特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」@中之島香雪美術館 | 気が向いたときだけの大阪日記

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タイトルのまんま、気が向いたときだけの不定期大阪日記です(笑)

 

▲下左:北斎の画室模型寄り(北斎と娘・お栄) 下右:広重の遺品

 

 

 

中之島香雪美術館へ初潜入。

 

江戸東京博物館所蔵の葛飾北斎「冨嶽三十六景」や歌川広重(=安藤広重)「東海道五拾三次之内」(いわゆる「東海道五十三次」)を中心とする、お江戸な浮世絵が観られる展覧会である。

 

浮世絵好きにはたまらんわ(爆恥)

 

じつは江戸東京博物館が大規模改修工事で2025年度中まで休館中であり、そのために実現した「江戸東京博物館浮世絵コレクション展」といえなくもない(笑)

 

展覧会前期(4/13-5/16)と後期(5/8-26)両方行くとその全てが観られたのだが、ザッバ~ンな「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が展示されていた前期は残念ながらパス。

 

それにしても混んでた(@_@) 

 

開館5分前に着くと、すで40人ほどの行列が。京都を除けば、関西の展覧会であんなに行列していたのは初めてだった。小さな美術館ということもあって中もけっこうな混みようで、大阪では近年まれな盛り上がりを見せていた。

 

展示はすばらしいとしかいいようがない。保存状態のよい色彩鮮やかな浮世絵がずらりと並ぶ。

 

「冨嶽三十六景」はバラでは目にすることも多いが、後期展示分なので全体の半分とはいえ、これだけずらりと並ぶ迫力はすごい。富士山を様々な方角から見て、それを様々な構図で描いた絵はどれも見事である。

 

「東海道五拾三次之内」は、むか~し東海道五十三次かるた(だったと思う(^^;))を持っていたので、メジャーどころの箱根・蒲原・岡崎・庄野・京はもちろん、その他もけっこう見覚えのある絵があった。

 

あと昭和な人間にとっては、永谷園のお茶漬けに入っていたカードを思い出してしまう広重の東海道五十三次なのだった(爆)

 

その他、広重の忠臣蔵や名所江戸百景、北斎漫画など、江戸情緒にどっぷり浸からせていただきました。ありがとうございます>江戸東京博物館さま

 

そして会場を出ると行列はざっと100人。入場規制かかっていたΣ( ̄ロ ̄lll)