【本日の一枚】チングルマの原 | Photo Life in Toyama

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富山の写真家 林治のブログです

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さて、今日の本日の一枚は「チングルマの原」です。

 

 

皆さん、チングルマという植物をご存知でしょうか。

山に登られる方は、もちろんご存知の方が多いと思います。

 

しかし、登山などしないよ、という方はあまり馴染みがないと思います。

そこで、今日はチングルマについて少し書いてみたいと思います。

 

 

【Wikipediaより】

 

チングルマ(珍車・稚児車、学名: Sieversia pentapetala)とはバラ科チングルマ属(Sieversia)またはダイコンソウ属(Geum)の落葉小低木の高山植物である。

ダイコンソウ属に分類するかチングルマ属に分類する説もあり、確定していない。別名、イワグルマ、チョウカイチングルマ。

 

東日本(北海道~中部地方以北)、樺太、アリューシャン列島、カムチャツカ半島に分布する。高山の雪渓周辺の多湿地に生える。高さは10cm程度。枝は地面を這い、群落を作る。葉は羽状複葉。花期は6から8月。花茎の先に3cmほどの白い五弁花を1つ咲かせ、多数の黄色い雌しべと雄しべがある。花後、花柱は伸びて放射状に広がる。果実は痩果。秋には紅葉し、ふつう赤色、しばしば橙色から黄色に色づく。和名のチングルマは、この実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことから稚児車(ちごくるま)から転じて付けられた。

大雪山旭岳周辺の登山道沿いに数百mも続く大群落が有名である。タテヤマチングルマは薄いピングがかっている。田中澄江が『花の百名山』の著書で、黒部五郎岳を代表する高山植物のひとつとして紹介した。また『新・花の百名山』で、鹿島槍ヶ岳を代表する高山植物として、シナノキンバイ、オヤマノエンドウ、タカネミミナグサと共に紹介した。

富山県には「ちんぐるま」という名の和菓子がある。

 

 

チングルマは高さ10cm程度の木で、6月から8月に高山で2〜3cmの白い花(中心が黄色)を咲かせます。

これもこれで綺麗なのですが、花が落ちたあと、風車のような独特な穂をつけます。これが一番有名です。

また、秋になれば赤く紅葉します。

 

そして、チングルマの花や穂は最もポピュラーな高山植物のひとつなので、登山をされる人にとってはとても山を感じる植物でもあります。

私自身も、この写真を見るとなんだか無性に山へ行きたくなる、という条件反射を生じさせるような花です。

 

そんな雰囲気を少しでも感じていただければ、という思いで投稿します。

 

FUJIFILM GFX 100S + GF 32-64mm F4 R LM WR

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

夏ももうすぐですね。

こんな景色を楽しみに、もう少し頑張りましょう!