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城郭模型製作工房

城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

安田講堂です。表面がだいぶできてきました!
裏面へも少しずつ入っていきます。

安田講堂の正面玄関は3階にあります。
今日の安田講堂の写真は2枚だけですが着々と進めています。

お城ネタが最近少ないので、次回は中断していた岡山城の解説。中の段を見ていきます。

それと先日、ツイッターの方で「あなたの一年後の推し」というハッシュタグをお題に呟きました。
ちょうど一年後、拙著が出版されることになっています。
テーマを今まで隠していましたが…

テーマは熊本城!!!

メインはこの1/150での大ジオラマです。明治期の姿を完全再現予定。

再現範囲はこの予定です。時間があれば長塀まで入れたいと思っています。
他にも震災関連の模型など、さまざまな角度から熊本城に模型で迫りたいと思っています。
全体像は本の中で、ということになりますが、製作進捗状況や過程はブログである程度公開しますのでこれからもお楽しみに!


安田講堂の製作を進めています。
初の現代建築ですので、積み重ねたノウハウがなく、試行錯誤です。
とはいえ、建築物であることに変わりはないので、だいぶ慣れてきました。

懸案の反り返った外壁もなんとか形にできました。

全体の意匠が統一されていますので、一工程ずつ手順を踏んで進めています。

まず、全ての窓枠に透明プラ板でガラスを表現。

切り離したあと窓を全部配置。

太い柱の芯を入れて

傾斜部分を取り付けて…

という具合です。

まずは時計塔のある正面部分を完成させます。



さて、初の作品集を自費製作して販売致しましたが、追加分もわずか3分で売り切れてしまいました。
お買い上げくださった皆様、改めて心よりお礼申し上げます。
ありがとうございますm(_ _)m

情報入力中に売り切れてしまった!というお声もあり、また、アクセス解析を見ますとご希望の方がたくさんおられるようで…

第2版を増刷します。今度はちょっとやそっとでは無くならない量を発注しましたので、また販売の際にはお知らせいたします。


しばらくお待ちくださいませ。

ちなみに、第1版と第2版の違いは、奥付部分にちょっと修正を入れました。図版、内容は全て同じです。



安田講堂の組み立てに入っています。


組み立てに入るまでが一仕事です。
どのようなパーツをどのように組み上げていけばその建物の形になるか、構想せねばなりません。

今回頭を悩ませたのは壁のタイルです。

タイル一枚は私のスマホより一回り小さいくらいです。
いろんな素材を考えましたが、結局…
全部彫り込んでいくことに…

0.5mm×0.25mmくらいです。

石垣よりは楽かもしれませんが、こちらはこちらで根気と集中力がいります。

柱と壁が噛み合っている上に角度がついているのでどのように表現するか今回は構想にかなり時間がかかりました。

どうにかなりそうで安心しました。

どんどん進めますよ〜!

先日販売いたしました初の作品集『城楼再観』はすぐに売り切れてしまいました。

その後お問い合わせもたくさんいただきました。


10部だけですが追加販売致します。これで全部です。

28日(日曜日)夜9時から販売します。


オンラインショップにて!!


一冊860円(送料込1000円)です。


予想以上の反響で、ツイッターでも感想を呟いてくださる方が何人もおられ、その言葉に力をいただきました。皆様の感想はできるだけリツイートしております。私のTwitterアカウントをご覧下さい!


今回で第1版第1刷は全てとなります。

迷っているうちに無くなったという声もお寄せいただいています。

オンラインショップのアクセス解析を見ると、こんな数では足りないのでは、という気がしています。

作る桁が違っていたかもしれません。


場合によっては第2刷か第2版を検討して、ご希望の方には手に入れていただけるようにしたいと思っています。







20日土曜の夜に販売を開始しました、初の作品集『城楼再観』は、22日の午前中までに、販売予定部数の約100部、完売となりました。

心よりあつく御礼申し上げます。

こんなに早く無くなるとは思いもよらず、手に入れたかった、という方ももっとおられたかもしれません。若干部数予備がありますので、また告知してから追加販売を行う予定です。

増刷の予定は今のところありませんが、ご希望が多いようでしたら検討したいと思います。

注文が殺到したので発送作業もてんてこ舞いでした。

感想などSNSを通して発信していただければ嬉しく思います。

そしてネットオークションで、幻のお城プラモを入手しました。
尾高産業のデラックス彦根城。メッキバージョンは見たことがありましたが、このようなストレートバージョンは初めて見ました。

平瓦のモールドまで入っているのが独特です。

1960年代のものだと思います。彦根城は実測図を参照しているのか、ちゃんと地面の高低まで再現してあります。
オダカのお城プラモは、ほかに松本城、熊本城、和歌山城、松山城があったようです。実は一時期熊本城、松本城、松山城は所有していたことがあったのですが、何を血迷ったか手放してしまいました。悔やんでいます。

過去10年のオークション履歴を見ても、数点しか出ていない、幻のプラモデルです。

何より、箱の完成見本写真以外で組み上がっているものの写真すら目にしたことがありません。

さて、本日、安田講堂のエッチングが出来てきました!図面と現状では違う部分が後から見つかったり、しかし、それもある程度規格化していったり、と設計に手間暇をかけて下さいました。どのようなパーツ割にするかも悩みました。
材料は全て揃いました!