ホースセラピーと医療通訳 | 医療に特化した通訳・翻訳をネイティブ講師が教えます!

ご覧いただきありがとうございます音譜

 

アカデミーの生徒さんが、興味深い動画を紹介してくれました。

 

ホースセラピー Peyoのお見舞い 

 

フランスの馬のお話です。

病院や高齢者施設を訪ねて、病気の人とコミュニケーションをとってくれるそうです。

そうすると、患者さんはおだやかな、前向きな表情になるのだそう。

 

この馬Peyo(ピヨって呼ばれてたような…)はどの病室に入るか、自分で決めるそうです。

その時自分を一番必要としている人がわかるのだそうです。

 

動物の第6感…

 

不思議ですね。畏怖に近いような気持ちも少し感じます。

 

 

この動画を見た別の生徒さんが、「医療通訳にも、第6感って必要ですね!」と言っていました。

 

患者さんの言葉にならないような気持ち… 不安や、悩み、迷いやおそれ。

 

それをすくいとって接することができるような通訳者であれば、きっと大きな信頼を得ることができますね。

 

機械翻訳にはできない部分でもあります。

 

いま、機械翻訳がどんどん精度を上げつつあり、通訳者はいなくても事足りるような流れなのかもしれませんが、

 

すぐれた通訳者はやはり、いつになっても求められるだろうと思います。

 

私たちが目指すのは、「機械にもできる通訳」ではなく、「人間にしかできない通訳」なのでしょうね。