って欲しいと願っています。
何の脈略もありませんが、頼もしい女性といえば、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官、2日(明日)に来西し、午前11時にサパテロ首相と会見するので、良かったらこないか、という案内状が、首相官邸の報道官から急にメールで送られてきました。
興味はあるのですが、残念ながら先約があり断念です。
そんなことより、アメリカは独立記念式典やら、新国防長官の就任、財務長官の辞任検討など、バタバタしているこの時期、クリントン長官はスペインに何の目的で来るのでしょうか。
恐らくは、今週、アフガニスタンで戦死した2人のスペイン兵士の弔問かと思います。
それ以外、今の両国の関係にさほど大きな問題があるようには思いません。
ということで、しばらくは画像無しの記事をアップします。
彼女の産休があけ、復帰したら補足してもらいますので、バックナンバーでご覧ください。