3月のシーズンINに向けてベイトリールの簡易メンテナンスを始めました。
去年はサボったので2年ぶりの作業。
久々なんで組み立てた後に部品を余らせないよう注意したいと思います( ̄▽ ̄)
そうそう、我流メンテですので参考にされる際は自己責任でお願いしますね。
ワタシはグリスを使わずオイル(グリッチオイル)のみ使用しています。
グリッチオイルの使い分けはこんなカンジ。
スプールベアリング パッシブ(粘度15)
ハンドルノブベアリング ロサ(粘度60)
上記以外のベアリング ロサ(粘度60)+エボ500(粘度500)
ウォームギヤ、樹脂製のギヤ エボ500(粘度500)
ピニオンギヤ、メインギヤ、 エボ2000(粘度2000)
ま、この辺りはお好みでどうぞ。
前置きが長くなりましたが、本日メンテするのは20タトゥーラ SV TW。
手持ちのリールで唯一のダイワ機です。
まずはマグブレーキ側のプレート、スプールを外します。
マグプレート側にはスプールベアリングがありますので、台形のベアリングリングを外します。
このリングは飛びやすいので要注意です。
ベアリングを外します。
ちなみに、ベアリングは匠ベアリングの加藤式に交換しています。
お次はハンドルを外します。
こんなふうに部品は外した順に並べていくのがコツです。
ハンドルノブもバラします。
ベアリングをパーツクリーナーに浸して内部を洗浄します。
パーツクリーナーはプラスチックにも使えるタイプがオススメ。
パーツクリーナーから取り出したらよく乾燥させ注油。
ノブのシャフトにもオイルを塗布します。
逆の手順で組み立ててハンドルノブは完了です。
お次はハンドル側のプレート。
○印のビスを3か所外します。
シマノ、アブガルシアはプラスのビスなんですが、なぜかタトゥーラのはマイナスなんですよねー。
ダイワさん、回しづらいんでプラスのネジになりません?
ハンドル側のプレート、ご開帳♪
若干ドライ気味ですが、釣行回数が少ないせいかキレイなもんです。
工場の地図記号みたいなピニオンリングという部品を外すとスプールベアリングが取り外せるんですが、今回は外さず注油のみにしました。
外すのがメンドクサカッタ…( ̄▽ ̄)
ローラーベアリングはエボ500をぬりぬり。
ローラーベアリングの隣にもボールベアリングがありました。
コチラも洗浄&注油。
メインギヤ周り&ピニオンギヤ周り。
メインギヤは洗浄せずに注油のみ行いました。
ドライブシャフト(黄色)、ウォームシャフト周りを外します。
ドライブシャフトの奥にあるベアリングは外さずに注油のみ行いました。
お次はウォームシャフト。
まずはフロントカバーを外した後…
Cリングを外します。
窪みに精密ドライバー(マイナス)を突っ込み、テコの原理で外します。
コイツも飛ばさないよう注意です。
反対側のCリングも外したら…
ウォームシャフト周りのパーツがバラせます。
ちなみに、ベアリング×2個は前回のメンテでカラーから変更しています。
ウォームシャフトとベアリングは洗浄&注油。
ウォームシャフト周りは汚れが酷いので念入りに清掃します。
逆の手順で組み立てたらエボ500をぬりぬり。
ピニオンギヤ周りのパーツも洗浄&注油。
メインギヤ、ピニオンギヤはアイシャドウブラシを使ってエボ2000をぬりぬり。
これでハンドル側のプレートは完了。
最後にハンドルを取り付けます。
2枚1組のワッシャーは()となるように取り付けます。
バラした時なぜか逆になってました( ̄▽ ̄)
…で、簡易メンテ完了♪
巻き感が良くなったような変わらないような…(笑)
不感症のワタシには良く分かりませんが、せっかく長々と記事にしたんで良くなったということにしておきましょう( ̄▽ ̄)