後援会の皆さま、保護者の皆さま、ご無沙汰しております。
現役の皆さま、日々のモーションお疲れさまです。
R7の髙塚紗弥菜です。今は女子コーチに身を置いており、ブログを書く機会をいただきました。
まずはブログ大臣からのテーマ、「自身が現役だった頃と、コーチとして携わる現在の部の違い」について書こうと思います。
まず思いついたのは、当たり前なモーションが増えていることです。
私たちの頃は、コロナ禍で減ったモーション数を段階的に戻している最中で、風化していた2ndに体幹やストレッチが入り、長期休暇には2ndウェイトが復活し、金朝も増え……と、少しずつ以前のボリュームを取り戻していたので、2ndも試合期の金朝も「増えたもの」という認識でした。それが今では当たり前に2ndにウェイトをしに出ていくので本当にすごいです。強くなるよ〜。
他にも、部の当たり前の基準が少しずつ上がっているのを感じます。
ブログの毎日投稿も私たちの代では達成できなかったことです。ひとえにブログ大臣と現役の努力の積み重ねだと思います。粗相大臣とブログ大臣は、ヌルッと任されるわりに部の風紀に大きく関わる役職だなと思います。
自分の考えがどう変わったかで考えると、精神的な余裕がある分、共感できる範囲が広くなった気がします。
今年度の阪大漕艇部の目標は、対校のA決勝進出です。それに向かって部のすべてを結集させるのが、あるべき姿です。ただ、全員がその方向にせーので常に向かえるほどチームビルディングというのは単純ではなくて、それをコントロールするのは難しいことです。よっぽど健康的で理想的な組織でない限り、そこから気持ちが溢れてしまう人はいて、それが当たり前だと思います。
現役の頃は、「そんなん言うても頑張るしかないやん」という考え方でした。
でも今は、「わかるよしんどいよね〜。でも大丈夫な時が、やって良かったと思う時がくるよ〜」という気持ちになっています。
阪大漕艇部は、そういう人を切り捨てる組織ではなく、もう一度一緒に目標へと歩み出す懐のある組織だと思っています。
悩んだときは、その悩みを経験したことがありそうな人に声をかけてみてください。同じような立場だった人は、きっと同じような悩みと向き合ってきています。現役でも良いですし、現役の力に少しでもなれるなら、OGやOBにとっても嬉しい限りだと思います。
あとは部の変化とは少し違いますが、部を取り巻く大学ボートの勢力図もかなり変わっていて面白いですね。
コロナ禍で落ちた勢いを取り戻すように、各大学の対校艇がビッグボートへ移っていくのは、ローイング経験者としてとても嬉しいです。やっぱりエイトはかっこいい。大会パンフレットを眺めても知らない名前がどんどん増えていて、一世代変わったんだなと感じます。
そんな中、東北大の同期が今年の全日本でメダルを獲得していまして、中継で見ていただけの私ですがとても生きる勇気をもらいました。(これが書きたかっただけです。本当にめちゃくちゃ嬉しかったです。)
久々のブログで調子に乗って長々と話してしまっているのですが、最後にインカレへ向けてということで。
小松さんも引用している歩のブログは、個人的に五本の指に入る名ブログです。ぜひ読んでください。メンタリティについては、あのブログ以上のことを私の言葉で書ける気がしないので、私は一つだけ、「こだわること」を強調します。
勝利に必要なことは何でしょうか。
艇速を上げること。それに尽きます。
そのためにはパワーと技術が必要で、そのためにはエルゴ値、増量、ウェイト、ユニフォミティ、漕いだ距離、上手い人を真似ること、休息や栄養など、いろいろな要素があります。
もっと具体的に言えば、1日〇〇kcal以上食べる、前回のウェイトより1.25kgでも重く挙げる、似たパフォーマンスの人と一緒にモーションをする、転回を速くする、体幹を+αでやる などなど、、
レースでは勝負勘や度胸も必要で、それなら淀川で積極的に並べを仕掛けたり、レース展開を分析したりすることも勝つための行動につながります。
全部やるのが理想ですし、強い人は全部やっていると思います。でも、インカレまでの短い期間で、そのすべてを完璧にやり切ることは難しい。
だからこそ、正しくこだわることです。
これができない人は駄目だと人に求めたり、一つのことに固執したりするのではなく、これは自分との約束だからやり切ると決めること。
純粋なこだわりは、他者からの尊敬にも、自分への自信にもつながります。
誰かのモチベーションになるような練習や行動をしてください。そして、自分がリスペクトできる誰かのこだわりを見つけて、力をもらってください。
レースで競ったとき、あと一本、もう一本と踏めるのは、自分が積み重ねてきた練習が体を動かすからです。そして、同じクルーの仲間も今この瞬間、同じように必死に踏んでいると信じて疑わないからです。
悔いのないインカレを迎えられるよう、阪大漕艇部一同、頑張っていきましょう。

出張先にボールペンしかなくて泣く泣くパワポです。クソコラ女子おくとぷる。すみません。