岡山城本丸の模型です。
地形の芯がほぼ完了しました。
まずは台を製作。
約1メートル四方と巨大なため、念入りに台を組み立て枠を取り付けました。この作業に丸一日を要しました。
このくらいのサイズです。
細部は発掘調査のデータを重ねて微調整していきました。
宍粟櫓と旗櫓のある張り出しの曲輪内部は、発掘調査の結果、御城内絵図とは規模の違う建物跡が見つかりました。
細部は発掘調査のデータを重ねて微調整していきました。
カッターで削って石垣の斜面を造成していきます。
これは御城内絵図の書き起こし(黒線)と航空写真の書き起こし(赤線)です。
御城内絵図の精度の高さがよく分かります。
そして同時進行で豊臣大坂城の天守。
これは、とあるドラマで素材として使用されるということで急遽作っています。
見える部分しか作りません。
用途の関係上、版権のある既存の復元案は使えないため、完全オリジナルです。
図面引きから。
当初はこんな感じでしたが修正を加えました。
模型ならではの臨場感が出せればと思っています。
拡大するとさすがに苦しいです。細部の修正が大変そう…
撮影時の自然光マジックに期待します。